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ぷっちぐみ

ぷっちぐみ』は、小学館が発行する日本幼稚園児 - 小学校低学年を対象とした女児向け幼年漫画少女漫画)・情報雑誌。2006年7月に創刊号が発売され、不定期刊から隔月刊を経て2008年11月発売の第12号から現在の月刊形態となった。

ぷっちぐみ
Pucchigumi
ジャンル 幼年漫画情報雑誌
読者対象 幼稚園児から小学校低学年までの女児
刊行頻度 (月刊)(毎月1日発売)
発売国 日本
言語 日本
定価 1000円台
出版社 小学館
編集部名 ぷっちぐみ編集部
刊行期間 2006年7月15日 -
発行部数 36,667部(2022年10月 - 2022年12月日本雑誌協会調べ)
レーベル てんとう虫コミックススペシャル ぷっちぷぷぷBOOKS
姉妹誌 シールぐみ
ウェブサイト ぷっちぐみ
(テンプレートを表示)

概要

めばえ』・『幼稚園』・小学館の学年別学習雑誌(『小学一年生』)の編集部が共同編集し、日本で月刊誌として定期的に刊行されている少女漫画雑誌としては最も対象年齢が低い。

第1号は2006年7月に発売され、11月に第2号、2007年3月に第3号、7月に第4号と続刊が発売された。同年9月発売の第5号以降は奇数月中旬発売の隔月刊となり、2008年11月発売分の第12号からは月刊誌化され、2017年9月に発売された2017年10・11月合併号までは毎月15日に発売されていた。2017年11月に発売された2017年12月号からは毎月1日に発売されている。11号までは「小学館スペシャル○月号増刊ぷっちぐみ」が正式な誌名だった。なお新型コロナや世界情勢の影響で2020年7月号は7・8月合併号、2022年6・7月、10・11月合併号として発売された。

誌面は小学館が出版権・掲載権を持つ作品・商品のうち、幼児から小学生低学年中学年)までの女の子に人気が高いキャラクターの情報と、それをモチーフにした漫画およびオリジナルの漫画で構成されている。さらに小学館発行の女子小学生向け漫画雑誌『ちゃお』で連載してアニメ化された、『きらりん☆レボリューション』(2006年〜2009年 以下『きらレボ』)、『極上!!めちゃモテ委員長』(2009年〜2011年)、『ちび☆デビ!』(2011年〜2014年)などの人気作品の情報も掲載されたことがある[1]。なお、『ちゃお』編集部は本誌には関わっていないが、もりちかこなど同誌の作家が本誌で執筆するケースはある。近年は『なかよし』(講談社発行)で作品を連載していた花森ぴんく菊田みちよ原明日美小鷹ナヲなども本誌に参加している。

創刊から2008年までは『オシャレ魔女♥ラブandベリー』『たまごっち』(2004年版)や『きらレボ』を中心に女児向けの人気キャラクターの情報が取り上げられていた。表紙は創刊号・第2号は"ラブ"と"ベリー"、第3号から2009年3月号までは"月島きらり"のイラストが目立っていた。2006年は『ラブandベリー』のブームが真っ只中だったのでそれを中心に取り上げていたが、2007年春頃には『ラブandベリー』のブームが去り、翌2008年夏の稼働終了と同時に本誌での連載も終了した。その一方で『きらレボ』がそれに代わって本誌の中心的なキャラクターと位置づけられ、アニメの情報と企画特集の掲載はもちろん漫画の連載も行われた。しかし2008年後半には『きらレボ』もブームが去り、2009年のアニメ終了と同時に漫画の連載が終了、2ヶ月ほど遅れて関連カードゲーム機の稼働も終了した。

2009年から2011年にかけては『ラブandベリー』や『きらレボ』の後継となるセガ・小学館の共同開発キャラクターである『リルぷりっ』と、セガ・サンリオの共同開発キャラクターである『ジュエルペット』に力を入れた。一時期は勢いがなかった『たまごっち』も2009年10月からのテレビアニメ化で人気を取り戻し、再び看板キャラクターに返り咲いた。一方で『ちゃお』で『きらレボ』の後継と位置づけられた『極上!!めちゃモテ委員長』は、本誌ではアニメの情報と企画特集の掲載に留まった。2010年春には『リルぷりっ』がテレビ東京系でアニメ化された。タイアップ作品ではあるものの、本誌発祥の漫画のアニメ化はこれが初めてである。

2011年には『プリティーリズム』がアニメ化されたのと同時に漫画の連載も開始し、本誌で長らく連載されていた『はっぴーカッピ』も短期間ながらテレビアニメ化された。2012年には『リルぷりっ』のテレビアニメ終了と共に漫画の連載も終了し、その半年後に『アイカツ!』がアニメ化され、漫画連載もスタートした。2014年にはニンテンドー3DS用ゲーム『妖怪ウォッチ』が男児はもちろん女児にもブレイクしたことを受けて、女児向けに設定を変更した漫画が連載された。同年夏には『プリティーリズム』が終了し後継作の『プリパラ』が登場した。2015年9月に『たまごっち!』が終了し、後継は小学館が出版権・掲載権を持たない作品になった。

2016年2月には『ジュエルペット』が終了して、同じくセガ・サンリオの共同開発キャラクターの『リルリルフェアリル』に、同年春には『アイカツ!』が終了して後継の『アイカツスターズ!』が登場、2017年春には『プリパラ』第2シリーズの『アイドルタイムプリパラ』と、『ちゃお』原作の『プリプリちぃちゃん!!』、そして実写ドラマの『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』が登場した。2017年12月に『プリプリちぃちゃん!!』が終了し、2018年2月には『アイカツスターズ!』・『アイドルタイムプリパラ』が後継の『アイカツフレンズ!』・『キラッとプリ☆チャン』と入れ替わる形(いずれも本誌での連載開始の時期がアニメの放映開始に先行する形となる)で、同年3月には『ミラクルちゅーんず!』が後継の『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』と入れ替わる形で終了した。

2018年3月現在は『アイカツフレンズ!』・『キラッとプリ☆チャン』・『ミラクルちゅーんず!』を主力キャラクターに、『リルリルフェアリル』・『すみっコぐらし』を準主力キャラクターとしている。

女児向けトレーディングカードアーケードゲーム機は、小学館が出版権・掲載権を持たない『プリキュアシリーズ関連のものを除く、ほとんどの機種の情報を取り上げているのが特徴で、それらのゲーム機で使える雑誌限定カードが付録となることもある。今までに『ラブandベリー』・『(きらりん☆レボリューション・ハッピーアイドルライフ)』・『リルぷりっ』・『アイカツ!』・『アイカツスターズ!』・『オトカドール』のカード、『プリティーリズム』のプリズムストーン(プラスチック製ジュエリー)、『プリパラ』のプリチケ(チケット形カード)が付録となる場合があった。

発行部数

日本雑誌協会のデータによる本誌の月平均発行部数推移は以下の通りである[2]。創刊直後は25万部とされていたが、2008年度は15万部、2009年度には12万部、2011年度は11.3万部と漸減傾向が続いていたが、2013年度は12.5万部、2015年度は13.1万部に回復していた。しかし2016年度は9.5万部、2022年度は4.3万部に激減した。

  • 2007年度 -  25万部
  • 2008年度 -  15万部
  • 2009年度 -  12万部
  • 2011年度 - 11.3万部
  • 2013年度 - 12.5万部
  • 2015年度 - 13.1万部
  • 2016年度 - 9.5万部
  • 2017年度 - 6.9万部
  • 2019年度 - 6.5万部
  • 2020年度 - 6.3万部
  • 2021年度 - 5.7万部
  • 2022年度 - 4.3万部

対象年齢

同社の『ちゃお』より低年齢層の女の子を対象としている。

小学館広告局のサイトによると、小学1年生の読者が最も多く、幼稚園年長児、小学2年生、幼稚園年中児の順に多い[3]。なお、小学3年生以上は『ちゃお』などと競合し、読者が少なくなる。

漫画ページ

2016年度までは『小学一年生』と並行して掲載されている作品も多かった。

現在の掲載作品

過去の掲載作品

情報ページ

現在の掲載作品
過去の掲載作品

コミックス

連載作品の単行本は当初はてんとう虫コミックスのサブレーベルである「てんとう虫コミックススペシャル ぷっち」より発売され、判が大きいこと以外は通常の漫画コミックスの形態を取っているが、2011年7月以降は関連レーベルとして「ぷぷぷBOOKS」が新たに発刊、テレビアニメ原作のタイトルを対象にテレビ絵本の要素を組み合わせ、漫画と絵本の中間の形態となっている。

競合誌

  • たの幼ひめぐみ講談社刊) - 講談社が出版権を持つ『プリキュアシリーズ』の情報がメインである。『たのしい幼稚園』ブランドの通り、幼稚園の年中児から年長児向けであり、『おともだちピンク』と比べて対象年齢はやや高く、本誌と一部重なる。漫画は『プリキュアまんがえほん』が掲載されているが、本誌と比べると漫画の数は大幅に少ない。
  • おともだちピンク(講談社刊) - 3・4歳児ぐらいの幼児向けであり、対象年齢は低め。やはり『プリキュアシリーズ』の情報がメインである。
  • キャラぱふぇ角川グループパブリッシングアスキー・メディアワークス刊)- 女の子向けゲーム雑誌。掲載漫画も雑誌オリジナルを除けばゲーム自体、もしくはゲーム化されているキャラクターのものに限られる。『どうぶつの森』シリーズや『たまごっち』シリーズの情報や漫画の他、他の出版社が権利を持つ作品に関しても、ゲームの内容に限って掲載される。
    • 別冊キャラぱふぇコミック - 『キャラぱふぇ』増刊の漫画雑誌である。本誌とほぼ同じ年齢層をターゲットとする。
  • なかよし(講談社刊) - 女子小中学生向け少女漫画雑誌。同誌に掲載されている低学年対応のコンテンツは本誌や『ちゃお』と比べると少ないが、『プリキュアシリーズ』のコミカライズなどが挙げられる。
  • (りぼんピカピカ増刊 あみーご!)(集英社刊) - 『りぼん』増刊の小学生向け漫画雑誌。『出ましたっ!パワパフガールズZ』の情報はこちらでも掲載された。2007年度に発行されたものは『ちびまる子ちゃん』がメインとなっていた。2008年度以降は発刊されず事実上休刊した。なお、『りぼん』本誌は『ちゃお』や『なかよし』と違い、小学校低学年以下に対応したコンテンツはほとんどない。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『きらレボ』と『ちび☆デビ!』は原作者とは異なる作家が担当した漫画も掲載された。
  2. ^ 日本雑誌協会の印刷証明部数データに基づく。集計期間は前年10月から当年9月までである。
  3. ^ 小学館広告局 ぷっちぐみ 2007年10月17日, at the Wayback Machine.

関連項目

外部リンク

  • ぷっちぐみ - 公式サイト。
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