» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

リモートシェフ

リモートシェフBSフジ2021年4月11日から放送されている料理番組である。

もともとは2010年頃にアメリカ合衆国のテレビ番組向けに小山薫堂が企画を立てパイロット版も作成された企画であったが、お蔵入りになっていた。 しかし新型コロナウイルス感染症の世界的流行によりリモート会議やリモート飲み会が広まった機を受け、企画者である小山の冠番組である(小山薫堂 東京会議)第263回「TV番組を企画する」にて日本版の番組企画会議を実施。 日本のBSフジにて2回のパイロット版を制作、放送した[注釈 1]。 なお小山薫堂 東京会議ではパイロット版の反省会も放送している(第264回)[注釈 2]

本番組のコンセプトは「モニター越しに料理のコツと味を教え、誰が作っても変わらぬ一皿を作り出す伝える力のある料理人を発掘する番組」である。 この点において同じく小山薫堂 東京会議をルーツとするRED U-35コンペティションと大きく異る軸を持っている。 なお本番組開始後のRED U-35コンペティションでは本番組をフィードバックし、リモート調理が審査の一部として取り入れられた[1]。 またシェフ同士による直接対決であった「料理の鉄人」と異なり、「シェフにダメージが残らない戦い」として小山は本番組の方式を考案したという[1]。ただしパイロット版#2で敗北を喫した(森川裕之)によると「ダメージを受ける」とのことである[1]

2021年4月11日より毎週日曜日18:00からの1時間枠(隔週で新作を放送)での放送を開始。2022年10月3日より毎週月・火曜日18:00からの30分枠(隔週で新作を放送)に変更され、月曜日と火曜日で前・後編の2部構成に変更された。

当番組のエンドロールの最中に流れる音楽はジェス・グリンの「Ain't Got Far To Go」。

番組ルール

  • 調理場には調理を担当する「クッカー」が立ち、別室(リモートシェフルーム)にいる「リモートシェフ」は調理場に複数台設置されたカメラを通じてクッカーの状況を把握できる。
  • クッカーとリモートシェフは調理場および別室に設置されているスピーカーおよびマイクを通じて指示出しや質疑が可能。会話に関して制限はない。
  • 調理時間は原則として30分。30分以内に4人分の調理を済ませなければならない。ただし盛り付けは時間内に1人分できれば完成と見なされる。
    • 「ご飯を炊く」「湯を沸かす」は制限時間に含めない。
    • 調理時間を超過すると超過時間に応じて審査点から減点 (各審査員の採点から10秒あたり0.1点) される。
    • ただし#3は赤・青両陣営ともに制限時間超過となったが、どちらも機材トラブルが原因であったため減点なしとされた。
  • 1回1分間だけ、リモートシェフが直接手伝える「シェフタイム」を使える。時間のかかる作業や難しい作業をクッカーの代わりに行う、直接調理状態を確認するなど使い方は自由。ただしリモートシェフによる味見だけは禁止されている。
  • 審査基準は「レシピ」「教え方」「料理の完成度」で、3項目をそれぞれ10点満点で評価する。
  • 材料費は4人分で5000円以内。ただし水・塩・胡椒・油・白飯などの基本材料は含まない。また一般的なスーパーマーケットで入手可能な食材に限る。
  • 制限時間、材料費などのレギュレーションに収まっていれば、2品以上作っても良い。
    • 放送回によっては2品以上完成させることもあるが、2品以上の完成を目指しながら時間などの関係で1品諦めることなどもある。
  • 先攻・後攻は第2回までは赤先攻、第3回よりくじ引き。なお先攻・後攻ともにお互いの調理を見ることはできず、時間内に調理が終わったかどうかも知ることができない。

出演者

職業記載のない人物は、出演時点でフジテレビアナウンサー

コメンテーター・審査員
小山薫堂放送作家
MC
ナレーション

放送内容

パイロット版

パイロット版ではレギュラー放送版いくつかの異なる点がある。

  • 「クッカー」「リモートシェフ」といった呼称が正式に定まっていなかった。
  • パイロット版の両シェフは小山薫堂と小宮山雄飛それぞれの推薦シェフであったが、レギュラー放送版では推薦制度は無くなった。また第1回・第2回の結果を受けて勝ち抜き制も検討されたが、採用は見送られた。
  • パイロット第1回では「夏のスパイス料理」というテーマで両シェフがレシピを組み立てたが、反省会においてレシピの幅を制限してしまうという結論になりテーマ制は廃止された。
  • シェフタイムには次のような違いがあった。
    • レギュラー放送版ではリモートシェフによる味見は禁止事項とされたが、パイロット版では味見可能であった。ただし出演したシェフは1度も味見をしていない。
    • レギュラー放送版では「1回1分間だけ」となっているが、パイロット版では1分間を分割して使うことも可能であった。ただし分割して使ったのは第1回の米澤のみで、使い方も「最後に出てきて仕上げのライムを乗せる」というパフォーマンスのためであった。
  • パイロット版は審査員だけでなく、推薦人も出来上がった料理を食べられた。
  • 先攻・後攻はじゃんけんで決めた。
  • 材料費は1万円とされた。
  • パイロット第1回では各審査員の審査点を割り振った場合に同点になってしまう事態が起きてしまった[注釈 3]ため、パイロット第2回以降は同点にできないよう修正された。
  • パイロット版ではまだ赤コーナー、青コーナーと色分けされていなかった。本稿においては先に紹介されたシェフを赤コーナーとして記載する。
放送回 初回放送日 クッカー リモートシェフ 先攻 勝敗 審査員
赤コーナー 青コーナー
#1 2020年8月8日 宇賀なつみ (米澤文雄)
(小山薫堂 推薦)
(掛川哲司)
(小宮山雄飛 推薦)
辻芳樹 (上野広生) 松任谷正隆
#2 2020年8月29日 小宮山雄飛 米澤文雄
(小山薫堂 推薦)
森川裕之
(Remote Chef Committee推薦)
松任谷正隆 狐野扶実子 太田雄貴

レギュラー放送版

  • #24は90分スペシャルとして放送。ただし2021年年末スペシャルとは異なり通常放送回と同様にナンバリングされている。
    • 青コーナーの脇屋シェフのキャスティングは、赤コーナーの佐々木シェフからの指名によるもの。
  • #27-28は2回にわたる「親子対決」として企画され、両リモートシェフおよびクッカーが子(#27)と親(#28)でキャスティングされた。
  • #35-36は2回にわたるリベンジ対決として企画され、過去に出演して敗者となったリモートシェフがキャスティングされた。
放送回 初回放送日 クッカー リモートシェフ 先攻 勝敗 審査員
赤コーナー 青コーナー
#1 2021年4月11日 髙嶋政宏 米澤文雄 鳥羽周作 和田明日香 門上武司 小山薫堂
#2 2021年4月25日 遼河はるひ (薬師神陸) 脇屋友詞
#3 2021年5月9日 飯尾和樹 (入江瑛起) (後藤祐司) 田崎真也 狐野扶実子
#4 2021年5月23日 阿佐ヶ谷姉妹 (菊池美升) (奥野義幸)
#5 2021年6月6日 潮田玲子 (堀江純一郎) 高木慎一朗 (犬養裕美子) 松任谷正隆
#6 2021年6月20日 望月理恵 (秋元さくら) (森枝幹)
#7 2021年7月4日 ホラン千秋 (大宮勝雄) (みもっと) (平野紗季子) 上野広生
#8 2021年7月18日 鈴木福 (長谷川幸太郎) (小出裕之)
#9 2021年8月1日 松田ゆう姫 (nao) 菰田欣也 秋山具義[注釈 4] 和田明日香
#10 2021年8月15日 登坂淳一 (中村和成) (加山賢太)
#11 2021年8月29日 藤本美貴 (渡辺雄一郎) (平雅一) 狐野扶実子 (マッキー牧元)
#12 2021年9月12日 天野ひろゆき 佐藤大典 (栖原一之)
#13 2021年9月26日 美味しいとこ取りスペシャル (総集編)
#14 2021年10月10日 金子貴俊 (井伊秀樹) 日髙良実 田崎真也 和田明日香 小山薫堂
#15 2021年10月24日 玉井詩織 (南俊郎) (高橋恭平) (野村友里) (大木淳夫)
#16 2021年11月7日 野間口徹 (笹島保弘) 奥田政行
#17 2021年11月21日 DJみそしるとMCごはん 加藤順一 (相原薫) 和田明日香 門上武司
#18 2021年12月5日 丸山桂里奈 (辻大輔) 茂出木浩司
#19 2021年12月19日 本田望結 黒木純 笠原将弘 田崎真也 狐野扶実子
#20 2022年1月16日 横山だいすけ (戸高雄平) (中東篤志)
#21 2022年1月30日 王林 鎧塚俊彦 (稲葉基大) 辻芳樹 (村山なおこ)
#22 2022年2月13日 野口健 (高良康之) (永島義国)
#23 2022年2月27日 升毅 (堀内浩平) (糸井章太) マッキー牧元 (平野紗季子)
#24 2022年3月20日 長野博 (佐々木浩) 脇屋友詞 大木淳夫 (小石原はるか)
#25 2022年4月3日 浅田舞 (樋口敬洋) (原田慎次) マッキー牧元 平野紗季子
#26 2022年4月24日 小宮山雄飛 (宮永賢一) 飯塚隆太 大木淳夫 小石原はるか
#27 2022年5月8日 渡辺裕太 陳建太郎 (片岡宏之) 門上武司 平野紗季子
#28 2022年5月22日 榊原郁恵 陳建一 片岡護
#29 2022年6月5日 虻川美穂子 (杉本敬三) (佐々木泰広) 田崎真也 山田早輝子
#30 2022年6月19日 岡田結実 (植竹隆政) 矢都木二郎
#31 2022年7月3日 江上敬子 五十嵐美幸 (村田明彦) マッキー牧元 (高橋綾子)
#32 2022年7月17日 内藤裕子 (杉山衛) (新井均)
#33 2022年8月14日 総集編 大木淳夫 和田明日香
#34 2022年8月28日 大久保佳代子 (赤坂洋介) (岡村光晃)
#35 2022年9月11日 休日課長 nao 薬師神陸 宮川俊二 小石原はるか
#36 2022年9月25日 篠田麻里子 奥野義幸 森枝幹
#37 2022年10月3日 雨宮塔子 (工藤敏之) (岸本直人) 服部幸應 和田明日香
#38 2022年10月4日
#39 2022年10月17日 池森秀一 (入江誠) (柴田正幸)
#40 2022年10月18日
#41 2022年10月31日 照英 (大津光太郎) 桝谷周一郎 田崎真也 高橋綾子
#42 2022年11月1日
#43 2022年11月14日 オカリナ (山下九) (福島良篤)
#44 2022年11月15日
#45 2022年11月28日 伊藤歩 (荒井昇) (小林悟) 松任谷正隆 和田明日香
#46 2022年11月29日
#47 2022年12月12日 安めぐみ (鈴木弥平) (高山いさ己)
#48 2022年12月13日
#49 2023年1月9日 川村エミコ (山田宏巳) (北見博幸) 無効 マッキー牧元 小石原はるか
#50 2023年1月10日
#51 2023年1月23日 平井理央 (宮木康彦) 掛川哲司
#52 2023年1月24日
#53 2023年2月6日 馬場裕之 (佐々友和) (徳島亨) 辻芳樹 和田明日香 小宮山雄飛
#54 2023年2月7日
#55 2023年2月20日 磯野貴理子 大宮勝雄 茂手木浩司
#56 2023年2月21日
#57 2023年3月6日 内田嶺衣奈 岸本拓也 日髙良実 門上武司 山田早輝子 小山薫堂
#58 2023年3月7日
#59 2023年3月20日 杉本彩 (高井登) (カルミネ・コッツォリーノ)
#60 2023年3月21日
#61 2023年4月3日 ベストレシピスペシャル
#62 2023年4月4日
#63 2023年4月17日 真壁刀義 みもっと (竹林久仁子) 大木淳夫 和田明日香 小山薫堂
#64 2023年4月18日
#65 2023年5月1日 大久保嘉人 落合務 (大槻卓伺)
#66 2023年5月2日
#67 2023年5月15日 綾戸智恵 高良康之 後藤祐司 田崎真也 村山なおこ
#68 2023年5月16日

スペシャル版

  • スペシャル版として予算を1万円、調理時間を40分に拡大している。
  • SP1
    • パイロット版#2のリベンジマッチとして米澤シェフと森川シェフをキャスティング。米澤シェフは4回目の出演となる。
    • 小山はコメンテーターとして出演し、審査員としては不参加。ゲストコメンテーターとしてレギュラー放送#1 (米澤シェフ出演回) クッカーの高嶋政宏が出演。
    • 先行・後攻はパイロット版#2敗者である森川シェフに選択権が委ねられた。
    • レギュラー放送のスタジオではなく、(九段ハウス)にて収録。
放送回 初回放送日 クッカー リモートシェフ 先攻 勝敗 審査員
赤コーナー 青コーナー
SP1 2021年12月26日 草刈民代 米澤文雄 森川裕之 宮川俊二 松任谷正隆 和田明日香

スタッフ

  • 企画:小山薫堂
  • 構成:塩沢航、小幡真弘
  • カメラ:三好隆太、関口優也、末廣政次
  • 音声:星照光
  • 助手:田邉萌、加藤かりん
  • 美術:青羽亮
  • 大道具:佐藤大輔
  • フードコーディネーター:尾身奈美枝、渋澤雪絵、高橋佳子
  • ヘアメイク:岩橋奈都子
  • 編集:蔡宜真、村上舞
  • CG:小林譲
  • 音効:佐藤卓嗣
  • MA:小林美菜
  • 撮影協力:Studio Da Vinci
  • 技術協力:REC、ふなやIMAGICA Lab.
  • 美術協力:TACreateダダ
  • フードコーディネート:ホロホロカンパニー
  • 企画協力:N35 International
  • ロゴデザイン:秋山具義
  • WEB:鈴木涼(BSフジ)
  • 広報:藤田麻由子(BSフジ)
  • AD:府川奈緒子、細井唯子
  • 制作:樋口秀平
  • ディレクター:梶原瑛司、畠山拓真、宮久乃
  • 演出:岩井正人
  • 編成プロデューサー:梶本圭(BSフジ)
  • プロデューサー:吉田岳人、宮本智、関和真史、畠山藍子
  • 制作協力:共同テレビ、tour de inc.
  • 制作著作:BSフジ

外部リンク

  • リモートシェフ - BSフジ
  • リモートシェフ(@remote.chef) • Instagram写真と動画
  • 小山薫堂 東京会議 | BSフジ - パイロット版のレシピはレギュラー放送のWebページに掲載されておらず、小山薫堂 東京会議のWebサイトに掲載されている

脚注

注釈

  1. ^ 当初は2020年の年末特番も構想されていたが、実現しなかった
  2. ^ 第263回放送ではパイロット版第2回の反省会も放送予定としていたが、実現しなかった。
  3. ^ 松任谷正隆が両者同点と判定。ただし辻、上野がともに米澤を勝者としたため判定に影響は無し。
  4. ^ 番組のロゴデザインも担当。番組マスコットキャラクター「シェフボー」もデザイン。

出典

  1. ^ a b c スペシャル版より
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。