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赤星直忠博士文化財資料館

赤星直忠博士文化財資料館(あかぼしなおただはくしぶんかざいしりょうかん[注釈 1]/あかほしなおただはくしぶんかざいしりょうかん)は、神奈川県横須賀市長坂二丁目にある私設歴史資料館。神奈川県の考古学研究の先駆者・赤星直忠(あかほし なおただ)に教示を受けた県下の考古学研究者・民間企業家らの有志により設立・運営されており、赤星が調査した遺跡の出土遺物などを展示し、その学問的業績を顕彰している。

赤星直忠博士文化財資料館
Dr.Naotada-AKAHOSHI cultural heritage museum

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施設情報
正式名称 赤星直忠博士文化財資料館
専門分野 赤星直忠が収集した考古資料、調査記録等の保管・調査研究・公開・活用
館長 釼持輝久
事業主体 宇内建設株式会社
所在地 240-0101
神奈川県横須賀市長坂二丁目11番11号(宇内建設株式会社3階)
位置 北緯35度13分41.8秒 東経139度37分13.7秒 / 北緯35.228278度 東経139.620472度 / 35.228278; 139.620472座標: 北緯35度13分41.8秒 東経139度37分13.7秒 / 北緯35.228278度 東経139.620472度 / 35.228278; 139.620472
外部リンク 赤星直忠博士文化財資料館HP
プロジェクト:GLAM
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概要

横須賀市出身の赤星直忠は、大学などの研究機関に所属しない在野の考古学研究者であったが、神奈川県内での遺跡調査に参加して多岐にわたる研究を行い、1961年(昭和36年)に論文「横穴古墳の編年研究」により國學院大學から文学博士号を取得した。その生涯に多くの論文・著作を発表して神奈川県や鎌倉市逗子市、横須賀市などの文化財保護委員を歴任し、『鎌倉市史』などの編纂にも携わった[2]

赤星が遺跡調査の過程で書き留めたノートやメモ類、写真などは「(赤星ノート)」と呼ばれ、大半は赤星の生前に神奈川県立埋蔵文化財センターに寄贈された。現在は神奈川県教育委員会文化遺産課が保管している[3][4]。一方、赤星が亡くなるまで手元で保管し続けた記録類は、赤星の没後、赤星直忠博士文化財資料館が引き継ぐこととなった。その一部は『赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブ』としてオンライン公開されている[5]

資料館は赤星が採集した文化財や赤星ノートなどの文献の散逸を防ぎ、考古学・歴史の研究資料として活用するために、宇内建設をはじめとする有志により設立された。直接の運営者は地元企業の宇内建設株式会社であるが、その背景には同社の役員が親子2代にわたり赤星から郷土史や考古学について教えを受けたことがある[6][7][注釈 2]

開館時間や閉館日は宇内建設の営業時間に準じ、8時から17時、定休日は日曜日・祭日・第2・第4土曜日である。職員の解説を希望の場合、事前予約が必要である[2]

不定期に『赤星直忠博士文化財資料館だより』を刊行している。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 館名読みは『赤星直忠博士文化財資料館叢書』に従ったが、「赤星」の正確な読みは「あかほし」である[1]
  2. ^ なお彼らは、TBSテレビアナウンサーの宇内梨沙の親族である[8]

出典

  1. ^ “『赤星直忠考古学研究資料』デジタルアーカイブを公開しました。”. 神奈川県立歴史博物館 (2021年9月29日). 2022年1月12日閲覧。
  2. ^ a b “赤星直忠博士略暦”. 宇内建設株式会社(赤星直忠博士文化財資料館). 2020年11月4日閲覧。
  3. ^ 公益財団法人かながわ考古学財団 2004
  4. ^ “赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブ”. 神奈川県立歴史博物館. 2022年1月12日閲覧。
  5. ^ 千葉 毅2022「大正・昭和期の在野研究者フィールドノートをCC BYでオンライン公開するまで ―赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブの公開―」『奈良文化財研究所研究報告33:デジタル技術による文化財情報の記録と利活用4』独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所、pp.171-178
  6. ^ 訃報 宇内城一氏, 建通新聞社, (2019-01-07), https://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/190107400008.html 2019年8月10日閲覧。 
  7. ^ 博士の遺志継ぎ教え子ら資料館設立、建設会社内に縄文土器や埴輪など5000点 横須賀, 神奈川新聞, (2010-11-26), https://www.kanaloco.jp/article/entry-142821.html 2019年8月10日閲覧。 
  8. ^ “夢を叶える。そのために必要なこと - 「学びが可能性や選択肢を広げる」”. タウンニュース (2019年7月12日). 2019年7月12日閲覧。

参考文献

  • 赤星直忠博士文化財資料館『赤星直忠博士文化財資料館叢書』NCID BA84639644
  • 公益財団法人かながわ考古学財団 2004 「考古学の先駆者 赤星直忠博士の軌跡(1)-通称「赤星ノート」の古墳時代資料の紹介-」『研究紀要 : かながわの考古学』第9集NAID BA53536148
  • 釼持輝久「赤星直忠博士文化資料館の紹介」(PDF)『考古かながわ(神奈川県考古学会連絡誌)』第53号、神奈川県考古学会、2015年2月20日、6頁。 

関連項目

外部リンク

  • 赤星, 直忠、千葉, 毅、神野, 祐太、武田, 周一郎『赤星直忠考古学研究資料 第1巻』神奈川県横浜市中区南仲通5-60 神奈川県立歴史博物館、2021年3月31日(原著2021年3月31日)。doi:10.24484/sitereports.101887https://sitereports.nabunken.go.jp/101887 
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