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プレステージ・インターナショナルアランマーレ (バレーボール)

プレステージ・インターナショナルアランマーレは、山形県酒田市を活動拠点とする女子実業団バレーボールチームである。運営はプレステージ・インターナショナル。2022-23シーズンはV.LEAGUE DIVISION2(V2リーグ)に所属。

プレステージ・インターナショナルアランマーレ
ホームタウン 山形県酒田市
創設年 2015年
所属リーグ V.LEAGUE DIVISION2
チーム所在地 山形県酒田市
体育館所在地 山形県酒田市
代表者 西尾博樹
監督 北原勉
ホームアリーナ (酒田市国体記念体育館)
ホームページ 公式ウェブサイト
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概要

2015年4月設立[1][2]。2015/16シーズンよりV・チャレンジリーグII参戦[1][2]。2018-19シーズンよりV.LEAGUE DIVISION2に参戦[1][2]。2023-24シーズンより初めてV.LEAGUE DIVISION1参戦となった。

本拠地は酒田市のプレステージ・インターナショナルの山形BPOガーデンで、体育館は同市内の酒田市国体記念体育館である[1][2]

チーム名「アランマーレ」は、イタリア語のarancia(=オレンジ)とmare(=海)を合わせた造語で、コーポレートカラーから太陽の光を浴びて育つオレンジと海に面した地域性をイメージし、明るく笑顔があふれるチームで地域を元気にしたいという想いを込めて名付けられた[1][2]。同会社の他の女子スポーツチーム(ハンドボールバスケットボール)も同じチーム名である。

チームの正式名称は「プレステージ・インターナショナルアランマーレ」であるが[1]、公式サイトや公式SNSでは「アランマーレ山形」という呼称が使われ、一部メディアもその呼称を使っている[3]V.LEAGUEでの略称は「アランマーレ」としている[2]

チームマスコットは「アラマ」で、オレンジと波がスーパーフュージョンして誕生したと言われている[1]

歴史

東証第一部上場を果たしたアウトソーシング企業のプレステージ・インターナショナルは、地域活性化と雇用安定を掲げ山形県秋田県において、女子スポーツ実業団チームを発足させることを公式webサイトで発表した。山形県はV・プレミアリーグパイオニアレッドウィングスが2014年5月まで本拠地として活動しており[4]、バレーボールに馴染みがあるとして、バレーボールチームの発足を決定した[5]

2015年1月に、佐藤円(元パイオニア)の同チーム入りが決定し[6]、チーム発足は2015年4月を予定して、早期に日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)への準加盟及びV・チャレンジリーグ入りを目指すとした[6][7]

6月、スポーツチーム愛称を「アランマーレ」とした[8]。また、新監督として(北原勉)(元JTマーヴェラスコーチ)を招聘した[9]。7月にVリーグ機構準加盟チームとして加入し、2015/16シーズンから新設されるV・チャレンジリーグIIに参戦することとなった[10]

初参戦となった2015/16シーズンでは2勝14敗と大きく負け越して最下位に沈んだ[11]。2シーズン目となった2016/17シーズンには8勝7敗と勝ち越して4位に進出し、(佐藤綾)が得点王、(戸田さやか)がブロック賞、(森寿実子)がサーブレシーブ賞を獲得するなど躍進が目立った[12]

2017/18シーズン、翌シーズンより始まる新生V.LEAGUEのS2ライセンスを取得し、これをもってVリーグ正会員(正式入社)内定となった。V.LEAGUE初年度はV2に編入[13]。2019年、S1ライセンスを取得[14]

2020-21シーズン、V2リーグ戦で10勝4敗の3位と好成績を挙げた[15]

2021-22シーズン、V2女子のV・レギュラーラウンドで3位に入り、V・ファイナルステージではV・レギュラーラウンド1位の群馬銀行グリーンウイングスに勝ち、他力ながらも(V・チャレンジマッチ)のV1・V2入替戦出場のチャンスとなる。しかし、最終戦を前に選手・スタッフ複数名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受け、監督・主力メンバーを欠いた布陣で最終戦に臨むことを余儀なくされる[16][17]。そして、最終戦でGSS東京サンビームズにフルセットの末敗れ、惜しくも入替戦出場はならなかった[18]

2022-23シーズン、2022年5月13日に開催された新体制発表会見で、監督の北原は、2021-22シーズンは2020-21シーズンとは違い優勝を狙えた3位だったと手応えを主張し、『超々攻撃型』で挑むと話した[19]V2女子のV・レギュラーラウンドで1位となり、ファイナル進出と(V・チャレンジマッチ)のV1・V2入替戦出場を決めると、ファイナルで群馬銀行グリーンウイングスにフルセットの末勝ち、V2初優勝を果たした[20]。そして、V1・V2入替戦でV1女子12位のヴィクトリーナ姫路に2連勝し、V1昇格を確定させた(2023年4月19日のVリーグ機構理事会の審議の結果、正式に決定した[21])。2013/14シーズンまで1部(当時はV・プレミアリーグ)のチームとして存続していたパイオニアレッドウィングス以来10シーズンぶりに山形県・東北地方のチームが1部に在籍することとなる[22][23]

2023年より初めてV1女子で戦うことになったが、酒田市にV1の規定である観衆3000人以上収容を満たす体育館がないため、酒田市でのホームゲーム開催が困難となる問題に直面した。同市の丸山至市長は、1部で戦い続けることになると市単独での整備や市内に規定を満たす体育館を設立することが財政面で困難だという見解を示した。2023年現在、V1の規定を満たす山形県の体育館は、山形県体育館山形市)と山形県総合運動公園総合体育館天童市)の2か所のみである。そのため、丸山は山形県の協力を求めたい考えを示した[24][25]

成績

主な成績

V.LEAGUE DIVISION2
  • 優勝 1回(2022/23
  • 準優勝 なし
チャレンジリーグII
  • 優勝 なし
  • 準優勝 なし

年度別成績

V・プレミアリーグ / V・チャレンジリーグ

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン
順位 試合 試合
チャレンジII 2015/16 5位 5チーム 5位 16 2 14 -
2016/17 4位 6チーム 4位 15 8 7 -
2017/18 5位 6チーム 5位 15 6 9 -

V.LEAGUE

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン 備考
順位 試合 試合
DIVISION2 2018-19 4位 10チーム 4位 18 10 8 5 1 4
2019-20 5位 8チーム 5位 21 11 10 -
2020-21 3位 9チーム 3位 14 10 4 -
2021-22 3位 10チーム 3位 18 13 5 3 1 2 レギュラーラウンドは不戦勝2、不戦敗2を含む。
2022-23 優勝 11チーム 1位 20 18 2 1 1 0

選手・スタッフ(2022-23)

選手

背番号 名前 シャツネーム 生年月日(年齢) 身長 国籍 Pos 在籍年 前所属 備考
1 メソマチ・オケケアル MESOMACHI (2002-09-08) 2002年9月8日(20歳) 183   ナイジェリア OP 2021年- 高知中央高校
2 前田美紅 MAEDA (1998-05-05) 1998年5月5日(25歳) 169.4   日本 OH 2021年- 岐阜協立大学
3 木村友里 KIMURA (1995-09-30) 1995年9月30日(27歳) 169   日本 OH 2018年- 日本体育大学 キャプテン
4 菅原里奈 SUGAWARA (1997-03-24) 1997年3月24日(26歳) 174   日本 MB 2019年- 東海大学
6 宮本菜月 MIYAMOTO (1996-08-30) 1996年8月30日(26歳) 177   日本 OP 2019年- デンソー
7 伊藤摩耶 ITO (1997-02-09) 1997年2月9日(26歳) 174   日本 MB 2019年- 日本体育大学
8 田村愛美 MEGUMI (1993-07-10) 1993年7月10日(29歳) 167   日本 S 2016年- 東京女子体育大学 テクニカルサポート兼任
9 草島華穂 KUSAJIMA (1997-07-29) 1997年7月29日(25歳) 164   日本 OH 2020年- 富山大学 副キャプテン
10 柳沢紫子 YANAGISAWA (1995-02-08) 1995年2月8日(28歳) 169   日本 MB 2017年- 順天堂大学
12 石盛めるも MERUMO (1998-09-10) 1998年9月10日(24歳) 165.5   日本 S 2021年- 龍谷大学
13 岡村南奈 NANA (2000-07-07) 2000年7月7日(22歳) 173   日本 OH 天理大学 内定選手[26]
14 長尾のどか NAGAO (1998-05-13) 1998年5月13日(25歳) 163   日本 OH 2021年- 東海大学
15 工藤真帆 MAHO (2004-08-05) 2004年8月5日(18歳) 167   日本 L/S 札幌山の手高校 内定選手[26]
16 角田南見 MINAMI (2004-02-16) 2004年2月16日(19歳) 173   日本 OH 2022年- 三重高校 新人[27]
17 有村涼美 ARIMURA (1999-09-17) 1999年9月17日(23歳) 172   日本 OH 2022年- 鹿屋体育大学 新人[27]
18 佐藤菜々美 NANAMI (2003-10-13) 2003年10月13日(19歳) 175   日本 MB 2022年- 岩手県立花巻南高校 新人[27]
19 有薗未也美 ARIZONO (1999-11-16) 1999年11月16日(23歳) 150   日本 L 2022年- 長崎国際大学 新人[28]
20 小野山博子 ONOYAMA (1998-12-22) 1998年12月22日(24歳) 175   日本 OH 2022年- KL福岡
出典:チーム新体制リリース[29] チーム公式サイト[30] Vリーグ公式サイト[2]
更新:2023年1月25日

スタッフ

役職 名前 備考
GM 西尾博樹
監督 (北原勉)
コーチ 前田和哉
コーチ 佐藤裕恒
コーチ兼通訳 福田有里
トレーナー 鈴木唯
トレーナー 和田桃子 新任[31]
アナリスト 村上昴
副部長 林孝彦
選手兼テクニカルサポート (田村愛美)
フロントスタッフ 小幡武
ドクター 五十嵐貴宏
事務局 櫻井恵
出典:チーム新体制リリース[29] チーム公式サイト[30] Vリーグ公式サイト[2]
更新:2022年9月7日

脚注

  1. ^ a b c d e f g “チームについて”. プレステージ・インターナショナルアランマーレ. 2021年2月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h “プレステージ・インターナショナルアランマーレ”. V.LEAGUE. 2023年1月25日閲覧。
  3. ^ “V2山形投野ひかる目標は「わたしらしさ」2位群馬銀行戦を前に決意新た”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年1月15日). https://www.nikkansports.com/sports/news/202201150000084.html 2022年3月28日閲覧。 
  4. ^ 『パイオニアレッドウィングスの活動休止について』(プレスリリース)Vリーグ機構、2014年5月23日https://www.vleague.jp/topics/news_detail/126562021年2月8日閲覧 
  5. ^ プレステージ・インターナショナル. “”. 2015年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月2日閲覧。
  6. ^ a b “”. 山形新聞. 2015年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月2日閲覧。
  7. ^ “”. プレステージ・インターナショナル. 2015年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月2日閲覧。
  8. ^ “”. プレステージ・インターナショナル (2015年6月3日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月3日閲覧。
  9. ^ “”. プレステージ・インターナショナル (2015年5月13日). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月15日閲覧。
  10. ^ “2015/16V・チャレンジリーグⅡに参戦する準加盟内定チームのお知らせ”. Vリーグ機構 (2015年3月4日). 2015年3月5日閲覧。
  11. ^ Vリーグ機構. “2015/16V・チャレンジリーグⅠ女子,2015/16V・チャレンジリーグⅡ女子全日程終了、最終結果のお知らせ”. 2016年2月21日閲覧。
  12. ^ “2016/17 V・チャレンジリーグⅡ 最終結果・個人賞受賞選手決定のお知らせ”. Vリーグ機構. 2017年2月27日閲覧。
  13. ^ “2018-19 V.LEAGUEの編成について”. Vリーグ機構 (2018年3月24日). 2020年2月17日閲覧。
  14. ^ (プレスリリース)Vリーグ機構、2019年2月14日。 オリジナルの2019年2月14日時点におけるアーカイブ 
  15. ^ “2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN 群馬銀行が2年連続の優勝”. Vリーグ機構 (2021年3月6日). 2021年3月6日閲覧。
  16. ^ “新型コロナウイルス感染症 陽性判定に関するご報告”. プレステージ・インターナショナルアランマーレ (2022年3月25日). 2022年3月28日閲覧。
  17. ^ “アランマーレ山形V1昇格消滅 チーム一丸奮起もコロナで監督、主力欠きフルセット負け”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年3月28日). https://www.nikkansports.com/sports/news/202203280000300.html 2022年3月28日閲覧。 
  18. ^ “2021-22 V.FILAN STAGE WOMEN”. V.LEAGUE. 2022年3月28日閲覧。
  19. ^ “「超々攻撃型」で悲願へ・アランマーレ新体制 Vリーグ女子2部”. 山形新聞. (2022年5月14日). https://www.yamagata-np.jp/news/202205/14/kj_2022051400319.php 2022年5月14日閲覧。 
  20. ^ “【V2女子】アランマーレが激戦の末に初優勝達成”. V.LEAGUE (2023年3月26日). 2023年3月26日閲覧。
  21. ^ “2023-24 V.LEAGUEの昇格決定!ヴォレアス、アランマーレがV1、トヨタ自動車、クボタがV2へ”. V.LEAGUE (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  22. ^ “アランマーレがV1昇格権を獲得!岡山はV1残留 ~V・チャレンジマッチ(V1・V2入替戦 女子) 最終結果~”. V.LEAGUE (2023年4月9日). 2023年4月9日閲覧。
  23. ^ “アランマーレ山形が姫路に勝利し東北勢10季ぶりのV1昇格…バレーボール”. スポーツ報知. (2023年4月9日). https://hochi.news/articles/20230409-OHT1T51181.html?page=1 2023年4月9日閲覧。 
  24. ^ “バレーボールV1リーグへ昇格のアランマーレ 体育館が規定“満たさず” 酒田市長「民間や県の力を借りないと…」”. テレビユー山形. (2023年5月1日). https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuy/465400?display=1 2023年5月1日閲覧。 
  25. ^ “体育館収容人数 酒田市長「議論したい」 アランマーレV1昇格受け”. 読売新聞. (2023年5月2日). https://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20230501-OYTNT50130/ 2023年5月4日閲覧。 
  26. ^ a b “2023年度 内定選手のお知らせ”. プレステージ・インターナショナルアランマーレ (2022年12月8日). 2022年12月27日閲覧。
  27. ^ a b c “2022年度内定選手のお知らせ”. プレステージ・インターナショナルアランマーレ (2021年12月27日). 2022年2月10日閲覧。
  28. ^ “2022年度 追加内定選手のお知らせ”. プレステージ・インターナショナルアランマーレ (2022年3月7日). 2022年3月11日閲覧。
  29. ^ a b “アランマーレ山形バレーボールチーム公式のツイート”. プレステージ・インターナショナルアランマーレ (2022年5月14日). 2022年5月16日閲覧。
  30. ^ a b “選手・スタッフ紹介”. プレステージ・インターナショナルアランマーレ. 2022年5月16日閲覧。
  31. ^ “”. V.LEAGUE (2022年9月8日). 2022年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月8日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
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