遠山 友明(とおやま ともあきら)は、江戸時代中期の大名。美濃苗木藩の第8代藩主。初名は友張。通称は丹下、越之進。官位は従五位下・丹後守、のち佐渡守。
略歴
常陸府中藩の第3代藩主・松平頼明の三男として誕生。母は林氏。
享保18年(1733年)3月11日、第7代藩主・遠山友央の養嗣子となり、その長女と結婚する。同年5月1日、将軍・徳川吉宗に御目見する。同年12月18日、従五位下・丹後守に叙任する。元文5年(1740年)8月27日、友央が隠居したため家督を継ぐ。呉服橋・日比谷・常盤橋などの門番役を務めた。
宝暦3年(1753年)6月1日、江戸で死去し、跡を友央の長男で養嗣子の友清が継いだ。享年37。墓所は岐阜県中津川市苗木の苗木遠山家廟所。
系譜
父母
正室
- 遠山友央の長女
子女
養子
参考文献
- 『美濃苗木 遠山家譜』(写本)、東京大学史料編纂所蔵