長 麻未(ちょう あさみ、1982年5月11日 - )は、福岡県三池郡高田町(現在の みやま市)出身[1]のフリーアナウンサー・アマチュア無線家。元NHK千葉放送局・NHK山口放送局・NHK福岡放送局契約キャスター、文化放送契約アナウンサー。
ちょう あさみ 長 麻未 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 福岡県 |
生年月日 | 1982年5月11日(41歳) |
血液型 | B型 |
最終学歴 | 西南学院大学文学部児童教育学科 |
職歴 | KBCメディア契約キャスター(ラジオカー・ひまわり) RKBミューズ契約キャスター(ラジオカー・スナッピー) NHK千葉放送局キャスター NHK山口放送局キャスター NHK福岡放送局キャスター 文化放送契約アナウンサー |
出演番組・活動 | |
出演中 | 森川由加里 青春グラフィティー (ラジオ日本) |
出演経歴 | 文化放送ライオンズナイター DASH!アミーゴ1号2号 The News Masters TOKYO 竹中功のアロハな気分 岩本勉のまいどスポーツ 村上信五くんと経済クン (いずれも文化放送時代) |
来歴
アマチュア無線技士の資格を保有している両親(実父はコールサイン「JA6」のアマチュア無線局開設者)の影響で、小学校3年時に4級アマチュア無線技士の資格を九州総合通信局から取得。取得後は一時、無線局を開設していた(コールサインは「JN6GII」)[2]。
ラジオ中継のリポーターを志していたことを背景に、西南学院大学文学部児童教育学科卒業後の2005年4月から、KBCメディアの契約社員として「KBCラジオカー ひまわり号」(九州朝日放送)のリポーターを担当[2]。教職への憧れも強く、大学生時代に小学校の教職免許を取得していたため、契約期間満了後の2006年4月1日付で小学校の教諭に転身した[3][4]。しかし、友人から「『ひまわり号』のリポーター時代の方が生き生きしていた」と言われたことをきっかけに、小学校を1年で退職[2]。「(スナッピー)」(KBCと同じ在福のテレビ・ラジオ兼営局であるRKB毎日放送のラジオカー)のリポーターとして、2007年7月7日から放送の現場に復帰した。RKBでは、中継状態がよくない時に、アマチュア無線の知識を生かして自分でアンテナの向きを修正してしまうほどで、「ここまでやってしまうスナッピーは初めて見た」と評されたという[5]。
「スナッピー」のリポーターを3年間務めた後に、NHK千葉放送局で2年間、NHK山口放送局で3年間、NHK福岡放送局で1年間契約キャスターとして活動[2]。他のNHK拠点局・地方局の契約キャスターだった舘谷春香と共に、2017年10月1日付で文化放送へ入社した[6]。
文化放送とは舘谷と共に3年間の有期雇用契約を結んでいたため、2020年9月30日の契約期間満了を機に揃って退社[7][8]。契約期間満了時点での担当番組のうち、スタジオアシスタントを担当していた『文化放送ライオンズナイター』木曜分には、埼玉西武ライオンズのナイトゲーム中継を終了する10月末まで出演した[9]。
文化放送からの退社後は、フリーアナウンサーとして主にラジオ日本の番組へ出演する一方で、2020年12月から一般企業に勤務。本人曰く「(文化放送時代にアシスタントを務めた)『村上信五くんと経済クン』で得た知識のおかげで、複業を認めている前向きでサステイナブルな企業に出合えた」とのことで、勤務先では広報業務を担当している[10]。
その一方で、2020年10月末にコールサイン「JN6GII」の復活を九州総合通信局に申請。この申請が認められたため、無線局免許状の交付[2]や「JN6GII」の再開局を経て、2021年1月29日から同局での交信を再開した[11]。
現在の出演番組
- 森川由加里 青春グラフィティー(ラジオ日本、2020年10月31日 - )- 新作映画を紹介するコーナーのリポーターとして出演
過去の出演番組
文化放送
- 文化放送ライオンズナイタースタジオアシスタント(2018年度:火曜日[12]→2019・2020年度:木曜日)
- DASH!アミーゴ1号2号(2017年10月 - 2018年3月、水曜アシスタント「アミーゴ4号」[13]として出演)
- Lプロ(不定期、2018年度)[14]
- 就職戦士ブンナビ!
- (にて日曜 22:00 - 22:30)[15]
- The News Masters TOKYO(金曜アシスタント 7:00 - 9:00)
- (サタデースポーツDASHスクランブル)(土曜17:45 - 18:00)
- 大畑大介 独走トライ(日曜 18:30 - 18:45)[16]
- 竹中功のアロハな気分(日曜 19:00 - 20:00)
- 文化放送退社後の2021年2月13日に「(文化放送サタデープレミアム)」枠で放送された『竹中功のアロハな気分〜リターンズ!〜』にも出演。
- (SDGs Voice)(平日 17:50 - 17:55、伊藤佳子・鈴木純子・西川文野・舘谷の5名による持ち回り)
- 岩本勉のまいどスポーツ(月曜 17:55 - 18:30)
- 片山右京 DREAM REVIEW(月曜 18:30 - 18:45)
- 村上信五くんと経済クン(土曜 9:00 - 10:00)
- 産経新聞(ラジオCM)
NHK福岡放送局
NHK山口放送局
NHK千葉放送局
その他
出典一覧
- ^ a b - ウェイバックマシン(2005年4月7日アーカイブ分)
- ^ a b c d e f “<今秋まで文化放送アナウンサーとして活躍>フリーアナウンサーの長 麻未さん「もうすぐ“JN6GII”でアマチュア無線にカムバックします!」”. 『CQ ham radio』公式ブログ. (2020年11月13日)2020年11月15日閲覧。
- ^ “長 麻未(文化放送アナウンサー)(@asami_cho_511)| Twitter”. twitter.com. 2018年11月7日閲覧。
- ^ asami_cho_511のツイート、2020年7月25日閲覧。
- ^ 「CQ ham radio」2020年12月号スペシャルインタビュー
- ^ スポーツニッポン新聞社 (2017年9月20日). “文化放送、元NHKアナを採用 長麻未アナ&舘谷春香アナ”. スポニチ Sponichi Annex2018年11月7日閲覧。
- ^ “「文化放送アナウンサー長麻未・舘谷春香卒業トークライブ / 立つ鳥爪痕を残す」無観客で生配信”. 文化放送. 2020年9月15日閲覧。
- ^ “長 麻未(文化放送アナウンサー) on Twitter”. Twitter. (2020年9月15日)2020年9月17日閲覧。
- ^ 2020年初頭の新型コロナウイルス感染拡大を背景に、日本プロ野球(NPB)の2020年レギュラーシーズンが、開幕を約3ヶ月延期したうえで11月上旬まで組まれていたことに伴う措置。
- ^ “長 麻未 on Twitter”. Twitter. (2020年12月4日)2021年2月3日閲覧。
- ^ “長 麻未 on Twitter”. Twitter. (2021年1月29日)2021年2月3日閲覧。
- ^ “長 麻未(文化放送アナウンサー) on Twitter”. Twitter. (2018年6月20日)2018年11月7日閲覧。
- ^ “DASH!!アミーゴ1号2号”. www.joqr.co.jp. 文化放送. 2018年11月7日閲覧。
- ^ “小川真由美 on Twitter”. Twitter. (2018年4月5日)2018年11月7日閲覧。
- ^ “オリジナルアニメ「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」の連動番組「&CAST!!!アワー ダブルデッカー ~リスヴァレッタ放送局~」が「超!A&G+」と「&CAST!!!」で放送開始!”. 文化放送 (2018年9月26日). 2018年11月10日閲覧。
- ^ “大畑大介 独走トライ”. www.joqr.co.jp. 文化放送. 2018年11月7日閲覧。
- ^ “長 麻未 on Twitter”. Twitter. (2021年1月8日)2021年2月3日閲覧。
- ^ - ウェイバックマシン(2007年9月12日アーカイブ分)
- ^ - ウェイバックマシン(2012年3月29日アーカイブ分)
外部リンク
- 長麻未 (@asami_cho_511) - Twitter