番組概要
渡辺えりと篠田麻里子の初ダブル主演2時間ドラマかつ金曜プレステージ「銭シリーズ」第三弾である。
バブル期を中心に前後を描いたもので、株で金が増えて人が寄って、やがてバブルがはじけて人が去ってという内容[1]。尾上縫事件をモデルとしている。
朝丘雪路のテレビドラマ作品の遺作となった(アルツハイマー型認知症のため、2014年に芸能活動の一線から退き、2018年4月27日逝去)。
あらすじ
1981年都内の料亭で働いていた山形出身の蓮見恵(渡辺えり)は、金持ち客に取り入りその援助で自分の店を東京の一等地に料亭を持つことになる。時代はバブル期前に人手不足となり従業員募集の張り紙をしたところ白井美保(29)(篠田麻里子)が仲居としてやって来る。
二人は意気投合し時代はバブル期に、白井と蓮見は共謀して銀行マンや証券マンを手玉に取り資産を増やし、その裏で10億円ものタンス預金を利用して架空口座を開き株が大当たり、それ以来、株や金融、不動産で大儲けをし出す。それに気づいた田舎にいる蓮見の母親トミ(富士真奈美)が山形から上京してやって来てまた問題が起きる。出資は蓮見でその右腕となる白井、二人の銀行を利用した金儲けとそれを取り巻くバブル時代の人物たちを描いたドラマである。
また番組の所々のナレーションは本編の最初と後半に出て来る今の白井美保(56)(かたせ梨乃)が担当している。
出演者
スタッフ
- 脚本:西岡琢也
- 撮影:上赤寿一
- 照明:関根謙一
- VE:瀬尾幸夫
- 録音:林昭一
- 編集:北澤良雄
- 選曲:山川繁
- 効果:橋本正二
- EED:和田多加
- MA:兒玉邦宏
- 美術プロデュース:津留啓亮
- 衣裳:さかいなおみ
- ヘアメイク:小川幸美、鎌田真由美(かたせ梨乃担当)、小出冨久(朝丘雪路担当)
- スタイリスト:(梅原ひさ江)(かたせ梨乃、篠田麻里子担当)
- 装飾:佐々木健一
- 持道具:佐々木理恵
- 経済考証:山崎元
- 広報:加藤麻衣子(フジテレビ)
- 擬斗:(深作覚)(日俳連アクション部会)
- 題字:坂本眞美
- スチール:下平知子
- 車輛:マエダオート
- 助監督:吉野晴亮
- 制作担当:木村義明
- 制作主任:田澤俊彦
- 制作デスク:小野塚睦美
- 記録:高橋扶佐緒
- プロデューサー補:伊藤茜
- 編成企画:太田大(フジテレビ)
- プロダクションプロデューサー(ノークレジット):(渡邊万由美)(渡辺プロ)、平野昌一(バーニングプロ)
- プロデューサー:志村彰、畑有紗
- 監督:吉川一義
- 制作:フジテレビ
- 制作著作:The icon
主題歌
脚注
外部リンク
- 銭女 - フジテレビ
フジテレビ系列 金曜プレステージ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
浅見光彦シリーズ50弾 貴賓室の怪人 (2014年4月4日) | 希代の悪女シリーズ 銭女 (2014年4月11日) | 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車33 卒都婆小町が死んだ (2014年4月18日) |