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株式会社飛騨高山テレ・エフエム(ひだたかやまテレ・エフエム)は、岐阜県高山市の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)を行っている特定地上基幹放送事業者である。
株式会社飛騨高山テレ・エフエム HIDA-TAKAYAMA TELEFM | |
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愛称 | Hits FM[1] |
(コールサイン) | JOZZ6AE-FM |
周波数/送信出力 | 76.5 MHz/20 W |
本社・所在地 | 〒506-0021 |
設立日 | 1986年8月 |
開局日 | 1997年7月19日[1] |
演奏所 | 本社と同じ |
送信所 | 高山市下切町2281-2 |
中継局 | 清見IC 出力5W[2] 清見龍ヶ峰 出力5W[2] 荘川ダナ 出力1W[2] 高根子の原 出力10W[2] 上宝在家山 出力2W[2] 奥飛騨温泉郷平湯 出力1W[2] |
(放送区域) | 高山市の一部 |
ネット配信 | JCBAインターネットサイマルラジオ[3] |
公式サイト | http://www.hidanet.ne.jp/~hitsfm/ |
日本放送協会高山放送会館の2階にある本社 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒506-0021 岐阜県高山市名田町五丁目95番地の10 |
業種 | (情報・通信業) |
法人番号 | 1200001025157 |
事業内容 | ラジオ放送業 |
代表者 | 代表取締役 大岩 英夫 |
資本金 | 2億400万円 |
純利益 | 100万円(2020年03月31日時点)[4] |
総資産 | 1億8600万円(2020年03月31日時点)[4] |
決算期 | 3月末日 |
概要
1997年(平成9年)に開局した岐阜県初[1]、東海地方では愛知県のエフエム豊橋に次ぐ2番目のコミュニティ放送局である[6]。
ほとんどの時間は自社制作番組で構成され、住民だけでなく観光客にもターゲットを伸ばした内容となっている[要出典](深夜の一部番組はほかのコミュニティ放送局および制作団体の番組を放送。放送開始時は100%自社制作番組だった[7])。
もともと高山市は山間部なために受信可能なFM放送局が少ない(2001年(平成13年)の岐阜エフエム放送(現・エフエム岐阜)開局前まではNHK-FMしかなかった[7]。)ことから、開局により瞬時に市民に浸透、地域密着性と娯楽性の両立に成功している[要出典]。特に開局後すぐに開始した番組『私のオールディーズ』は、鬼ころしの蔵元である老田酒造店、老田正夫のDJおよび構成によっていた[1][8]。老田本人の申し出により、2007年(平成19年)3月末をもって終了、最後はベニー・グッドマンの「グッドバイ」を選曲した[8]。
沿革
前身は飛騨高山テレトピア株式会社である[9]。これは1985年(昭和60年)、郵政省(当時)が推進した地域情報化政策により高山市が県内初のテレトピア地域指定を受けたことから、1986年(昭和61年)に第三セクターとして設立されたものである[6]。 飛騨高山観光産業振興システム(キャプテンシステムを利用したニューメディア事業)を推進し、これにより市街地にビデオテックス端末などを設置、運営を行った。土産品情報や、ホテルおよび旅館の空室情報などがリアルタイムに配信されることはインターネットのない当時としては画期的であり、市外からのアクセスも多くこれは一定の成果を得たとされる[10]。
放送エリアなど
サービスエリアは、高山市および飛騨市の一部、エリア内人口は約10万人、世帯数は約2万3千世帯 [11]。放送は平日・休日とも6時から24時までとなっている。
2005年(平成17年)の市町村合併により、高山市の面積が非常に広大となり市内の大半をカバーできない問題が発生したが、6中継局の放送局(現・特定地上基幹放送局)の予備免許を取得、2009年(平成21年)1月下旬に試験放送開始、2009年4月1日に本放送を開始した。これにより、放送区域が拡大し高山市全世帯の84.2%がカバーされたことにより、ほぼ解消した[要出典]。
この放送区域拡大エリア(高山市西部)は、民放のエフエム岐阜はおろかNHK-FMの送信所も設置されていないため、聴取できるラジオ局が当局のみとなる地域も多い。なお、2016年(平成28年)8月1日よりJCBAインターネットサイマルラジオでの配信を開始しており[3]、直接受信ができない地域でもスマートフォンやパソコンで聴取することが可能となった[3]。
送信所
タイムテーブル
現在の番組の詳細は、公式サイトのタイムテーブルなどを参照。
月曜日・火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 | |||
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6 | 6:00 | (再放送・外部制作番組・音楽自動演奏) | ||||||
7 | 7:00 | Hits Morning Air 中村よしこ | Hits Happy Station 宮ノ下浩一[1] | Hits Sunday Channel 篠原千咲 | ||||
8 | 8:56 | (再放送・外部制作番組・音楽自動演奏) | ||||||
9 | 9:00 | |||||||
10 | 10:00 | Hits Daily Express 月・火:佐藤えり 水:服部和子 | (再放送・ 外部制作番組 ・音楽自動演奏) | Hist Daily Express 金:服部和子 | ||||
11 | 11:00 | |||||||
11:51 | Hits Daily Express 木:服部和子 | |||||||
12 | 12:58 | コマーシャル | ||||||
13 | 13:00 | Hits Voice of the Compass 月・水:篠原千咲、火:宮ノ下浩一[1] 木・金:林みずき | Hits Saturday's Power Charger 田中曜子 | Hits Viva Domenica!! 亀山陽子 | ||||
14 | 14:00 | |||||||
15 | 15:58 | コマーシャル | ||||||
16 | 16:00 | Hits Sunset Vox 月・火・水:井谷麻希、木・金:田中曜子 | ||||||
17 | 17:00 | |||||||
18 | 18:53 | (再放送・ 外部制作番組・ 音楽自動演奏) | コマーシャル | (再放送・ 外部制作番組・ 音楽自動演奏) | (再放送・外部制作番組・音楽自動演奏) | |||
19 | 19:00 | Hits Music Crossroads 佐田鐘子[1][5] | ||||||
20 | 20:00 | |||||||
21 | 21:00 | (再放送・外部制作番組・音楽自動演奏) | (再放送・外部制作番組・音楽自動演奏) | |||||
22 | 22:00 | |||||||
23 | 23:00 | |||||||
0~6 | 放送休止 |
防災ラジオ
高山市は、2009年4月(平成21年度)から高山防災ラジオを有償頒布している [12]。 ヒッツエフエム以外のNHK・民放のFM放送・AM放送も計5局受信できる。
脚注
- ^ a b c d e f g h . 朝日新聞デジタル. (2022年7月14日). オリジナルの2022年7月14日時点におけるアーカイブ。 2023年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『ラジオ番組表 2022年/秋号』三才ブックス、2022年11月1日、228頁。ISBN (978-4-86673-338-8)。
- ^ a b c d “ヒッツFMのネット配信が始まりました”. 高山市市長公室広報公聴課 (2016年8月1日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ a b 株式会社飛騨高山テレ・エフエム 第34期決算公告
- ^ a b “高山のFMラジオパーソナリティー佐田鐘子さんが初CD歌手デビュー”. 飛騨経済新聞 (2012年5月25日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ a b c 「コミュニティFMの放送 来月16日に開始 飛騨高山テレ・エフエム」日本経済新聞1997年6月19日付朝刊、地方経済面中部7ページ
- ^ a b 本田直人「飛騨らしさ電波に乗せて 高山のHitsFM」朝日新聞1997年10月28日付朝刊[]、岐阜版
- ^ a b 山内明"ジャズ紹介し10年「グッドバイ」"2007年5月2日付朝刊[出典無効]、岐阜版22ページ
- ^ 「地元密着FM局、6月にも本格放送 県内で初 高山」朝日新聞1997年3月15日付朝刊[]、岐阜版
- ^ 地域の産業面における活用 平成元年版通信白書第2章第2節3(1) (総務省情報通信統計データベース)
- ^ (Internet Archiveのアーカイブ:2013年5月9日収集)
- ^ 高山防災ラジオについて 高山市(国立国会図書館のアーカイブ:2010年8月3日収集)
関連項目
外部リンク
- HitsFM 76.5MHz
- HitsFM76.5 (@HitsFM765) - Twitter