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阪口 幸雄(さかぐちゆきお)は、米国在住のエネルギー問題研究者、経営コンサルタントである。専門は、再生可能エネルギー、エネルギー貯蔵、マイクログリッド、分散電源管理、脱炭素等の米国における技術動向や経済性の研究等。
人物
環境・エネルギーの視点から持続可能な社会のあり方や、技術・政策・経済性のバランスのあり方を研究している。2021年時点の主な研究テーマは「脱炭素の技術や経済性の研究」「各種のエネルギー貯蔵方式の比較」「日米のエネルギー政策の比較」等。環境・エネルギーに関する執筆・講演活動を行っている。
プロフィール
県立松江北高等学校卒業。国立岡山大学理学部物理学科卒業(専門は固体物理学)。
阪口幸雄は1985年に渡米以来、シリコンバレー在住36年である。
略歴
- 1985年 - 1996年:Hitachi Micro Systems, Inc.(Department Manager)
- SHマイコンを用いたシステムLSIの開発。
- データパスを用いた設計手法。
- クロック合成手法(US Patent 5691662A)。
- 1996年 - 2002年:Arcadia Design Systems, Inc. (Senior Vice President)
- MUSTANG
- 2002年 - 2009年:Applause Technologies, Inc. (Founder and CEO)
- Applause Technologies, Inc.は、2002年に阪口幸雄が起業したファブレスベンチャー企業である。
- 下記の3種類の高速グラフィックスLSIを開発した。
- AP2010
- AP4010
- 下記の機器のメインCPUに採用され量産された。
- 自動車内の情報端末
- 知育デバイス
- エレベータ内の情報端末
- 下記の機器のメインCPUに採用され量産された。
- AP8010
- ARM9を搭載したグラフィックチップである。
- 開発は成功し試作チップで全機能の目標周波数での動作を確認したが量産には至らなかった。
- Applause Technologies, Inc.は、10億円以上の資金を調達し、3種類のLSIを開発したが、2009年に経営難に陥り、最終的に2億円以上の債務を抱えて自己破産した。
- 2010年- 現在 :Clean Energy Research Lab.[1] (Founder and Principal)
- 環境・エネルギーの視点から持続可能な社会のあり方や、技術・政策・経済性のバランスのあり方を研究するシンクタンクである。
- 阪口が中心となり、執筆活動、講演活動、政府機関向けの調査活動を行なっている。
講演
- 「脱炭素革命の半導体へのインパクト」(日本学術振興会)
- 「米国で急速に広がるマイクログリッド」(早稲田大学スマート社会技術融合研究機構)
- 「バイデン政権のエネルギー関連政策」(早稲田大学スマート社会技術融合研究機構)
- 「米国のエネルギービジネス」(早稲田大学スマート社会技術融合研究機構)
- 「テスラのエネルギービジネス最新動向」(新社会システム総合研究所)
- 「米国で進む広域自律型マイクログリッド」(新社会システム総合研究所)
- 「米国のエネルギー×ブロックチェーン最前線」 (新社会システム総合研究所)
寄稿
- 「離陸寸前、米国の住宅向け蓄電池」 (日経クロステック)
- 「再エネ100%に本気で挑むカリフォルニア」(エナジーシフト)
- 「カリフォルニアとハワイの事例から、アメリカ再エネビジネスをひもとく」(エナジーシフト)
著書
関連項目
脚注
外部リンク
- クリーンエネルギー研究所(シリコンバレー)
- アプローズテクノロジーズ「AP8010の開発」
- 阪口幸雄オフィシャルブログ
- エネジーシフト