間野 英二(まの えいじ、1939年2月7日 - )は、日本の東洋史学者。学位は、文学博士(京都大学・(論文博士)・1986年)((学位論文)「14-16世紀中央アジア史研究」)。京都大学名誉教授。日本学士院会員。
来歴・人物
愛知県生まれ。1961年に京都大学文学部史学科東洋史専攻を卒業、1966年同(大学院)文学研究科(博士課程)単位取得退学。
1968年~72年の大阪大学文学部助手、1969年~72年のハーバード大学大学院留学を経て、1972年京都大学文学部西南アジア史学専攻助教授、1986年教授。同年「14-16世紀中央アジア史研究」で京都大学より文学博士の学位を取得。
1996年~1998年に史学研究会理事長、2001年~02年に東洋史研究会会長を歴任。2003年に京大を定年退官し[3]、名誉教授。2004年、龍谷大学教授。同年、『バーブルとその時代』(『バーブル・ナーマの研究』4巻)で日本学士院賞受賞。
2014年日本学士院会員。
研究
著書
単著
- 訳・注解
- 『バーブル・ナーマ ムガル帝国創設者の回想録』全3巻 平凡社東洋文庫 2014-2015
- グルバダン・ベギム[5]『フマーユーン・ナーマ ムガル帝国皇帝バーブルとフマーユーンについての回想録』平凡社東洋文庫 2023
共編著
参考文献
- 『京都大学文学部の100年』