システイントランスアミナーゼ(Cysteine transaminase)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
システイントランスアミナーゼ | |
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識別子 | |
EC番号 | 2.6.1.3 |
CAS登録番号 | 9030-32-4 |
データベース | |
IntEnz | IntEnz view |
BRENDA | BRENDA entry |
ExPASy | NiceZyme view |
KEGG | KEGG entry |
MetaCyc | metabolic pathway |
PRIAM | profile |
PDB構造 | RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum |
遺伝子オントロジー | AmiGO / (QuickGO) |
- L-システイン + α-ケトグルタル酸 3-メルカプトピルビン酸 + L-グルタミン酸
即ち、この酵素の基質はL-システインとα-ケトグルタル酸、生成物は3-メルカプトピルビン酸とL-グルタミン酸である。
この酵素はトランスフェラーゼのファミリーに属し、特に含窒素基を転移させるトランスアミナーゼである。系統名はL-システイン:α-ケトグルタル酸アミノトランスフェラーゼである。また、システインアミノトランスフェラーゼ、CGTとも呼ばれる。この酵素は、システイン代謝に関与する。また、補因子としてピリドキサールリン酸を必要とする。
出典
- CHATAGNER F, SAURET-IGNAZI G (Paris). “[Role of transamination and pyridoxal phosphate in the enzymatic formation of hydrogen sulfide from cysteine by the rat liver under anaerobiosis.]”. Bull. Soc. Chim. Biol. (2-3): 415–28. PMID (13342749).