経歴・人物
神奈川県横浜市出身。慶應義塾大学文学部仏文学専攻卒業後、同大学大学院文学研究科仏文学専攻に在籍中の2014年、第51回文藝賞を「アルタッドに捧ぐ」で受賞しデビュー[1]。2018年、(池田晶子記念)わたくし、つまり Nobody賞受賞、『双子は驢馬に跨がって』で第40回野間文芸新人賞受賞。2019年、「壺中に天あり獣あり」で第32回三島由紀夫賞候補。
著作
単行本
- 『アルタッドに捧ぐ』(河出書房新社、2014年11月)
- 「アルタッドに捧ぐ」 (『文藝』2014年冬季号)
- 『鳥打ちも夜更けには』(河出書房新社、2016年2月)
- 「鳥打ちも夜更けには」 (『文藝』2015年秋季号)
- 『双子は驢馬に跨がって』(河出書房新社、2017年9月)
- 「双子は驢馬に跨がって」 (『文藝』2017年春季号)
- 『壺中に天あり獣あり』(講談社、2019年2月)
- 「壺中に天あり獣あり」(『群像』2018年11月号)
- 『進化むさぼる揚羽の夢の』(新潮社、2021年7月)
- 「道化むさぼる揚羽の夢の」(『新潮』2021年5月号)
雑誌掲載作品
- 小説
- 「スカピーノと自然の摂理」(『文藝』2020年冬季号掲載)
- 後に『文学2021』(日本文藝家協会編、講談社、2021年5月)に採録された。
- 「成るや成らざるや奇天の蜂」(『文藝』2022年冬季号掲載)
- エッセイなど
- 「〈90年代生まれが起こす文学の地殻変動〉アンケート」(『文藝』第59巻4号、2020年冬季号)掲載
- 「読書日記」(『すばる』2022年1月号)掲載
脚注
- ^ アルタッドに捧ぐ 金子薫 河出書房新社
外部リンク
- 著者は語る 週刊文春WEB