西前田駅(にしまえだえき)は、かつて北海道岩内郡共和町梨野舞納(りやむない)に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)岩内線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲131805[2]。
駅構造
廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の北側(岩内方面に向かって右側)に存在した[3]。転轍機を持たない棒線駅となっていた。ホームは、コンクリート板を組み合わせたものであった[3]。
駅名の由来
当駅の所在地近辺の地・前田の「西」に位置することから付けられた。
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は2人[3]。
駅周辺
歴史
駅跡
1999年(平成11年)時点では、ホームが草むらの中に埋まっている様な状態であった[4]。2011年(平成23年)時点では道路工事用に周囲の草が刈られ、工事車両通過用の道路がホームを貫く形で反対側へと通り抜けており、ホームは分断された形で残存し、柵や手すり付きの階段も残存していた[5]。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、845頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、223頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)60ページより。
- ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング、2000年1月発行)63ページより。
- ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)14-15ページより。