アライドテレシス株式会社は、グループ全てを統括する純粋持株会社・アライドテレシスホールディングス株式会社の設立に伴い、2004年(平成16年)7月1日、日本国内向け販売・サービスを主要事業に設立されたアライドテレシスホールディングスの国内事業子会社である。本社は持株会社と同じ東京都品川区に置く。
本社が所在する第2TOCビル | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | ATKK |
本社所在地 | 日本 〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOCビル |
設立 | 2004年(平成16年)7月1日 |
業種 | (電気機器) |
法人番号 | 5010701015555 |
事業内容 | ITソリューション、ネットワーク機器の企画、販売、施工、保守、運用サービス事業 |
代表者 | 代表取締役社長 大嶋章禎(たかよし)[1] |
資本金 | 19億8700万円 |
売上高 | 271億9102万1000円 (2022年12月31日時点)[2] |
営業利益 | 10億3453万8000円 (2022年12月31日時点)[2] |
経常利益 | 21億9843万5000円 (2022年12月31日時点)[2] |
純利益 | 77億3913万6000円 (2022年12月31日時点)[2] |
純資産 | 101億0578万9000円 (2022年12月31日時点)[2] |
総資産 | 220億3061万8000円 (2022年12月31日時点)[2] |
従業員数 | 654名(2016年12月31日現在) |
決算期 | 12月末日 |
主要株主 | アライドテレシスホールディングス(株) 100% |
外部リンク | https://www.allied-telesis.co.jp/ |
概要
ネットワーク専門メーカーであるアライドテレシスは、企業、医療、自治体・文教などの分野へソリューション、サポート・サービスの提供を行っている。
2007年に独自開発OS AlliedWare Plus搭載のスイッチ製品「xシリーズ」の販売を開始。
2013年にネットワーク統合管理ソリューションAMF(Allied Telesis Management Framework)、プライベートクラウドの導入を加速させる新ソリューション「EtherGRID」を発表した。2014年にはSDNアプリケーション連携ソリューションSES「Secure Enterprise SDN」を発表。2014年にAMFがiCMG Architecture Award2014を受賞、2015年にはSESがiCMG Architecture Award2015を受賞している。また、2015年に統合監視ソリューション「Envigilant」を発表し、2016年にはスイッチ製品「xシリーズ」が米国国防総省の相互運用接続試験(JITC)に合格し認定製品リスト(APL)に登録されている。
- 事業内容は、ITソリューション、ネットワーク機器の企画、販売、施工、保守サービス、運用サービス事業である。
- アライドテレシスグループが開発、製造、又はOEM供給を受けているハードウェア製品には、SwitchBlade、CentreCOM(センターコム)というブランド名、ソフトウェア製品には、CentreNet(センターネット)というブランド名で販売されている。
沿革
- 2004年(平成16年)7月 - 現アライドテレシス株式会社設立
- 2004年(平成16年)11月 - Aethra社テレビ会議システムの取扱開始、四国営業所(現四国支社)開設
- 2004年(平成16年)12月 - アラクサラネットワークスと業務提携
- 2005年(平成17年)3月 - 西関東営業所(現西関東支社)開設
- 2007年(平成19年)9月 - L3スイッチ x900シリーズをリリース
- 2008年(平成20年)5月 - Extricomと販売代理店契約を締結
- 2009年(平成21年)1月 - アライドテレシスネットワークス株式会社を吸収合併
- 2009年(平成21年)7月 - 株式会社コレガを吸収合併
- 2009年(平成21年)10月 - 大分営業所、岐阜営業所を開設
- 2010年(平成22年)1月 - 池袋営業所を開設
- 2010年(平成22年)2月 - 茨城営業所を開設
- 2010年(平成22年)3月 - 静岡営業所を開設
- 2010年(平成22年)4月 - 長岡営業所、鹿児島営業所、福井営業所、神戸営業所、立川営業所を開設
- 2010年(平成22年)6月 - 三重営業所を開設
- 2010年(平成22年)7月 - 盛岡営業所、長崎営業所を開設
- 2010年(平成22年)8月 - 松山営業所、熊本営業所を開設
- 2010年(平成22年)11月 - 北九州営業所、長崎営業所を開設
- 2011年(平成23年)1月 - IBM社と次世代ソリューションを対象とした世界的なサポート/メンテナンス契約を締結
- 2011年(平成23年)2月 - 富山営業所を開設
- 2011年(平成23年)4月 - アライドテレシスグループ、東北地方太平洋沖地震マッチング募金を実施
- 2011年(平成23年)12月 - アライドテレシスグループ、タイ洪水で被災された日系企業の復興を支援
- 2012年(平成24年)9月 - マルチレイヤー・モジュール・スイッチ SwitchBlade x8100シリーズをリリース
- 2013年(平成25年)2月 - ユーザーネットワークを最適化するSDN、u-VCF(unified Virtual Core Fabric)を発表
- 2013年(平成25年)6月 - 千葉営業所を開設
- 2013年(平成25年)9月 - ストラトスフィアとのオフィスネットワーク向けSDNソリューション分野での技術協力を発表
- 2013年(平成25年)10月 - 松江営業所を開設
- 2013年(平成25年)10月 - プライベートクラウド導入を加速させる新ソリューション「EtherGRID」を発表
- 2014年(平成26年)6月 - Interop Tokyo 2014にてSDNソリューションを発表
- 2014年(平成26年)11月 - AMFがiCMG Architechture Award 2014を受賞
- 2014年(平成26年)12月 - 新SDNソリューション「Secure Enterprise SDN Solution」を発表
- 2015年(平成27年)1月 - イスラエルに中東地域初の拠点Allied Telesis Wireless Ltd.を設立(現中東拠点計:4)
- 2015年(平成27年)1月 - アライドテレシスグループが米国Smart Cities Councilに入会
- 2015年(平成27年)1月 - 株式会社アライドテレシス開発センターが株式会社アライドテレシス総合研究所に社名変更。
- 2015年(平成27年)4月 - 脅威を検出し、可視化する統合監視ソリューション「Envigilant」を発表
- 2015年(平成27年)8月 - スリランカ南部高速道路向け「高速道路交通管制システム」にアライドテレシスのソリューションが採用
- 2015年(平成27年)9月 - SESがiCMG Architecture Award 2015を受賞
- 2016年(平成28年)8月 - 京都大学との共同研究開発による自律型無線LANソリューションAWC(Autonomous Wave Control)を発表
- 2016年(平成28年)11月 -スイッチ製品「xシリーズ」米国国防総省(DoD)の相互運用接続試験(JITC)に合格、認定製品リスト(APL)に登録完了
- 2016年(平成28年)11月 -インドネシアにP.T. Allied Telesis Indonesia設立
事業所
- 支社
- 北海道支社、東北支社、北関東支社、西関東支社、北陸支社、名古屋支社、関西支社、中国支社、四国支社、九州支社
- 営業所
- 盛岡営業所、長岡営業所、立川営業所、池袋営業所、千葉営業所、茨城営業所、福井営業所、富山営業所、豊田営業所、岐阜営業所、静岡営業所、三重営業所、京都営業所、神戸営業所、松江営業所、松山営業所、大分営業所、沖縄営業所、鹿児島営業所、長崎営業所、熊本営業所、北九州営業所
- ロジスティックセンター
- 藤沢事業所、商品センター、サービスステーション
- サポート&サービスセンター
- 横浜カスタマー・センター
製品
- L3/L2スイッチ、ルーター、無線LAN
- シャーシ型スイッチ SwitchBladeシリーズ
- 製品:SwitchBlade x8100シリーズ、SBx908 GEN2、SBx908(保守バンドル製品:AT-SBx908-Z1、AT-SBx908-Z5 ※末尾Zの後の数字が年数を示す)
- ボックス型 L3スイッチ
- 製品:CentreCOM x930シリーズ、x900シリーズ、x610シリーズ、x600シリーズ、x510シリーズ、x510Lシリーズ、x310シリーズ
- CentreCOM SecureHUB XS900MXシリーズ、SH510シリーズ、SH310シリーズ
- ボックス型 L2スイッチ
- 製品:CentreCOM x230シリーズ、x200シリーズ、x210シリーズ
- CentreCOM SecureHUB SH230シリーズ、SH210シリーズ
- GSシリーズ、FSシリーズ
- UTM/VPNルーター
- 製品:CentreCOM AR4050S/3050S/2050V/2010V、AR415S、AR260S V2
- 無線LAN
- 製品:アクセスポイント:
- TQシリーズ(屋内用):AT-TQ4600/4400、AT-TQ3400/3200、AT-TQ3600、AT-TQ2450、AT-TQ2403
- TQシリーズ(屋外用):AT-TQ4400e
- 無線LANアクセスポイントコントローラー: Allied Telesis Unified Wireless Controller(UWC)
- Firewall/UTM、IDP
- Juniper Networks
- 取扱販売店として、SRXシリーズの取り扱いを行う。
- ネットワーク認証・検疫アプライアンス
- ソリトンシステムズ
- 1次代理店として、NetAttest EPSシリーズの取り扱いを行う。
- アイビーソリューション
- 1次代理店として、ネットワーク認証、検疫アプライアンスのiBAQSシリーズの取り扱いを行う。
- ネットワークマネジメントソフト、システム監視機器
- ネットワークマネージメント・ソフトウェア
- ICMP、SNMPでのネットワーク管理ソフトウェア。
- 製品:AlliedView NMS Standard Edition
- 独自プロトコル Allied Telesis Management Frameworkによるネットワーク管理ソフトウェア
- 製品:AT-Vista Manager
- アイビーシー [3]
- 1次代理店として、System Answerシリーズの取り扱いを行う。
- テレビ会議システム
- Polycom
- ポリコム社のテレビ会議システム、RealPresence Groupシリーズ、RMXシリーズの取り扱いを行う。
- ワイヤリング
- 光ケーブル、LANケーブル、LAN配線工事
- 機器保護用SPD(避雷器)
- エスアールエス [1]
- 1次代理店として、エスアールエス社のコンボタイプ/19インチラックタイプのSPDの取扱を行う。
- (サーバー・ストレージ)
- Lenovo
- Lenovo社のSystem x サーバー、System Storageシリーズの取り扱いを行う。
- NetApp
- 2次代理店として、NetApp社のNetApp FAS2000シリーズの取り扱いを行う。
代理店及び製品取扱企業
展示会
- Allied Telesis RoadShow
- 1996年 - 2006年まで毎年、全国主要都市で、Allied Telesis RoadShowというソリューション展示会を開催していた。
- 2011年 - RoadShowに戻り、2014年まで開催。
- x900 Day
- 2008年 - 2010年は、Allied Telesis RoadShowに代わり、全国主要都市で、x900 Dayという展示会を開催している。
- Southside Exchange
- 2015年 - 2016年は、Southside Exchangeというセミナーを開催している。
脚注
外部リンク
- アライドテレシスホームページ
- コレガ