鈴木 剛(すずき つよし、1972年〈昭和47年〉 - )は、日本の警察官、剣道家(教士八段)。2004年度の全日本剣道選手権大会で優勝した他、警察学校や小学生の剣友会で剣道の指導を行っている。
経歴
1972年、千葉県館山市に生まれる。剣道を始めたのは4歳の頃で、母親に勧められての事だった[1]。
中学生まではやらされている感覚があったが、千葉県立安房高等学校に進学して同校剣道部に入部した後、「同期の部員と共に試合に勝ちたい」と思うようになった[1]。そこから上達していくようになり、全国大会にも出場した[1]。法政大学への進学後も大学剣道界で活躍をしている。
大学卒業後には千葉県警察に奉職し、剣道特別訓練員に選抜された。2004年度の第52回全日本剣道選手権大会では県代表として出場し、初戦から世界大会の経験者を突破して優勝を飾っている[1]。また全日本選抜剣道七段選手権大会でも準優勝となった。また、関東管区警察学校剣道教官で、教士八段となっている[1]。
千葉市立上の台小学校を道場とする上の台剣友会でも統括顧問を務めており[2]、2015年3月には水戸市で行われた全国選抜少年剣道錬成大会で彼が監督するチームが県勢初の優勝を成し遂げている[1]。教え子からは、厳しいが、言うことを聞いて稽古したら強くなるという評価を受けている[1]。
実績
- 4回出場
- 2004年 - 優勝
- (全日本選抜剣道七段選手権)
- 準優勝
- 7回出場
- 準優勝・3位・4位・5位を各1回
- (全日本東西対抗剣道大会)
- 出場
- 出場
- 優勝・3位を各1回