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タナダユキ

タナダ ユキ1975年8月12日 - )は、日本映画監督演出家脚本家小説家

タナダ ユキ
生年月日 (1975-08-12) 1975年8月12日(47歳)
出身地 日本 福岡県北九州市
職業 映画監督演出家脚本家小説家
ジャンル 映画テレビドラマ
事務所 マッシュ
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
監督・脚本
百万円と苦虫女
ロマンスドール
マイ・ブロークン・マリコ
監督
ふがいない僕は空を見た
脚本
さくらん
(テンプレートを表示)

福岡県北九州市出身。マッシュ所属。デビュー作である『モル』にて、2001年のPFFアワードグランプリを受賞。代表作として『百万円と苦虫女』、『ふがいない僕は空を見た』がある。

来歴

地元北九州の東筑紫学園高等学校演劇を学んだ後、イメージフォーラム附属映像研究所に入学、映画制作を学ぶ。一時期、映画をやめようと思った時期があったが、『トト・ザ・ヒーロー』を見て感激して「辞めるって決めなくてもいいなと感じた」と言われている。その時、蓄積されたモチベーションで、2000年に『モル』を製作し、監督・脚本・主演を務める。この作品では、何をやっても空回りする人生に振り回される主人公をタナダユキ自身が女優として演じ、PFFアワードグランプリと日活のブリリアント賞との二冠を受賞、期待の新人と評判になった。

2004年にはフォークシンガーである高田渡のドキュメンタリー『タカダワタル的』の監督を務め、東京国際映画祭で特別招待作品として上映される。同年『(ラブコレクション)』という映画シリーズの一作のうち、監督・脚本作である『(月とチェリー)』も公開された。同作はR-18映画となるところだったが、一部描写の手直しを行いR-15での公開となる。ちなみに5日間で撮り終えたという。

2005年には、知人である杉作J太郎監督作の『怪奇!!幽霊スナック殴り込み!』に主演女優として出演。

蜷川実花監督の『さくらん』(2007年)では、脚本を担当。

2008年公開『百万円と苦虫女』で2009年2月に第49回日本映画監督協会新人賞を受賞、大きな話題となる。2009年以降は一時期映画監督業は休止、テレビドラマや小説・コラムの執筆に活動を移していたが、2012年『ふがいない僕は空を見た』で4年ぶりの映画監督復帰をした。

エピソード

2022年9月30日公開の『(マイ・ブロークン・マリコ)』の主演のシイノ役の永野芽郁から撮影前に3~4ヶ月程前から喫煙、愛用するドクターマーチンの靴は11ヶ月程前から履きつぶすまでトレーニングしたと聞いたときは褒め称えてあげた[注 1][1][2][3][4][5][6]

作品

映画

オリジナルビデオ

  • (諌山節考)(2003年、蛭子能収監督) - メイキング監督
  • 子ぎつねヘレンとゆかいな仲間たち 「金持ち熟年夫婦の悲劇」「営業マンの悲劇」(2006年) - 監督

テレビ

配信ドラマ

ミュージック・ビデオ

  • タテタカコ「春風」(2006年) - 監督
  • 銀杏BOYZ「17才」(2008年) - 監督
  • ゆず「守ってあげたい」(2013年) - 脚本・監督

CM

  • 第一三共ヘルスケア「ミノン」洗浄シリーズTVCM監督・演出(2014年10月 - )[13]
  • 資生堂 『スノービューティー ホワイトニング フェースパウダー 2017』特設サイトショートムービー『Laundry Snow』朝篇「21:25 東京発、プラハ行き」、夜篇「夏ノ空ニ、 降ル雪ハ」(2017年) - 監督・脚本[14]

他関連映像作品

出演

出演作品

著書

小説

その他

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 尚、永野本人は本物のタバコが吸えない程の非喫煙者である事を考慮してニコチンタール他の有害物質を一切使用しない美容タバコに制限した事により、美と喫煙を両立するスキルを身に付け、喫煙しても美肌を維持出来る。

出典

  1. ^ “永野芽郁、映画『マイ・ブロークン・マリコ』で体感 「これが“違う人になる“ってことなんだ」”. ORICON. 2022年8月22日閲覧。
  2. ^ “タナダユキ監督、永野芽郁の役作りを称賛「たばこ吸う練習してくれた」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2022年7月11日). https://hochi.news/articles/20220711-OHT1T51256.html?page=1 2022年8月14日閲覧。 
  3. ^ “永野芽郁、破天荒ヒロイン役作りで"喫煙"習慣「すっごくまずくて…」”. (2022年8月23日). https://www.oricon.co.jp/news/2246867/full/ 2022年8月23日閲覧。 
  4. ^ “永野芽郁の喫煙者じゃないのに吸うシーンが凄い!何で練習したのか調べてみた” (2022年9月7日). 2022年9月7日閲覧。
  5. ^ “町中華でひとり飲み、牛丼をかきこみ、タバコをふかす…永野芽郁23歳の誕生日に主演映画『マイ・ブロークン・マリコ』よりレアショット解禁” (2022年9月24日). 2022年9月24日閲覧。
  6. ^ “永野芽郁、監督絶賛の"シイノっぷり"に照れ「たばこ吸ってるの、かっこ良かったでしょ?」” (2020年10月10日). 2022年10月10日閲覧。
  7. ^ . 2022年10月14日閲覧。 
  8. ^ “映画情報”. ムービーネット. http://www.movienet.co.jp/movie/opus01/tsukitocherry/index.html 2022年10月14日閲覧。 
  9. ^ “上野樹里&リリー・フランキーの同棲生活に藤竜也が転がり込む!? タナダユキ監督作が決定”. 映画.com (2015年10月16日). 2015年10月16日閲覧。
  10. ^ “永野芽郁主演で「マイ・ブロークン・マリコ」実写化、親友の遺骨と旅に出る”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年1月25日). https://natalie.mu/eiga/news/462480 2020年2月19日閲覧。 
  11. ^ “水川あさみ×タナダユキ「東京女子図鑑」配信、「東京カレンダー」コラムをドラマ化”. 映画ナタリー. (2016年11月25日). https://natalie.mu/eiga/news/210638 2016年11月25日閲覧。 
  12. ^ “Paraviオリジナルドラマ 「東京、愛だの、恋だの」 松本まりかと共演するオールキャストが解禁!!” (2021年8月30日). 2021年8月30日閲覧。
  13. ^ 第一三共ヘルスケアNewsletter(2015年11月30日)
  14. ^ “高橋一生と武井咲が資生堂の短編映像で共演 主題歌はネバヤン”. CINRA.NET (2017年7月7日). 2017年9月29日閲覧。

外部リンク

  • タナダユキ - マッシュ
  • タナダユキ - allcinema
  • タナダユキ - KINENOTE
  • Yuki Tanada - IMDb(英語)
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