遊佐象潟道路(ゆざきさかたどうろ)は、山形県飽海郡遊佐町の遊佐鳥海ICから秋田県にかほ市の象潟ICに至る延長17.9 km(キロメートル)の高規格幹線道路(高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路)である[1]。
概要
国道7号の自動車専用道路として整備が進められている。新潟県から山形県・秋田県を経由して青森県に至る延長約322 km(新潟空港IC - 青森IC)日本海沿岸東北自動車道の一部を構成する。山形県区間は国土交通省東北地方整備局酒田河川国道事務所により、秋田県区間は秋田河川国道事務所により事業がすすめられている。
路線データ
- 起点 - 山形県飽海郡遊佐町北目(遊佐鳥海インターチェンジ)
- 終点 - 秋田県にかほ市象潟町小滝(象潟インターチェンジ)
- 延長 - 17.9 km(山形県区間8.0 km、秋田県区間9.9 km)
- 構造規格 - 第1種第3級
- 幅員 - 12.0 m(完成2車線)
- 設計速度 - 80 km/h
歴史
前後区間の整備が進むなか、ミッシングリンクとして残された県境区間は2013年(平成25年)5月に朝日温海道路と共に事業化された[1][2][3]。
用地買収、埋蔵文化財調査が順調に進んだ場合小砂川IC[注釈 1] - 象潟ICが2025年度(令和7年度)に、用地買収、埋蔵文化財調査、軟弱地盤対策工事、大規模橋梁工事等が順調に進んだ場合遊佐鳥海IC - 小砂川IC[注釈 1]が2026年度(令和8年度)に開通予定である[4]。
年表
地理
通過する自治体
インターチェンジなど
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d “遊佐象潟道路”. 国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所. 2021年4月5日閲覧。
- ^ “” (PDF). 山形県庄内総合支庁/庄内開発協議会. 2013年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月5日閲覧。
- ^ a b “日本海沿岸東北自動車道”. 国土交通省東北地方整備局酒田河川国道事務所. 2021年4月5日閲覧。
- ^ a b c d “東北地方整備局の道路事業の開通見通しを公表~日本海沿岸東北自動車道が令和8年度までに全線開通~” (PDF). 国土交通省東北地方整備局 (2020年2月6日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ “山形県告示第775号” (PDF). 山形県公報第2363号 (平成24年7月27日発行). 山形県 (2012年7月27日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ “酒田都市計画区域、八幡都市計画区域及び遊佐都市計画区域の整備、開発及び保全の方針” (PDF). 山形県 (2017年4月). 2021年4月5日閲覧。
- ^ “秋田県告示第424号” (PDF). 秋田県公報号外第1号 (平成24年7月27日発行). 秋田県 (2012年7月27日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ “都市計画手続きに関する説明会について” (PDF). 秋田県建設部都市計画課・にかほ市産業建設部・国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所 (2012年5月10日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ a b c d e “遊佐象潟道路 路線図” (PDF). 国土交通省東北地方整備局酒田河川国道事務所. 2021年4月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 国土交通省東北地方整備局酒田河川国道事務所
- 国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所
- 遊佐象潟道路