経歴
滋賀県草津市生まれ。滋賀県立膳所高等学校を経て同志社大学経済学部に入学。在学中、1970年によど号ハイジャック事件を起こし、北朝鮮に亡命。
その他
- 妻である若林佐喜子は(欧州における日本人拉致事案)に関与しているとして警察庁により指名手配されていると同時に国際刑事警察機構より国際指名手配されている[1][2][3][4]。
- 2人の子供がいる。2002年9月に長男(当時24歳)が、2009年1月に次男(当時14歳)が帰国している。
- バンド裸のラリーズの結成時のメンバーでもある。
- 1999年に、訪朝した江頭2:50の希望によりよど号ハイジャック事件の若林と魚本公博(旧姓安部)と北朝鮮の平壌高麗ホテルで会談を行っている[5]。
- 2011年11月15日、2014 FIFAワールドカップ・アジア3次予選の対北朝鮮戦では、金日成競技場外国人用席で観戦していた。「(北)朝鮮を応援しようと思ってきたけど、試合を見ているとやはり日本を応援してしまうな」とひと言だけコメントした[6][7]。
- 2017年7月18日、よど号事件の人質の一人で、医師の日野原重明が105歳で死去した。これについて、若林は産経新聞の取材に「われわれの思い上がりを気付かせてくれた恩人。できれば会って直接おわびしたかった」と述べた。
- 2020年、よど号事件から50年を前にメンバーを代表して産経新聞の電話取材に応じた。「ハイジャックを含め赤軍派の戦いは間違っていた」と総括する一方、日本への帰国はメンバーが欧州で行ったとされる拉致の疑惑((欧州における日本人男性拉致容疑事案)など)が晴れない限り不可能とした[8]。
関連項目
脚注
- ^ 北朝鮮による拉致容疑事案について - 国際手配被疑者一覧(警察庁)
- ^ 北朝鮮による拉致容疑事案:警視庁
- ^ よど号妻2人の逮捕状請求 結婚目的誘拐容疑で警視庁 47NEWS 2007年6月13日
- ^ よど号妻2人を国際手配 松木さん、石岡さん拉致 47NEWS 2007年7月9日
- ^ 【時効だから話せる話】超危険地帯・北朝鮮編 - YouTube
- ^ あっ!よど号若林容疑者…客席で日本応援 日刊スポーツ 2011年11月15日
- ^ 外国人用席によど号事件の若林盛亮容疑者「やはり日本を応援してしまうな」 スポニチアネックス 2011年11月16日
- ^ “【よど号事件50年】「闘いは間違っていた」「拉致は無関係」北在住メンバー”. 産経新聞 (2020年3月30日). 2020年4月1日閲覧。
外部リンク
- 福岡県警察 国際手配中のよど号グループ