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雲出川(くもずがわ)は、三重県を流れる一級水系の本流である。
雲出川 | |
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水系 | 一級水系 雲出川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 55 km |
平均流量 | 8.8 m³/s (大仰観測所 2002年) |
流域面積 | 550 km² |
水源 | 三峰山(三重県) |
水源の標高 | 1,235 m |
河口・合流先 | 伊勢湾(三重県) |
流域 | 日本 三重県 |
雲出川(百科事典 日本の川) - 国土交通省中部地方整備局 中部の河川 |
奈良県との県境に位置する三峰山に源を発し、伊勢湾に注いでいる。
概要
奈良県との県境に位置する三峰山に源を発し[1]、八手俣川や長野川、中村川などを併せ伊勢湾に注ぐ。河口には雲出古川との間に三角州がある。上流の支流八手俣川には君が野ダムがあり桜の見所として知られている。雲出川上流にはリバーパーク真見という施設及びキャンプ場があり下流には瀬戸ヶ渕と言う渓谷がある。
津市香良洲町の河口にある正三角形に近い形をした三角州は、教科書で採りあげられている事例がある。
歴史的には、江戸時代には津藩主を慰める「鮎とり行事」が催されていたといわれ、そのことから鮎釣りで名高い川にもなっている。毎年8月1日に行われる「万灯流し」は、鮎に感謝をこめる意味合いがある。
語源
川の名前の由来については主に2つの説がある[1]。
流域の自治体
並行する交通網
主な支流
- 八手俣川 - 津市美杉町竹原付近で合流する。JR名松線の伊勢竹原駅以南にある。
- 榊原川 - 長野川と合流する支流。
- 長野川 - 長野峠付近に源を発し、津市庄田町付近で合流する。津市の上水道取水源である。
- 波瀬川 - 津市須ヶ瀬町付近で合流する。近鉄大阪線川合高岡駅から伊勢中川駅およびJR名松線一志駅から伊勢八太駅間には、渡河のための橋梁が敷設されている。
- 中村川 - 近鉄名古屋線伊勢中川駅から桃園駅間にある本川鉄橋付近で合流する。
- 雲出川古川(分流) - 津市雲出伊倉津町と同市香良洲町の境界となる、香良洲橋付近から分流する。
- 南家城川口井水 - 津市白山町南家城から取水し川口地区一帯の水田を潤す用水路。1190年(文治6年)に開削されたと伝わり、2016年(平成28年)にかんがい施設遺産に登録された。
脚注
関連項目
外部リンク
- 雲出川(百科事典 日本の川) - 国土交通省中部地方整備局 中部の河川
- - 国土交通省