来歴・人物
静岡県清水市(のちの静岡県静岡市清水区)出身。東海大学科学技術専門学校を中退。国鉄労働組合を経て、1974年7月の第10回参議院議員通常選挙にて日本社会党から立候補する。静岡県選挙区で初当選を果たし、以後、連続4回当選。
1994年6月、自社さ連立政権の村山内閣において、日本社会党参議院議員会長の浜本万三が労働大臣に就任したため、その後任として日本社会党参議院議員会長に就任した。1995年7月の第17回参議院議員通常選挙で日本社会党が惨敗し、その後発足した村山改造内閣では労働大臣に就任した。
1996年1月、内閣総辞職により労働大臣を退任する。党名を変更した社会民主党に参加する。同年9月、社民党に所属する国会議員の大半が、鳩山由紀夫と菅直人が提唱する「鳩菅新党構想」に賛同して集団離党するも、青木は社民党に残留した。1998年、第18回参議院議員通常選挙には立候補せず、政界を引退する。
年譜
- 1926年 - 静岡県清水市にて誕生。
- 1974年 - 第10回参議院議員通常選挙当選。
- 1980年 - 第12回参議院議員通常選挙当選。
- 1986年 - 第14回参議院議員通常選挙当選。
- 1992年 - 第16回参議院議員通常選挙当選。
- 1994年 - 日本社会党参議院議員会長。
- 1995年 - 労働大臣(村山改造内閣)。
選挙歴
当落 | 選挙 | 施行日 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 得票順位 /候補者数 | 比例区 | 比例順位 /候補者数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 第10回参議院議員通常選挙 | 1974年7月7日 | 静岡県地方区 | 日本社会党 | 441,053 | 25.8 | 2/7 | - | - | |
当 | 第12回参議院議員通常選挙 | 1980年6月22日 | 静岡県地方区 | 日本社会党 | 571,059 | 31.4 | 2/5 | - | - | |
当 | 第14回参議院議員通常選挙 | 1986年7月6日 | 静岡県選挙区 | 日本社会党 | 618,669 | 34.3 | 1/4 | - | - | |
当 | 第16回参議院議員通常選挙 | 1992年7月26日 | 静岡県選挙区 | 日本社会党 | 433,381 | 35.6 | 2/5 | - | - | |
当選回数4回 (参議院議員4) |
著作
脚注
関連項目
- 海野徹 - 1998年の第18回参議院議員通常選挙における後継候補(民主党・社民党など推薦、当選)