この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2018年11月) |
防衛総司令部(ぼうえいそうしれいぶ)とは、太平洋戦争時に内地・朝鮮・台湾に在る軍隊を広域防衛(防空のこと)の見地から、一元指揮するために設けられた大日本帝国陸軍の組織。通称・略称は防総。
沿革
1941年(昭和16年)7月5日、軍令陸甲第33号を以って編成された。大元帥たる天皇に直隷していることから総軍の格とされ、便宜上「防衛総軍」と表記される例もあるが実際は総軍ではなく、作戦部隊・隷下部隊を持たず、東部軍・中部軍・西部軍・北部軍・朝鮮軍・台湾軍などの司令部を防空の見地から指揮する組織である。
その後、1944年(昭和19年)からは指揮のみでなく統率もするものとし、1945年(昭和20年)4月、本土決戦(決号作戦)を睨み津軽海峡以南の日本内地のみを管轄区域として第1総軍・第2総軍に分割・改編し完全な統率機関とした。
総司令部人事
指揮下にあった部隊
防衛軍 | 部隊 |
---|---|
東部軍 | 留守近衛師団 |
(留守第2師団) | |
留守第51師団 | |
留守第52師団 | |
第61独立歩兵団 | |
東部軍砲兵隊 | |
東部防空旅団 | |
東京湾要塞 | |
中部軍 | 留守第3師団 |
(留守第4師団) | |
(留守第53師団) | |
留守第54師団 | |
第63独立歩兵団 | |
第64独立歩兵団 | |
中部防空旅団 | |
舞鶴要塞 | |
由良要塞 |