盛岡信用金庫(もりおかしんようきんこ、英語:Morioka Shinkin Bank)は、岩手県盛岡市に本店を置く県内最大手の信用金庫である。通称:もりしん。
概要
盛岡市を中心に、八幡平市・久慈市・二戸市・遠野市・紫波郡の矢巾町と紫波町・二戸郡一戸町・九戸郡九戸村及び岩手郡葛巻町の各地に店舗を構えている。特に、遠野市の遠野支店は、1993年(平成5年)10月に釜石信用金庫(1993年に経営破綻)から遠野支店の事業を譲り受けて開設された。
2008年(平成20年)7月7日、二戸市に本店を置いていた二戸信用金庫との合併をし、この件により岩手県の信用金庫では初となる信金同士の合併となった。
盛岡市にある同信金本店の建物は1927年(昭和2年)に「盛岡貯蓄銀行」の店舗として開設し、1958年(昭和33年)に同信金がその建物を譲り受け、1977年(昭和52年)12月20日には盛岡市の保存建造物に指定されている[1]。
現在、本店と本部が別に置かれているが、「本部」所在地である「旧・六日町」は当庫の前身となる「盛岡信用組合」発祥の地である。江戸初期・慶長年間(盛岡開府と同時期)創業と伝えられる盛岡城下の老舗「十一屋」の子「高橋伊兵衛」が初代組合長となり、以後の改組を経て、現在に至るまで金融恐慌等を免れ連綿と継続的経営を行う。
沿革
店舗
※3桁の数字は店舗コード。
- 盛岡市
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- 八幡平市
- 西根支店(大更第23地割):025
- 久慈市
- 久慈支店(中央二丁目):030
- 遠野市
- 遠野支店(中央通り):047
- 二戸市
- 二戸支店(福岡字中町):051(旧名称:二戸信金本店/旧店番:001)
- 浄法寺支店(浄法寺町浄法寺):054(旧名称:二戸信金浄法寺支店/旧店番:004)
- 紫波郡
- 紫波支店(紫波町日詰):020
- 矢巾支店(矢巾町又兵ヱ新田):021
- 一戸郡一戸町
- 一戸支店(一戸字向町):052(旧名称:二戸信金一戸支店/旧店番:002)
- 九戸郡九戸村
- 九戸支店(伊保内第10地割):055(旧名称:二戸信金九戸支店/旧店番:006)
- 岩手郡葛巻町
- 葛巻支店(葛巻第12地割):053(旧名称:二戸信金葛巻支店/旧店番:003)
totoの払い戻し店
スポーツ振興くじ(toto)当選券の払い戻し店は以下の店舗でのみ取り扱う。
- 本店
- 青山町支店
- 大通支店
- 高松支店
- 都南支店
- 久慈支店
- 遠野支店
- 紫波支店
- 矢巾支店
- 二戸支店
脚注
関連項目
外部リンク
- 盛岡信用金庫