『こだま、ことだま。』は、日本のバンド・Bank Bandの4作目の配信限定シングル。2016年7月20日にトイズファクトリーより発売された[2]。
「こだま、ことだま。」 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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Bank Bandの配信限定シングル | |||||||||||||||||||||||||||||||
収録アルバム | 『Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods』 | ||||||||||||||||||||||||||||||
リリース | 2016年7月20日 | ||||||||||||||||||||||||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | ||||||||||||||||||||||||||||||
録音 | OORONG TOKYO STUDIO | ||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | 4分30秒 | ||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | トイズファクトリー | ||||||||||||||||||||||||||||||
作詞者 | 櫻井和寿 | ||||||||||||||||||||||||||||||
作曲者 | 小林武史 | ||||||||||||||||||||||||||||||
プロデュース | 小林武史 | ||||||||||||||||||||||||||||||
チャート順位 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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概要
Bank Bandとしては「奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜」以来約7年ぶり5作目となるオリジナル楽曲。2016年7月30日 - 31日に石巻港雲雀野埠頭で開催された野外音楽フェスティバル『(Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016)』のために書き下ろされた楽曲[2]で、会場ではこの楽曲が収録されたCDがグッズとして限定発売された。
収録曲
- こだま、ことだま。 [4:30]
- 東京メトロ「Find my Tokyo.」キャンペーン「麻布十番 手づくりに惚れる」篇CMソング[4]。小林は「多くの人の東京での暮らしを言い表した言葉でもあると思うけど、『前向きだけど切ない』というのは、ひとつの邦楽のロック・ポップスの表現の仕方だと思っています。そして、『こだま、ことだま。』はその両極を更に押し広げたような楽曲だと思っています」とコメントしている[4][5]。
- 野外音楽フェスティバル『(Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016)』のテーマソングにもなっており[6][5]、本イベントでライブ初披露された[7]。本イベントが東日本大震災の復興支援を目的としている[8]ことから、本楽曲について櫻井は「やっぱり震災があったってことは刻まないといけないなと思った。だからといってリアルすぎる描写も避けたいなって思いました」「来年のReborn-Art Festivalの時に、関わってくれる現地の方たちとか、そこに住んでる人たちがこの曲を歌ってくれることをイメージしながら作っていました」と述べている[6]。
- タイトルついて、櫻井は「『こだま』と『ことだま』の違いは、『と』が入ってるかいないかっていうこと。この『と』っていうのは、何かと何かをつなぐもの」であると語っており[3]、「僕と君、空と海、誰かと何か…、というように、何かと何かを結びつける大切な『と』の存在に気づき、新たなる出会いの場所で、人と人がつながりながら、紆余曲折して、たどりついた『今』を肯定していきたい」との願いが込められているという[9]。
- Bank Bandとしては9年ぶりにミュージック・ビデオが制作されており、ap bankの公式YouTubeチャンネルで公開されている。監督は岩井俊二が務め、『Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016』の開催地である宮城県牡鹿半島の風景とそこに住む人々の日常をテーマにした内容となっている[2]。
参加ミュージシャン
テレビ出演
収録アルバム
脚注
注釈
出典
- ^ “Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 2023年3月7日閲覧。
- ^ a b c “Bank Band新曲「こだま、ことだま。」配信リリース、MV監督は岩井俊二”. 音楽ナタリー (2016年7月20日). 2021年1月29日閲覧。
- ^ a b “”. ap bank (2016年7月12日). 2018年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
- ^ a b “Bank Band、東京メトロCMに「高らかで切ない」新曲提供”. 音楽ナタリー (2016年6月30日). 2021年1月29日閲覧。
- ^ a b 小林武史 2018, p. 18.
- ^ a b “”. ap bank (2016年7月12日). 2017年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
- ^ “Bank Band、Mr.Children、クリープハイプ、スガシカオら熱演「RAF×ap bank fes」初日”. 音楽ナタリー (2016年8月5日). 2023年3月7日閲覧。
- ^ “”. ap bank. 2016年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
- ^ “Bank Band、6年ぶり新曲配信&MV公開 小林武史×櫻井和寿×岩井俊二がコラボ”. ORICON NEWS (2016年7月20日). 2021年1月29日閲覧。
- ^ Reborn_Art_Fesの2016年9月2日のツイート、2021年11月7日閲覧。
参考文献
- 小林武史「Talk About This Album」『Takeshi Kobayashi meets Very Special Music Bloods』付属ライナーノーツ、(ユニバーサルシグマ)、2018年4月4日、17 - 19頁。