» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

間人

間人(たいざ)は、京都府京丹後市丹後町の地名。大字としての名称は丹後町間人(たんごちょうたいざ)。日本海に面しており、(立岩)などの景勝地を有している。難読地名とされる。

間人
日本
都道府県 京都府
市町村 京丹後市
大字 丹後町間人
人口
(2015年10月)
 • 合計 1,987人
等時帯 (日本標準時)
郵便番号
627-0201

名称

聖徳太子の生母・間人皇后(はしうどこうごう)が蘇我氏物部氏との争乱を避けて丹後[1]の当地に身を寄せ、のちに当地を去るに当たって自らの名をこの地に贈ったものの、住民は「はしうど」と呼び捨てにすることを畏れ多く思い、皇后がこの地から退座(たいざ)したのにちなみ間人を「たいざ」と読み替えた、との伝承が残る。但し間人皇后が丹後に避難したとする記述は記紀になく、由来には他にも諸説がある。

死者を大陸に向けて埋葬する風習が長らく残っていた[2]

地理

丹後半島北西岸に位置し、日本海に突き出ている。東部を竹野川が北流し、河口には(立岩)がある。景勝地としてよく知られ、立岩は1971年(昭和46年)に京都府が企画し京都在住の日本画家12名に府内の名勝を描かせた「京の百景」にも選出され、(澤宏靱)によって描かれ1973年(昭和48年)京都市内で開催された展覧会に出品された[3]

歴史

 
間人皇后・聖徳太子母子像
  • 平安時代中期に編纂された『和名抄』に「間人郷」として見える。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行によって竹野郡間人村が発足。
  • 1921年(大正10年)4月1日 - 間人村が町制を施行して間人町が発足。
  • 1955年(昭和30年)2月1日 - 間人町・豊栄村竹野村上宇川村下宇川村の5村が合併して丹後町が発足。丹後町の大字として間人が設置される。
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 丹後町が周辺5町と合併して京丹後市が発足。京丹後市の大字として丹後町間人が設置される。

教育

 
京丹後市立丹後小学校
  • (京丹後市立丹後小学校)
    2019年(平成31年)4月に京丹後市立間人小学校と京丹後市立豊栄小学校を統合して開校[4]。間人小学校の校地を利用。2010年(平成22年)4月には京丹後市立竹野小学校が京丹後市立間人小学校に統合されている[5]
  • (京丹後市立丹後中学校)
    2014年(平成26年)4月に京丹後市立間人中学校と京丹後市立宇川中学校を統合して開校[6]
  • 京都府立網野高等学校間人分校
    2020年(令和2年)4月に開校した京都府立清新高等学校に統合されて2022年(令和4年)4月に廃校となる予定。

施設

経済

 
間人漁港

漁業

丹後半島の沖合は海岸線からわずか15kmで水深200mに達する急深な海底地形が特徴であり、ズワイガニの良い漁場となっている[7]。港湾としては間人漁港小間漁港があり、間人漁港ではハタハタカニイカ類などが、小間漁港ではブリやイカ類などが漁獲される[8]。間人漁港で水揚げされたズワイガニの一部は間人ガニというブランドで出荷され[9]。2006年(平成18年)には特許庁地域団体商標を取得している[10]

工業

丹後ちりめんの産地である。

交通

 
丹後海陸交通間人バス停

鉄道は通っていない。丹後海陸交通によって路線バスが運行されており、また間人バス停から京都駅に向かう高速バスも運行されている。

道路

名所・旧跡・観光スポット

出身者

  • 松本重太郎 - 実業家・政治家。「関西私鉄王」の異名を取った。
  • 東史郎 - 文筆家・映画館経営者。日中戦争従軍時の日記を公刊し、南京事件を告発した。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 当時は丹波国。和銅6年(713年)に丹波国北部5郡を割き、丹後国とした。
  2. ^ 『コンサイス日本地名事典』三省堂、1992年
  3. ^ 『京の百景絵画集』京都府、1973年、110頁。 
  4. ^ 「豊栄小・間人小閉校、丹後小開校」『広報京丹後』第182号、2019年5月号
  5. ^ 小学校 京丹後市
  6. ^ 中学校 京丹後市
  7. ^ “間人海岸周辺”. 山陰海岸ジオパーク. 2016年9月8日閲覧。
  8. ^ 京丹後市の漁港 京都府
  9. ^ カニ漁師に聞いた! 京都で捕れる幻のカニ「間人ガニ」はこだわりが詰まっていた! じゃらんニュース、2019年11月6日
  10. ^ 間人ガニの紹介 京都府
  11. ^ 立岩 京都府

外部リンク

  • まるっぽ間人
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。