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鳥飼 (福岡市)

鳥飼(とりかい)は、福岡県福岡市中央区城南区にまたがる地域。かつての鳥飼村で、現行の行政地名は、鳥飼一丁目から七丁目まで(一丁目から三丁目までが中央区、四丁目から七丁目までが城南区)[1]。六丁目に城南区役所が所在する。面積は、中央区鳥飼が約29.11ヘクタール、城南区鳥飼が約53.84ヘクタール、合計で約82.95ヘクタール[注釈 1]。2023年2月末現在の人口は中央区鳥飼が5,547人、城南区鳥飼が9,774人の合わせて15,321人[3]郵便番号は中央区鳥飼:810-0053、城南区鳥飼:814-0103[4]

鳥飼一丁目から七丁目まで
鳥飼の地図
鳥飼一丁目から七丁目まで
鳥飼の地図
鳥飼一丁目から七丁目まで
鳥飼一丁目から七丁目まで (福岡県)
鳥飼一丁目から七丁目まで
鳥飼一丁目から七丁目まで (日本)
北緯33度34分51.6秒 東経130度22分5.6秒 / 北緯33.581000度 東経130.368222度 / 33.581000; 130.368222
日本
都道府県 福岡県
市町村 福岡市
中央区城南区
面積
 • 合計 82.95 ha
人口
(2023年(令和5年)2月末現在)
 • 合計 15,321人
等時帯 (JST)
郵便番号
810-0053(中央区鳥飼)、 814-0103(城南区鳥飼)
市外局番 092

地理

福岡市の都心部とされる中央区天神の西南西約3キロメートル、大濠公園から西南西に1キロメートル弱、西新六本松の中間に位置する。北北西で今川と、東北東で大濠と、東北東で樋井川を介して草香江と、南で別府べふと、西北西で七隈川を介して曙及び城西と、西南西で樋井川を介して城西と隣接する。土地利用については、高度経済成長期から転勤族の多く住む福岡市きっての社宅街として知られており、現在は比較的マンションの比率の高い住宅街となっている。町内で南方向から北西方向への向きを変えて流れる樋井川が中央区と城南区の区境で、中央区側には城南線が通っている。

住宅街

鳥飼は西新などの繁華街から比較的近い距離にある住居地域である。バス路線が多く、徒歩圏内に2路線の地下鉄の駅がある交通の便の良さ、平坦で静かな住環境の良さから住む街として非常に人気が高く、「転勤族の街」とも呼ばれる。近年はマンション建設が相次ぎ、社宅と合わせて集合住宅の多い街となっている。城南区の鳥飼小学校は転勤族の子供たちが多く、他地域の方言を話す子供も見られる[5]

福岡市大濠公園から西南西に1キロ弱、西新六本松の中間に位置する。高度経済成長期から転勤族の多く住む福岡市きっての社宅街として知られており、現在は比較的マンション比率の高い住宅街となっている。町内で南方向から北西方向への向きを変えて流れる樋井川が中央区と城南区の区境で、中央区側には城南線が通っている。

河川

「鳥飼低地」と呼ばれる概ね標高1から3メートルの低地となっており、全体に極めて平坦である。中央区と城南区の間を樋井川が南方向から西方向へとカーブし流れ、城南区の西側を流れる七隈川と城西橋付近で合流する。樋井川の両岸部は周辺よりやや標高が高くなっている。このため1953年(昭和28年西日本水害)、1963年、1999年、2009年の記録的大雨の際に樋井川が氾濫し、浸水被害が発生しているが、その後大規模な河川浚渫改修工事が行われ、同様の大雨でも氾濫が起こる危険性は低くなっている[6]

町域に流れる河川は次の通り。

地価

2017年1月1日時点の公示地価は福岡県福岡市城南区鳥飼5丁目2番5の地点で300,000(円/m²)2となっている[7]

歴史

  • 1274年(文永11年・至元11年)10月 - 元寇・文永の役の戦場となる(鳥飼潟の戦い)。
  • 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い早良郡谷村、鳥飼村の一部、福岡区西町の一部が合併して早良郡鳥飼村が成立。
  • 1912年(明治45年) - 鳥飼一帯の地下に石炭層があることは明治20年代から知られていたが、明治末年には採掘が振るわず閉山した西新炭坑に変わる形で現・鳥飼小学校の付近で鳥飼炭鉱の採掘が始まり、以来十数年、炭坑町として活気に沸いた。しかし、第一次世界大戦後の不況で石炭価格が大幅に下落した影響や、落盤事故が相次いだこともあり、全て1928年頃までに閉山した[5]
  • 1919年(大正8年)11月1日 - 鳥飼村が福岡市へ編入される。
  • 1925年(大正14年)6月15日 - 現在の城南区役所の場所に北九州鉄道鳥飼駅(のち国鉄鳥飼駅、1983年3月21日限りで廃止)が開業。
  • 1945年(昭和20年) - 福岡大空襲。当時の福岡市鳥飼町(現・鳥飼二丁目)にあった福岡第一師範学校・女子部が焼失。
  • 1951年(昭和25年)11月 - 鳥飼小学校が福岡市立第三十五番目の小学校として開校する。 校地は炭鉱のボタ山の後で、でこぼこの土地で職員、児童が一緒になってローラーを引っ張って整地をした。当時の福岡の学校の中では一番広い運動場を持っていた。
  • 1982年(昭和57年)5月10日 - 西区の人口増加に伴い、早良区と城南区が新設される。四〜七丁目がそれまでの福岡市西区から、発足した城南区へ区域変更される。城南区の区役所に、鳥飼四丁目の当仁中学校跡地(現・城西中学校第二グラウンド)が暫定的に利用され、他の区役所とはまったく趣が違うものとなっていた。
  • 1987年(昭和62年)3月 - 城南区発足以来五年、六丁目の鳥飼駅跡地に城南区役所庁舎が完成、移転する。

人口

中央区鳥飼一丁目から三丁目まで及び城南区鳥飼四丁目から七丁目までについてそれぞれの人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[3]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。

中央区鳥飼一丁目から三丁目まで

城南区鳥飼四丁目から七丁目まで

交通

道路

主な幹線道路は次の通り。

  • 城南線(福岡市道堅粕西新2号線)
  • 地行鳥飼七隈線
  • 鳥飼藤崎線
  • 東油山唐人線
  • 鳥飼別府線

鉄道

地区内には鉄道は通っていないが、北西の福岡市地下鉄空港線西新駅、南の七隈線別府駅がそれぞれ徒歩圏内である。

バス

  • 西鉄バス6番 福岡タワー-西新-鳥飼鳥飼五丁目城南区役所北口-六本松-(国体道路)-天神-博多駅
  • 西鉄バス9番・10番 -西新-鳥飼-六本松-薬院-博多駅
  • 西鉄バス6-1番 福岡タワー-地行-鳥飼三丁目鳥飼-大濠高校前-(国体道路)-天神-博多駅
  • 西鉄バス7・11番 -昭代-中村高校前城南区役所北口-六本松-(国体道路)-天神

ほか複数路線

施設

町内の南部を中心に、城南区役所や学校など公共施設が多く、コンビニエンスストアスーパーマーケットも町内や隣接町内に多くある。

公共・公益施設

学校

市立小学校の校区は二つに分かれる。中央区鳥飼一丁目(1番から4番まで)、二丁目及び三丁目までが南当仁小学校の校区、中央区鳥飼一丁目(5番から8番まで)及び城南区鳥飼が鳥飼小学校の校区である[8]

公園

  • 鳥飼公園[注釈 3]
  • 鳥飼北公園
  • 鳥飼中公園
  • 鳥飼南公園
  • 鳥飼本町公園

その他

  • 鳥飼病院
  • 鳥飼ハウジング
  • サニー別府店
  • ハローデイ別府店
  • セブン-イレブン福岡鳥飼1丁目店
  • セブン-イレブン福岡鳥飼2丁目店
  • セブン-イレブン福岡鳥飼6丁目店
  • セブン-イレブン福岡鳥飼7丁目店
  • ファミリーマート福岡鳥飼三丁目店
  • ファミリーマート福岡鳥飼7丁目店
  • ファミリーマート福岡城南区役所前店

また、城南区役所の東側に鳥飼5丁目商店会が形成されている。

名所・旧跡

  • 鳥飼八幡宮
  • 埴安神社
  • 萬福寺(まんぷくじ、鳥飼三丁目5番31号)

出身人物

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 平方メートルからヘクタールへ換算し、端数処理を行った[2]
  2. ^ 鳥飼二丁目の西端に流れる河川。現在は暗渠にされて、上部は市道大濠東油山線として整備されている。この暗渠(下水道)は地行一丁目の菰川橋(明治通り)から続いており、途中の今川一丁目の道路脇には「簗橋」の石碑なども残されている
  3. ^ 所在地:福岡市中央区鳥飼二丁目4番(地番:57番12)北緯33度35分1.1秒 東経130度22分16.2秒 / 北緯33.583639度 東経130.371167度 / 33.583639; 130.371167、面積:3,500.00m2、開園年度:1999[9]

出典

  1. ^ 福岡市. “福岡市区の設置等に関する条例”. 2023年3月31日閲覧。→別表第1
  2. ^ 福岡市総務企画局企画調整部統計調査課 (2020年10月1日). “令和2年(2020年)国勢調査”. 福岡市. 2023年3月31日閲覧。→1-11/参考/面積、人口密度、人口及び世帯数-公称町別(令和5年1月31日)
  3. ^ a b 福岡市統計調査課. “登録人口(公称町別)- 住民基本台帳(日本人)男女別人口及び世帯数”. 福岡市. 2023年3月31日閲覧。
  4. ^ 日本郵便株式会社. “郵便局”. 2023年1月27日閲覧。→「郵便番号を調べる」→キーワード検索等
  5. ^ a b 柳 猛直『福岡歴史探訪〈南区・城南区編〉』1994年、178-186頁
  6. ^ 樋井川床上浸水対策特別緊急事業の紹介福岡県、2014年10月25日閲覧
  7. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査2017年10月07日閲覧
  8. ^ 通学区域一覧(学校別)福岡市教育委員会、2014年10月25日閲覧
  9. ^ 福岡市財政局財産有効活用部財産活用課公有財産係. “固定資産台帳の公表”. 2022年9月4日閲覧。

関連項目

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