鶴八鶴次郎(つるはちつるじろう)は、川口松太郎による短編小説・新派戯曲。「オール読物」の1934年10月号に掲載。翌年、第1回直木三十五賞を受賞。1938年と1956年には映画化、1956年・1966年・1973年にはテレビドラマ化している。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
時は大正時代。舞台は東京。鶴賀鶴八、鶴次郎という新内の名コンビがいた[1]。彼らは、心の中ではお互いに尊敬し好意を抱き合っていたが、芸への熱意から頻繁に喧嘩していた。喧嘩別れをし、鶴八は料亭へ嫁がざるを得なくなった。
映画
1938年版
映画の長さは89分。
1956年版
テレビドラマ
テレビドラマは3度放送されているが、いずれも前後編となっている。
1956年版
1956年10月22日・同年10月29日にKRT(現:TBSテレビ)の『(ウロコ座)』(月曜21:50 - 22:20。武田薬品工業一社提供)で放送。
1966年版
1966年1月6日・同年1月13日にフジテレビ系列の『シオノギテレビ劇場』(当時木曜22:00 - 22:45。塩野義製薬一社提供)で放送。
1973年版
1973年12月12日・同年12月19日にNET(現:テレビ朝日)系列の『女・その愛のシリーズ』(水曜21:00 - 21:55)で放送。
脚注
- ^ 鶴八鶴次郎 - 劇団新派公式サイト
- ^ “成瀬巳喜男『鶴八鶴次郎』|山田五十鈴と長谷川一夫のツンデレっぷりに注目【面白すぎる日本映画 第6回】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト”. serai.jp (2017年6月14日). 2021年2月2日閲覧。
- ^ “鶴八鶴次郎 : 作品情報”. 映画.com. 2021年2月2日閲覧。
- ^ “鶴八鶴次郎(1956年版)”. テレビドラマデータベース. 2021年2月3日閲覧。
- ^ “鶴八鶴次郎(1966年版)”. テレビドラマデータベース. 2021年2月3日閲覧。
- ^ “鶴八鶴次郎(1973年版)”. テレビドラマデータベース. 2021年2月3日閲覧。
外部リンク
- Tsuruhachi and Tsurujiro / 鶴八鶴次郎 (1938) - YouTube
- 鶴八鶴次郎(1956年版) - テレビドラマデータベース
- 鶴八鶴次郎(1966年版) - テレビドラマデータベース
- 鶴八鶴次郎(1973年版) - テレビドラマデータベース