谷本 真由美(たにもと まゆみ、1975年(昭和50年) - )は、IT戦略コンサルタント、随筆家、元国連専門機関職員。
谷本 真由美 | |
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ペンネーム | めいろま |
誕生 | 谷本 真由美 1975年(47 - 48歳) 日本・神奈川県 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | シラキュース大学大学院 |
親族 | 祖父:谷本政一(東急車輛製造元取締役) 伯母:有馬真喜子 |
所属 | 国際連合食糧農業機関元情報通信官 |
日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど海外諸国での就労経験があり、ITベンチャー、経営コンサル、国連専門機関情報通信官、外資系金融機関等へ務めた[1][2]。
来歴
1975年、神奈川県生まれ[3]。父は東京理科大学を卒業後、ディーゼルエンジンの小型化などの研究開発に従事したいすゞ自動車の技術者[4][5]。
1994年、法政大学女子高等学校卒業。1998年、法政大学法学部政治学科卒業[6]。2000年、シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得[6]。
ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング[6]、NTTデータ経営研究所を経て[6]、2001年にイタリア・ローマに渡り[7]国際連合食糧農業機関情報通信官[6]。その後2003年より東京でアクサテクノロジーサービスジャパン[6]。上記ののうに日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国で就労した経験を持つ[1]。
2021年の自身の著作で、出産し、自分の子どもを持った後に、「リバタリアニズムからみた世界」以外の世界の見方があることに気づき、また海外出羽守であることをやめたと記載している[8][9]。
著作
単書
- 『ショック!アタリ紀行 世界珍食迷食奇食驚食』マイクロマガジン社、2007年7月。ISBN (978-4-89637-257-1)。
- 『中国商い要注意マニュアル』マイクロマガジン社、2007年10月。ISBN (978-4-89637-264-9)。
- 『ノマドと社畜 ポスト3・11の働き方を真剣に考える』朝日出版社、2013年3月。ISBN (978-4-255-00705-2)。
- 『日本が世界一「貧しい」国である件について』祥伝社、2013年4月。ISBN (978-4-396-61451-5)。
- 『日本が世界一「貧しい」国である件について』祥伝社〈祥伝社黄金文庫 Gた23-1〉、2016年4月。ISBN (978-4-396-31691-4)。
- 『日本に殺されず幸せに生きる方法』あさ出版、2013年5月。ISBN (978-4-86063-607-4)。
- 『キャリアポルノは人生の無駄だ』朝日新聞出版〈朝日新書 408〉、2013年6月。ISBN (978-4-02-273508-9)。
- 『世界のどこでも生きられる! 外籠もりのススメ』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2014年1月。ISBN (978-4-7993-1447-0)。
- 『日本の女性がグローバル社会で戦う方法』大和書房、2014年4月。ISBN (978-4-479-79437-0)。
- 『世界中で食べてみた危険な食事』幻冬舎、2014年6月。ISBN (978-4-344-42204-9)。
- 『日本人の働き方の9割がヤバい件について』PHPエディターズ・グループ、2015年10月。ISBN (978-4-569-82358-4)。
- 『国連でも通じる世界の非ネイティブ英語術 English from around the World』KADOKAWA、2016年6月。ISBN (978-4-04-601532-7)。
- 『不寛容社会』ワニブックス〈ワニブックス|Plus|新書 191〉、2017年4月。ISBN (978-4-8470-6586-6)。
- 『バカ格差』ワニブックス〈ワニブックス|Plus|新書 218〉、2018年1月。ISBN (978-4-8470-6604-7)。
- 『世界でバカにされる日本人 今すぐ知っておきたい本当のこと』ワニブックス〈ワニブックス|Plus|新書 233〉、2018年9月。ISBN (978-4-8470-6609-2)。
- 『脱!暴走老人 英国に学ぶ「成熟社会」のシニアライフ』朝日出版社、2018年9月。ISBN (978-4-255-01083-0)。
- 『みにろま君とサバイバル 世界の子どもと教育の実態を日本人は何も知らない』集英社〈集英社 学芸単行本〉、2021年7月15日。ISBN (978-4-08-781705-8)。
- 「世界のニュースを日本人は何も知らない」シリーズ
共著
- Robson, Paul『添削!日本人英語 世界で通用する英文スタイルへ』朝日出版社、2015年1月28日。ISBN (978-4-255-00818-9)。OCLC 902610997。
記事
- 「人々が求めるのはツールでなく「リアルな体験」 デジタル時代にアナログ回帰が進む事情と背景」『Omni-management = オムニマネジメント NOMA経営情報誌』第25巻6号(通巻290号)、日本経営協会、2016年6月、2-5頁。
- 「ヘンリー王子・メーガン妃の王室離脱 日本人の想像を超える英国民の怒り」『WiLL マンスリーウイル』第184号、ワック、2020年4月、268-273頁。
- 「海外では大絶賛 日本流コロナ対策 ミスター安倍ナイスガイ!」『WiLL マンスリーウイル』第188号、ワック、2020年8月、58-65頁。
- 「英王室の気骨はエリザベス女王に宿る」『WiLL マンスリーウイル』第190号、ワック、2020年10月、174-181頁。
- 「森さんは女性を褒めている」『WiLL マンスリーウイル』第196号、ワック、2021年4月、48-52頁。
- 河野 龍太郎「海を越えて大激論 なぜ賃金が上がらない? 日本の末路と活路は? 賃金安すぎ問題の原因と処方箋」『週刊ダイヤモンド = Diamond weekly』第109巻第33号、ダイヤモンド社、2021年8月28日、30-31頁。
- 「日本の命運は眞子さんと小室さんの良識頼み」『WiLL マンスリーウイル』第204号、ワック、2021年12月、198-201頁。
- 飯山 陽「小室夫妻が抱く"反日"の怨念」『WiLL マンスリーウイル』第205号、ワック、2022年1月、195-209頁。
- 「アンドリュー王子の命運」『WiLL マンスリーウイル』第207号、ワック、2022年3月、162-167頁。
脚注
注釈
脚注
- ^ a b “谷本 真由美”. 東洋経済オンライン. 2023年2月27日閲覧。
- ^ “日々変化する世界情勢 問われる日本のリーダーシップ…谷本真由美著「世界のニュースを日本人は何も知らない4」”. スポーツ報知 (2023年1月16日). 2023年2月27日閲覧。
- ^ “谷本真由美|プロフィール”. HMV&BOOKS online. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/may_roma/status/1348482484103766017”. Twitter. 2022年10月18日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/may_roma/status/1348479991667957760”. Twitter. 2022年10月18日閲覧。
- ^ a b c d e f “【魚拓】Mayumi Tanimoto - Quality Assurance at Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ in London”. ウェブ魚拓. 2020年8月21日閲覧。
- ^ “wirelesswire.jp本人執筆記事”. wirelesswire.jp. wirelesswire.jp. 2021年8月10日閲覧。
- ^ 谷本 & 集英社 2021, 第1章 子供を持つことで 社会の見方が変わった / 世の中は実は良い人が多い: "ちなみに、私のツイートや本が単刀直入なのは、私が無駄と非効率が大嫌いなリバリタリアン(完全自由主義者)だからです。 ... そういう厳しい競争原理の働かない世界があるのかということは、自分にとっては大変に驚くべきことでありました。".
- ^ 谷本 & 集英社 2021, 第1章 子供を持つことで 社会の見方が変わった / 私はなぜ「海外出羽守」であることをやめたか: "さらに私は、このような体験をするまでは、いわゆる典型的な「海外出羽守」でありました。".
- ^ 谷本 & PHPエディターズ・グループ 2015.
外部リンク
- ロンドン電波事情 - WirelessWireNews(最終更新2022年7月11日)
- めいろま (@May_Roma) - Twitter