袴腰山(はかまごしやま)は、富山県南砺市にある山。ただし、2万5千分の1地形図には山名の記載はない[1]。そのため標高の記載には1165m[2]、1163m[3]、1159m[1]とばらつきがある。東海北陸自動車道の袴腰トンネルのほぼ真上にある。富山県登山連盟の富山の百山の一つ。
概要
登山道の途中にはこの山の特徴でもある急斜面がある。
山頂の平坦地には1966年(昭和41年)にできた展望台があり、白山や立山連峰などの周囲の山や、金沢市街地などが見える[4]。
山名の由来
山容が袴の腰板にそっくりであったからとされている。
生態
山頂の平坦地にホンシャクナゲの群生があるほか、南麓の台地にある池の平キャンプ場の、浮島がある池にトキソウが一面に咲き、カタクリの群生もある。
参考文献
- 『富山県山名録』 桂書房
- 『富山の百山』 北日本新聞社