道明寺町（どうみょうじちょう）は、大阪府南河内郡にあった町。現在の藤井寺市の東半にあたる。本項では町制前の名称である道明寺村（どうみょうじむら）についても述べる。
| どうみょうじちょう 道明寺町 | |
|---|---|
| 廃止日 | 1959年4月20日 |
| 廃止理由 | 新設合併 藤井寺町、道明寺町 → 藤井寺道明寺町 |
| 現在の自治体 | 藤井寺市 |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 | 日本 |
| 地方 | 近畿地方 |
| 都道府県 | 大阪府 |
| 郡 | 南河内郡 |
| 市町村コード | なし（導入前に廃止） |
| 面積 | 4.33 km2. |
| 総人口 | 8,530人 （国勢調査、1955年） |
| 隣接自治体 | 八尾市、柏原市、羽曳野市、南河内郡藤井寺町 |
| 道明寺町役場 | |
| 所在地 | 大阪府南河内郡道明寺町大字北條 |
| 座標 | 北緯34度34分21秒 東経135度36分53秒 / 北緯34.57261度 東経135.61478度座標: 北緯34度34分21秒 東経135度36分53秒 / 北緯34.57261度 東経135.61478度 |
| ウィキプロジェクト | |
地理
歴史
- 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行により、志紀郡道明寺村、国府村、船橋村、北條村、大井村が合併して道明寺村が発足。大字北條に村役場を設置。
- 1890年（明治23年）3月31日 - 志紀郡沢田村と合併し、改めて道明寺村が発足。
- 1896年（明治29年）4月1日 - 郡の統廃合により、所属郡が南河内郡に変更。
- 1935年（昭和10年）6月30日 - 集中豪雨により大和川が増水。大井橋が流失[1]。
- 1951年（昭和26年）1月1日 - 道明寺村が町制を施行して道明寺町となる。
- 1959年（昭和34年）4月20日 - 南河内郡藤井寺町と合併して藤井寺道明寺町が発足。同日道明寺町廃止。
- 1960年（昭和35年）1月1日 - 藤井寺道明寺町が美陵町に改称。
- 1966年（昭和41年）11月1日 - 美陵町が市制を施行して美陵市となる（摂津市、高石市と同日）。大阪府下28番目。美陵市が藤井寺市に即日改称。
交通
鉄道路線
道路
現在は旧村域に西名阪自動車道の藤井寺インターチェンジが所在するが、当時は未開通。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
脚注
- ^ 大和川増水、大阪府南部は泥の海『大阪毎日新聞』昭和10年6月30日号外（『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p207-208 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年）
参考文献
- 角川日本地名大辞典 27 大阪府