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近江今津駅

近江今津駅(おうみいまづえき)は、滋賀県高島市今津町名小路一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)湖西線である。駅番号JR-B14[1]

近江今津駅
駅舎(西口、2017年5月)
おうみいまづ
Ōmi-Imazu
JR-B15 新旭 (4.9 km)
(4.8 km) 近江中庄 JR-B13
滋賀県高島市今津町名小路一丁目9-1
北緯35度23分54.97秒 東経136度1分56.18秒 / 北緯35.3986028度 東経136.0322722度 / 35.3986028; 136.0322722座標: 北緯35度23分54.97秒 東経136度1分56.18秒 / 北緯35.3986028度 東経136.0322722度 / 35.3986028; 136.0322722
駅番号 JR-B14[1]
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 B 湖西線
キロ程 53.2 km(山科起点)
京都から58.7 km
電報略号 オイ
駅構造 高架駅
(ホーム) 2面4線
乗車人員
-統計年度-
1,989人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1974年昭和49年)7月20日[2]
備考 (直営駅)
みどりの窓口
(テンプレートを表示)

概要

当駅は湖西地方の高島市の中心駅・主要駅で、かつて所在地付近を走っていた江若鉄道が当駅近くを終点としており[3][4][5]、駅周辺は開業前から湖西地域の鉄道の拠点であった。

現在の湖西線においても拠点駅として機能しており[6]、多くの列車が当駅で折り返すほか、優等列車である特急も一部が停車する[2][7]

当駅は高島市内では乗降客が最も多い駅であり、駅前からは上中小浜方面(若狭)への西日本JRバス若江線)が発着し[3][6]、駅付近にある今津港には竹生島方面(竹生島経由で長浜港へ運航する便もある)へ向かう(琵琶湖の)遊覧船も発着する[2][8]

歴史

湖西線開通前の1969年まで付近を走っていた江若鉄道にも、同名の駅が存在した(同鉄道の終点であった)[3][4][5]。詳細は近江今津駅 (江若鉄道)を参照。

年表

駅構造

 
東口(2023年4月)
 
改札口(2018年9月)
 
ホーム(2007年8月)

島式ホーム2面4線を持つ、待避設備を備えた高架駅であり、改札口は1か所のみ。湖西線内で2駅のみの(直営駅)の一つ(堅田駅の傘下の地区駅)である。

特徴
  • 駅構内にはみどりの窓口・有人改札口・交通系ICカード専用簡易型自動改札機・自動券売機・屋内待合室・化粧室・発車標などが設置されている。
  • 構内の南側には(留置線)4線が設けられ[14]、線内運用の電車の夜間留置に使用される。多雪地帯のため留置線に短い屋根があり[2]、積雪から(パンタグラフ)を保護する。
  • 湖西線の敷設計画時には当駅で貨物営業を行う予定があった。[要出典]なお、貨物側線用地は現在、保線基地として活用されている。
  • 駅開業時から駅弁の販売を行っていた(時刻表の「弁」マークによる)[要出典]が、すでに撤退している[注釈 1]

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 - 3 B 湖西線 下り 永原敦賀方面[15]
2 - 4 上り 堅田京都方面[15]
付記事項
  • 外側2線(1・4番のりば)が本線、内側2線(2・3番のりば)が待避線であり、外側2線(1・4番のりば)の外側にはホームのない待避線が1線ずつ敷かれている。
  • 当駅から京都方面へ折り返す列車は2番のりば[14]を、当駅から近江塩津方面へ折り返す列車は3番のりばを使用する[2]
  • 一部列車は当駅で緩急接続を行うが、当駅始発の京都方面行き・近江塩津方面行きとの対面乗り換えはできない(※特急は同一ホームで対面乗り換えをすることができる)。
  • 内側2線(2・3番のりば)は両方向に出発信号機を設けているため、方向を問わずに発車することができる[14]
備考
  • ホームの長さは320 mとなっており、15両分のホーム有効長をもつが、12両分しか使用していない。なお、使用していない部分にはフェンスが設置されたため、立ち入ることはできない。
  • ホームのない待避線には、貨物列車や試運転列車[注釈 2]などが後続列車の発車・通過待ちを行うために停車することがある。
  • 当駅は湖西線において近江塩津方へ折り返せる構造になっている唯一の駅である。
  • 一部の列車は西日本ジェイアールバス若江線と連絡するため、このバスと連絡する列車は駅到着時にバス発車時刻のアナウンスが行われる。
併結・切り離し
  • 2006年10月21日の改正で新快速が敦賀駅に乗り入れるようになり、当駅で車両の連結・切り離し作業が行われることになった[注釈 3]。車両の連結・切り離しを行う列車は上下とも3番線(2番のりば)に停車する。
  • 下り列車は近江塩津・敦賀方面行きの新快速と快速のほぼすべての列車で切り離し作業が、上り列車は京都方面行きの新快速と快速のほぼすべての列車で連結作業が行われる(※上下線とも、当駅発着と永原発着および一部の列車を除く)。
  • 連結・切り離しが行われる列車を中心に乗務員の交代があり、連結・切り離しを行う列車は列車番号の設定変更(※別列車扱い。種別表示は変えない)も行われる。
線路の構成[2]
  • 1番線(ホームなし、下り待避線)
  • 2番線(1番のりば、下り本線)
  • 3番線(2番のりば、下り待避線)
  • 4番線(3番のりば、上り待避線)
  • 5番線(4番のりば、上り本線)
  • 6番線(ホームなし、上り待避線)

ダイヤ

当駅以北を走行する新快速・快速・普通は夏期・冬期間に限り、ドア半自動扱いとなる(一部列車を除く)。なお、各列車のダイヤ設定は下記のとおり。

特急
  • 朝晩は特急「サンダーバード」の一部列車が停車し[7]、新快速が設定されない時間帯の通勤および長距離利用客の利便を図っている。
日中時間帯
  • 敦賀発着の新快速が上下線とも1時間あたり1本停車するが、当駅で車両の連結・切り離し作業を行うため、近江塩津・敦賀方面は4両しか入線することができない(※当駅まで12両編成。4両しか入れない理由は「敦賀駅4番のりばの有効長を4両分としたため」である)。なお、夕方以降は当駅発着の普通も運行される(※「朝晩」を参照)。
朝晩(特急除く:近江塩津・敦賀方面)
  • 敦賀発着の快速が1往復(朝は敦賀発、晩は敦賀行き)、京都発着の普通が永原まで運行される。
  • 当駅発着の普通は近江塩津または敦賀まで運行されるが、朝は米原行き(※近江塩津から北陸本線経由)が1本設定されている。
朝晩(特急除く:堅田・京都方面)
  • 敦賀発着の快速が1往復(朝は敦賀発、晩は敦賀行き)、当駅発着の普通が京都まで運行される(※永原方面を始発とする列車もある)。
  • 朝は永原発の新快速が、晩は近江塩津発と敦賀発の普通(ともに京都行き)がそれぞれ1本ずつ設定されている。
過去の運行
  • 1996年3月16日から当駅を発着(※1往復のみ永原まで運転)する新快速が設定され、湖西線内の通過運転が復活した。なお、当駅発着の新快速は2006年10月20日にほぼ消滅し、翌日のダイヤ改正以降は現在の運行体制に変わった。
  • 京都方面の快速は1996年3月16日から朝時間帯に、永原行きの快速は1997年3月8日から夕時間帯に、それぞれ1本ずつ設定された。なお、京都方面の列車は新旭・近江高島・北小松の各駅を通過していたが、2011年3月のダイヤ改正時にこれら3駅の通過設定が廃止され、2006年10月21日以降は敦賀発着として運行している。
  • かつては永原 - 近江塩津間にデッドセクションを設けていたため、当駅から近江塩津方面へ発着する普通は気動車で運行していたが、後に交直流電車へ変更された。なお、2006年10月以降は直流電車で運行する普通も混在する。
  • かつては当駅まで緩行線電車が入線し、西明石発(土曜・休日ダイヤは新三田発)と塚口行き(JR宝塚線に直通)が設定されていた[12]が、2006年3月のダイヤ改正時に廃止された。
  • 2023年3月17日までは当駅 → 福井間を運行する普通が朝に1本だけ設定されていた。

利用状況

高島市内では最も利用客が多い。主に京都・大阪方面への通勤通学客や、滋賀県立高島高等学校への通学生の利用もあるが、西日本ジェイアールバス若江線やマイカー利用による福井県嶺南地方の利用客も多い。

「滋賀県統計書」によると、1日平均の(乗車人員)は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年 3,016 [統計 1]
1993年 2,998 [統計 2]
1994年 2,945 [統計 3]
1995年 2,935 [統計 4]
1996年 3,053 [統計 5]
1997年 3,029 [統計 6]
1998年 2,998 [統計 7]
1999年 2,928 [統計 8]
2000年 2,899 [統計 9]
2001年 2,830 [統計 10]
2002年 2,799 [統計 11]
2003年 2,764 [統計 12]
2004年 2,737 [統計 13]
2005年 2,645 [統計 14]
2006年 2,616 [統計 15]
2007年 2,567 [統計 16]
2008年 2,544 [統計 17]
2009年 2,446 [統計 18]
2010年 2,353 [統計 19]
2011年 2,263 [統計 20]
2012年 2,242 [統計 21]
2013年 2,235 [統計 22]
2014年 2,162 [統計 23]
2015年 2,168 [統計 24]
2016年 2,175 [統計 25]
2017年 2,187 [統計 26]
2018年 2,102 [統計 27]
2019年 1,989 [統計 28]

駅周辺

 
今津ヴォーリズ資料館
 
旧今津郵便局

住宅が多く建つが、公共施設や商業施設が駅の東西に点在する。湖西線の開業に際して27万m2土地区画整理事業が行われ、全日本建設技術協会から設計・施工の面で優秀と評価され土地区画整理事業として全国で初の表彰を受けた[16]。開業時には警察や消防署などの公共施設や国鉄の事務所や職員住宅が整備されていたが、地価が10倍以上に高騰したことで商店や民家はまばら状態であった[16]。買い物客の流出を防ぐために近江今津駅前にショッピングセンターを開業させる計画があったが、地価の高騰で頓挫している[17]

駅西側には図書館や市営斎場があり、駅東側には総合病院・資料館・今津港・琵琶湖がある。国道161号高島バイパス国道303号滋賀県道291号今津停車場線は駅西側、滋賀県道333号安曇川今津線は駅東側、滋賀県道54号海津今津線は駅北側を通る。なお、国道303号・ザゼンソウ群落陸上自衛隊今津駐屯地は駅からやや離れた所にある。

東側
西側
  • 高島市役所別館
  • 高島市役所今津支所
  • 滋賀県高島合同庁舎
  • 滋賀県立高島高等学校
  • 高島市立今津図書館
  • 高島市斎場
  • 西友にしとも[19] - かつては改札外で売店の営業を行っていた[20]

バス路線

 
バス乗り場(2020年1月)

駅西口のロータリー内に「近江今津駅」停留所があり、下記の各路線が発着する。なお、カッコ内の事業者名はコミュニティバスの運行委託先である。

近江今津駅
乗り場 運行事業者 系統または路線名・行先 備考
1 西日本ジェイアールバス 若江線[3][6]小浜駅 おおむね1時間に1便運行
2 高島市コミュニティバス
湖国バス
(総合運動公園線):近江今津駅 循環路線:南回りまたは北回りで運行
高島市コミュニティバス
大津第一交通
(あいあいタウン線):近江今津駅
(松陽台線):近江今津駅
(マキノ南西部線):近江中庄駅
デマンドタクシー路線
(※発車30分前までに予約が必要)[21]
補足
  • かつては高島市コミュニティバスの(新旭西循環線)が当駅に乗り入れていたが、経路見直しに伴い廃止された。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
B 湖西線
  • 特急「サンダーバード」一部停車駅
新快速・快速・普通
新旭駅 (JR-B15) - 近江今津駅 (JR-B14) - 近江中庄駅 (JR-B13)

脚注

[脚注の使い方]

記事本文

注釈

  1. ^ ※駅弁屋の閉店時期は不明。なお、2021年12月19日までは湖魚総菜販売の西友にしともが改札外で売店営業を行っていた(※開店時期は不明)。
  2. ^ JR西日本では試運転を行う場合、線路規格が高く列車本数の少ない湖西線の当駅から永原駅の間において行うのが通例となっている。
  3. ^ 敦賀駅の一部ホームの有効長が4両編成分であるほか、近江塩津駅新疋田駅についてはホームが4両編成分のみ整備されている。

出典

  1. ^ a b 双葉社 2021, p. 14.
  2. ^ a b c d e f g 川島 2010, p. 62.
  3. ^ a b c d “【木津勝の近江時巡り】江若鉄道「近江今津駅」現存する唯一の駅舎”. 産経ニュース. (2015年4月12日). https://www.sankei.com/article/20150412-2CSVJZREX5NBLN3VYQJL4NU6XM/ 2022年2月14日閲覧。 
  4. ^ a b “JR湖西線の"前身"江若鉄道「キニ9+キハ14」鉄道コレクションに - 1/16発売”. マイナビニュース (2015年12月15日). 2022年2月14日閲覧。
  5. ^ a b . 朝日新聞デジタル. (2021年5月4日). オリジナルの2021年5月4日時点におけるアーカイブ。. 2022年2月14日閲覧。 
  6. ^ a b c “”. 日刊スポーツ (2019年8月28日). 2019年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月14日閲覧。
  7. ^ a b 双葉社 2021, p. 22.
  8. ^ “琵琶湖汽船 竹生島クルーズ”. 琵琶湖汽船. 2022年4月28日閲覧。
  9. ^ a b c “” (PDF). 西日本旅客鉄道 (2021年10月). 2021年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月14日閲覧。
  10. ^ 今津町 2001, p. 15.
  11. ^ 今津町 2001, p. 420.
  12. ^ a b 双葉社 2021, p. 24.
  13. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、26頁。 
  14. ^ a b c 川島 2010, p. 14.
  15. ^ a b “近江今津駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月13日閲覧。
  16. ^ a b “湖西線各駅停車 新旭・近江今津 3万都市へかける 二、三男のUターン期待”. 京都新聞. (1974年6月5日) 
  17. ^ “国鉄湖西線の光と影 センター建設の夢崩れて 商店街の盛衰 お客の流出防止に苦慮”. 京都新聞. (1974年1月5日) 
  18. ^ “今津港(Imazu Harbor)”. 港へのアクセス. 琵琶湖汽船. 2022年9月30日閲覧。
  19. ^ “西友(にしとも)店舗案内 滋賀県・近江今津”. 川魚の西友(旧社名:西友商店). 2022年4月30日閲覧。
  20. ^ “”. 川魚の西友(旧社名:西友商店). 2022年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月18日閲覧。
  21. ^ “高島市コミュニティバス 今津地域時刻表(令和4年4月1日改正)”. 高島市コミュニティバス. 2022年9月2日閲覧。

利用状況

  1. ^ 平成4年滋賀県統計書
  2. ^ 平成5年滋賀県統計書
  3. ^ 平成6年滋賀県統計書
  4. ^ 平成7年滋賀県統計書
  5. ^ 平成8年滋賀県統計書
  6. ^ 平成9年滋賀県統計書
  7. ^ 平成10年滋賀県統計書
  8. ^ 平成11年滋賀県統計書
  9. ^ 平成12年滋賀県統計書
  10. ^ 平成13年滋賀県統計書
  11. ^ 平成14年滋賀県統計書
  12. ^ 平成15年滋賀県統計書
  13. ^ 平成16年滋賀県統計書
  14. ^ 平成17年滋賀県統計書
  15. ^ 平成18年滋賀県統計書
  16. ^ 平成19年滋賀県統計書
  17. ^ 平成20年滋賀県統計書
  18. ^ 平成21年滋賀県統計書
  19. ^ 平成22年滋賀県統計書
  20. ^ 平成23年滋賀県統計書
  21. ^ 平成24年滋賀県統計書
  22. ^ 平成25年滋賀県統計書
  23. ^ 平成26年滋賀県統計書
  24. ^ 平成27年滋賀県統計書
  25. ^ 平成28年滋賀県統計書
  26. ^ 平成29年滋賀県統計書
  27. ^ 平成30年滋賀県統計書 (PDF)
  28. ^ 令和元年滋賀県統計書 (PDF)

参考文献

  • 『今津町史 第三巻 近代・現代』今津町、2001年6月29日。 
  • 川島令三『【図説】日本の鉄道 中部ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN (978-4-06-270065-8)。 
  • 『都市鉄道完全ガイド 関西JR編 2021-2022年版』双葉社、2021年6月22日。ISBN (978-4-575-45881-7)。 

関連項目

外部リンク

  • 近江今津駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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