鶴川健吉(つるかわ けんきち、1981年12月4日 - )は、日本の小説家。元大相撲行司。東京都出身。大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科卒業。行司時代の行司名は、式守健太。
経歴
都立高校を中退し、大相撲の行司として桐山部屋に入門。1998年に式守健太として初土俵。2001年には、序二段格に昇進。2002年2月に引退し進学。2007年、大阪芸術大学芸術計画学科を卒業。その後、温泉旅館などで働き、2010年、鶴川建名義で応募した「乾燥腕」で第110回文學界新人賞を受賞。受賞を機にペンネームを鶴川健吉に改めた。2013年、「すなまわり」で第149回芥川賞候補。
作品
- 小説
- 単行本未収録作品
- 裸婦ペロリ(文學界、2010年12月号)
- 切り抜き(文藝春秋、2013年11月号)
- エッセイ
- すべてはもののとらえ方(月刊PHP、2011年1月号)