野崎小十郎

野崎 小十郎（のざき こじゅうろう、1872年12月2日（明治5年11月2日） - 1946年（昭和21年）4月21日）は、日本の海軍軍人。最終階級は海軍少将。日本海海戦における第5戦隊参謀である。

野崎小十郎

履歴

高知県安芸郡馬ノ上村（現・芸西村）に野崎百弥太の長男として生まれる。

その後海南中学校を経て海軍兵学校((21期))を卒業。大尉時代に北清事変に出動し、少佐時代には日露戦争に参戦した。戦後海軍大学校(甲種5期)を卒業。横須賀鎮守府参謀、横須賀海軍工廠検査役、「新高」、「生駒」、「金剛」の各艦長、臨時南洋群島防備隊司令官などを歴任し海軍少将に任官した。位階勲等は従四位勲二等。功五級金鵄勲章を受章。

退役後には、碑衾町長（現在の目黒区）や(玉川計器製作所)の監査役を務めている。

1946年、死去。

栄典

位階

• 1920年（大正9年）1月20日 - 正五位^[1]

勲章

• 1914年（大正3年）5月16日 - 勲三等瑞宝章^[2]
• 1921年（大正10年）1月1日 - 勲二等瑞宝章^[3]

脚注

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1. ^ 『官報』第2237号「叙任及辞令」1920年1月21日。
2. ^ 『官報』第539号「叙任及辞令」1914年5月18日。
3. ^ 『官報』第2714号「叙任及辞令」1921年8月17日。

参考資料

• 『高知県人名事典』高知市民図書館、1970年。
• 『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』芙蓉書房出版、1994年。
• アジア歴史資料センター『笠置陸戦隊太沽砲台攻撃者』 (ref:C08040960300)