フェニルセリンアルドラーゼ(Phenylserine aldolase、EC 4.1.2.26)、以下の化学反応を触媒する酵素である。
フェニルセリンアルドラーゼ | |
---|---|
識別子 | |
EC番号 | 4.1.2.26 |
CAS登録番号 | 37290-60-1 |
データベース | |
IntEnz | IntEnz view |
BRENDA | BRENDA entry |
ExPASy | NiceZyme view |
KEGG | KEGG entry |
MetaCyc | metabolic pathway |
PRIAM | profile |
PDB構造 | RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum |
遺伝子オントロジー | AmiGO / (QuickGO) |
- L-トレオ-3-フェニルセリングリシン + ベンズアルデヒド
従って、この酵素の基質はL-(トレオ-3-フェニルセリン)のみ、生成物はグリシンとベンズアルデヒドの2つである。
この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するアルデヒドリアーゼに分類される。系統名は、L-トレオ-3-フェニルセリン ベンズアルデヒドリアーゼ (グリシン形成)(L-threo-3-phenylserine benzaldehyde-lyase (glycine-forming))である。他に、L-threo-3-phenylserine benzaldehyde-lyase等とも呼ばれる。補因子として、ピリドキサールリン酸を必要とする。
構造
2007年末時点で、1つの構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1V72である。