この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2016年10月) |
SC鳥取ドリームス(エスシーとっとりドリームス、英: SC TOTTORI DREAMS)は、鳥取県米子市にホームを置くサッカークラブ。
SC鳥取ドリームス | |
---|---|
原語表記 | SC鳥取ドリームス |
呼称 | SC鳥取ドリームス |
クラブカラー | 緑 |
創設年 | 2004年 |
所属リーグ | 鳥取県サッカーリーグ |
所属ディビジョン | トップリーグ |
ホームタウン | 鳥取県米子市 |
ホームスタジアム | チュウブYAJINスタジアム どらやきドラマチックパーク米子陸上競技場 (どらやきドラマチックパーク米子球技場) (米子市弓浜コミュニティ広場) |
収容人数 | 7,390(チュスタ) 15,000(どらパ陸) |
運営法人 | NPO法人やまつみスポーツクラブ |
監督 | 太田遼 |
公式サイト | 公式サイト |
(■)テンプレート((■)ノート)■サッカークラブPJ |
概要
2004年、SC鳥取の新たな活動方針として“サッカーを愛する様々なメンバーの集う「サッカーファミリー」の形成”が謳われ、クラブの前身である鳥取教員団時代のメンバーや、中国リーグ時代に所属したメンバーなどで結成。その後、プロ化してガイナーレ鳥取となった際にチームを退団した選手が相次いで加入した。そのため、チームカラーはガイナーレのものではなく、旧SC鳥取の濃い緑となっている。
この経緯から「ガイナーレのOBチーム」と称されることが多い。ただし、現在はガイナーレ(若しくは、前身のSC鳥取)に入団経験を持たない選手も多数在籍している。また、チーム紹介などはガイナーレ鳥取の公式サイト内にあるが、ガイナーレ鳥取のセカンドチームではなく、ファミリーチームの一つ、という位置付けで紹介されているが、2018年以降更新は停止している。
また、かつてはSC鳥取/ガイナーレ鳥取同様に背番号5が欠番だったが、2015年シーズンからはつける選手が登場している。
チーム名の「ドリームス」は、映画「フィールド・オブ・ドリームス」が語源である。
歴史
2004年、チーム結成。鳥取県社会人選手権・因幡FC戦でデビュー(2-2ののちPK戦で敗れる)。
2005年、SC鳥取がJリーグへの挑戦を正式表明。この時、ドリームスは中国リーグに参入しうるレベルに強化することも発表された。
2007年、ガイナーレ鳥取としてプロ化したのを受けて、仕事の都合などで退団した有力選手が多数加入。
2008年、鳥取県リーグ2部へ参入。全勝・無失点で優勝。この年の天皇杯出場権を懸けた鳥取県サッカー選手権決勝大会では決勝戦でガイナーレと対戦し、先制するも1-2で敗れた。
2009年、鳥取県リーグ1部へ昇格。ここでも圧倒的な強さを発揮し2試合を残して優勝を決めた(最終的には無敗・無失点での優勝)。また、天皇杯に鳥取県代表として初出場を果たす(1回戦でカマタマーレ讃岐(香川県代表)に0-1で敗れる)。
2010年、鳥取県リーグ1部で2連覇を達成(無敗)。また、第46回全国社会人サッカー選手権大会へ初出場を果たすと、1回戦で藤枝MYFCを4-2で破り、全国大会での初勝利を手にした。
2011年よりNPO法人やまつみスポーツクラブが運営主体となり、ユニフォームの胸部分に初めてスポンサーがついた。最終節での元気SCとの対決を制し、逆転で鳥取県リーグ1部で3連覇(無敗)を達成。続く中国地域県リーグ決勝大会でも圧勝し、翌年からの中国リーグ昇格を決めた。鳥取県リーグ参入後、リーグ戦では一度も負けることなく中国リーグへと昇格しており、前述の「中国リーグに参入しうるレベルに強化する」とした目標も現実となった。
2012年は、元ガイナーレ鳥取で地元出身選手でもある釜田佳吾をはじめ、多数の選手が入団。更に、ガイナーレ鳥取に在籍していた西尾崚が登録変更に伴い入団。中国リーグ参戦に備えた体制の強化を図ったが、リーグ戦初勝利は遠く、ようやくシーズン終盤となった9月になってホーム最終戦にて初勝利をあげたが、それまでの出遅れが響いた形となり、リーグ最終戦も黒星となりわずか1シーズンで鳥取県リーグ1部に降格することになった。
鳥取県リーグに戻って以後は、2013年・2014年の2シーズン続けて優勝はしているが、2014年には県リーグにおいて初めて敗北を喫している。
2015年は米子北高校などから新戦力が加入し、天皇杯鳥取県予選決勝(鳥取県サッカー選手権決勝大会)では2008年以来となるガイナーレ鳥取との対戦が実現したが、0-3で敗戦。2009年以来の天皇杯本戦出場はならなかった。県リーグは無敗で3連覇を達成、続く中国地域県リーグ決勝大会では1回戦のFCバレイン下関、ブロック決勝の広島フジタSCを下し、4年ぶりの中国リーグ復帰が決定した。
2016年、元ガイナーレ鳥取で地元出身選手の住田貴彦が加入。中国リーグは18戦全敗に終わり、鳥取県リーグへ降格。このシーズンは全国社会人サッカー選手権大会の予選でPK戦による1勝を挙げたのみであった。
2017年以降はYonago Genki SCやバンメル鳥取の台頭もあり、2017年は2位に終わり、2018年こそ優勝したものの2019年は3位に終わっている。
成績
リーグ戦
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | チーム数 | 天皇杯 | 監督 | 備考 |
2008 | 鳥取県2部 | 優勝 | 12 | 4 | 4 | 0 | 0 | 37 | 0 | 37 | 5 | (県予選)敗退 | (野口功) | 1部昇格 |
2009 | 鳥取県1部 | 優勝 | 22 | 8 | 7 | 1 | 0 | 30 | 0 | 30 | 5 | 1回戦敗退 | 中国地域県リーグ決勝大会準決勝敗退 | |
2010 | 優勝 | 22 | 8 | 7 | 1 | 0 | 32 | 8 | 24 | 7 | 県予選敗退 | 中国地域県リーグ決勝大会2回戦敗退 | ||
2011 | 優勝 | 26 | 10 | 8 | 2 | 0 | 43 | 8 | 35 | 6 | 中国地域県リーグ決勝大会ブロック優勝 中国リーグ昇格 | |||
2012 | 中国 | 10位 | 8 | 18 | 1 | 5 | 12 | 19 | 45 | -26 | 10 | 県リーグ降格 | ||
2013 | 鳥取県1部 | 優勝 | 28 | 10 | 9 | 1 | 0 | 44 | 8 | 36 | 6 | (下屋敷恒太郎) | 中国地域県リーグ決勝大会1回戦敗退 | |
2014 | 優勝 | 25 | 10 | 8 | 1 | 1 | 52 | 12 | 40 | 6 | (太田遼) | 中国地域県リーグ決勝大会1回戦敗退 | ||
2015 | 優勝 | 28 | 10 | 9 | 1 | 0 | 32 | 9 | 24 | 6 | 中国地域県リーグ決勝大会ブロック優勝 中国リーグ昇格 | |||
2016 | 中国 | 10位 | 0 | 18 | 0 | 0 | 18 | 13 | 88 | -75 | 10 | 県リーグ降格 | ||
2017 | 鳥取県1部 | 2位 | 21 | 10 | 6 | 3 | 1 | 30 | 13 | 17 | 6 | |||
2018 | 優勝 | 34 | 12 | 11 | 1 | 0 | 52 | 10 | 42 | 7 | 中国地域県リーグ決勝大会ブロック決勝敗退 | |||
2019 | 3位 | 21 | 10 | 6 | 3 | 1 | 30 | 13 | 17 | 6 | ||||
2020 | 2位 | 7 | 4 | 2 | 1 | 1 | 12 | 11 | 1 | 5 | 県予選中止 | |||
2021 | 3位 | 8 | 8 | 2 | 2 | 4 | 8 | 16 | -8 | 5 | 県予選敗退 | |||
2022 | 5位 | 10 | 10 | 3 | 1 | 6 | 11 | 15 | -4 | 6 |
天皇杯
- 出場1回(2017年現在)
タイトル
リーグ戦
- 鳥取県サッカーリーグ1部
- 優勝(6回):2009年、2010年、2011年、2013年、2014年、2015年、2018年
- 鳥取県サッカーリーグ2部
- 優勝(1回):2008年
カップ戦
- 鳥取県サッカー選手権決勝大会(兼天皇杯鳥取県予選)
- 優勝(1回):2009年
- 鳥取県社会人選手権
- 優勝(1回):2008年
個人別
- 2008年:鳥取県サッカーリーグ2部
- 最優秀選手賞・アシスト王 (堀徹也)
- 優秀GK賞 (清水裕之)
- 得点王 (小林崇法)
所属選手・スタッフ
- 2016年
スタッフ
役職 | 氏名 | 前職 | 備考 |
監督 | (太田遼) | SC鳥取 選手 | 選手兼監督 |
選手
Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
GK | 1 | (夏野傑) | (FC NOTORIOUS) | |
20 | (清水裕之) | SC鳥取 | ||
21 | (渡辺孝生) | 福岡教育大学 | ||
30 | (葉狩宗之) | ブレイズ熊本 | ||
96 | (佐々木正椰) | 米子北高校 | ||
DF | 2 | (藤田遼) | 東京農業大学 | |
3 | (木谷良太郎) | 京都産業大学 | ||
4 | (中村真吾) | (石見FC) | ||
5 | (辻宜憲) | 阪南大学 | ||
6 | (下屋敷恒太郎) | グルージャ盛岡 | SC鳥取ドリームス前監督 | |
7 | (山崎邦夫) | SC鳥取 | ||
23 | (宮坂智也) | 鳥取キッカーズFC | ||
28 | (廣川雄一) | SC鳥取 | ||
32 | (渡辺淳史) | 島根大学 | ||
41 | (林康平) | SC鳥取 | ||
47 | (藤田勇気) | 城西国際大学 | ||
59 | (中嶋努) | 島根大学 | ||
MF | 8 | (谷口将太郎) | 鳥取境高校 | |
11 | (堀徹也) | SC鳥取 | ||
14 | (堀池勇平) | FC琉球 | ||
16 | (尾形槙之輔) | 流通経済大学 | ||
19 | (田村和也) | ガイナーレ鳥取 | ||
27 | (矢倉大樹) | FC大阪 | ||
29 | (太田遼) | SC鳥取 | 選手兼監督 | |
34 | (岡本陽平) | 青山学院大学 | ||
36 | (田中誠智) | 米子東高校 | ||
39 | (橋本拓哉) | 元気SC | ||
44 | (酒井勇輔) | 鳥取境高校 | ||
49 | (勝田玲央) | 米子北高校 | ||
55 | (戸野詠史) | FC NOTORIOUS | ||
56 | (中山圭) | 鳥取大学 | ||
58 | (保永奨啓) | 米子工業高校 | ||
FW | 9 | (小林崇法) | ガイナーレ鳥取 | |
10 | (山根伸) | SC鳥取 | ||
17 | (近堂諒) | 元気SC | ||
18 | (川田泰伯) | 米子北高校 | ||
31 | (西村洸佑) | ガイナーレ鳥取U-18 | ||
33 | (中洸佑) | 米子北高校 | ||
40 | (戸田健斗) | MIOびわこ滋賀 | ||
42 | (仁宮洋輔) | 鳥取境高校 | ||
77 | (清水達暉) | 米子高専 | ||
88 | (若木勇太) | 元気SC | ||
91 | 住田貴彦 | グルージャ盛岡 | ||
99 | (谷村優太) | 米子北高校 |
歴代所属選手
スタジアム
- チュウブYAJINスタジアム
- (米子市弓浜コミュニティ広場)
- どらドラパーク米子陸上競技場・球技場
- とりぎんバードスタジアム
- コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場・球技場・多目的広場
- (東郷総合運動公園)多目的広場
関連項目
出典
外部リンク
- SC鳥取ドリームス(ガイナーレ鳥取公式サイト内)
- やまつみスポーツクラブ