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舞花

舞花(まいか、Maika、1990年8月31日[1][3] - )は、日本女性シンガーソングライター熊本県出身。

舞花
生誕 (1990-08-31) 1990年8月31日(32歳)
出身地 日本熊本県[1]
学歴 熊本県立第一高等学校卒業[2]
ジャンル J-POPロック
職業 シンガーソングライター[3]
担当楽器 ボーカルギター
活動期間 2010年 - 現在
レーベル (ユニバーサルJ)(2010年 - 2013年
事務所 iChord project
共同作業者 松岡モトキ、YUMI
公式サイト https://www.maikaofficial.com/

経歴

初期のキャリア

小学生の頃は、人と話すのが苦手で、気持ちを上手く表現できなかった。中学1年生の時に、テレビCMでケイコ・リーの『ウィー・ウィル・ロック・ユー』を聴き、音楽に興味を持つ[4]洋楽も聴くようになり、洋楽のストレートな歌詞に感銘し、「自分もちゃんと気持ちを表現できる人間になりたい」と思うようになった。メジャー・デビュー後のインタビューで、これが自身の音楽のルーツであると明かしている[5]

中学1年生の誕生日に親からギターをプレゼントされる。難しかった為、1年ほど放置したが、2年生になってから弾き始め、友達と一緒にギタースクールに通い始めた[6]。当時はカナダのシンガーソングライターアヴリル・ラヴィーンが好きで、弾き語りでカバーしていた[6]。高校生になると、カバー曲とオリジナル曲を2、3曲用意して地元熊本のアーケード街で路上ライブを開始する。

2007年、高校2年の時にヤマハが主催するThe 1st Music Revolutionにオリジナル曲で参加し、九州AREA FINALにてグランプリを受賞し、九州代表としてJAPAN FINALに出場。ここで才能を見出され、高校卒業と共に上京することとなる[1]

2008年8月、熊本野外劇場アスペクタで行われた「ラストサマーファンタジー2008〜阿蘇の風〜」(KAB)に出演。9月、熊本BATTLE STAGEで行われた杉山清貴の「アコースティックツアー2008」のオープニング・アクトとして出演。10月、同会場で行われた地元テレビ局RKK音楽番組『(根本要の音楽山盛)』の公開収録に出演し番組司会の根本要とコラボ演奏した[7]。ライブのMCでは根本に「既に完成されている」と絶賛された。

2009年3月、高校卒業日にインディーシングル『never cry』を九州地区限定で販売し、完売[1]。卒業後、デビューのために上京[7]

メジャーデビュー

2010年
  • 1月、iTunesが選ぶ期待の新人アーティスト“iTunes Japan Sound of 2010”にも選ばれ、「今週のシングル」で『Never Never Never give up』が取り上げられる[1]。その1週間後に、同曲を100円シングルとしてTOWER RECORDSで限定販売を行い、完売した[1]
  • 4月14日、『never cry』でメジャーデビュー。発売日の翌15日、九州ローカル番組ドォーモ』に出演し、同曲を生ライブという形で初めてテレビ番組で披露した。シングルはオリコンチャートで初登場14位を記録した[1][注 1]
  • 10月20日、3枚目のシングル『心』を発売。表題曲は映画『雷桜』の主題歌として起用されている。映画主題歌として舞花の楽曲が使用されるのは、これが初である。楽曲のオファーは舞花の声を気に入った廣木隆一監督が直接行った[5]
2013年
  • 4月1日、公式サイトにおいてヤマハミュージックアーティストから離れることを発表。また同時に音楽活動を継続することも表明した。
  • 10月、音楽活動を再開。

音楽性

影響

影響を受けたアーティストはケイコ・リー[4]アヴリル・ラヴィーン[6]

楽曲制作

共作者のYUMIとは彼女の実母のことで、楽曲のクレジットは“舞花&YUMI”と表記されている[6]

ボーカル

舞花のいくつかの楽曲を手がけているJeff Miyaharaは「本能的で野性的な歌唱力。強いボーカル、印象的なボイス。一度聴いたら心に刻まれることは確実」と評している[8]。元メガデスギタリストマーティ・フリードマン雑誌日経エンタテインメント!』で連載している「マーティ・フリードマンのJ-POPメタル斬り」のウェブ版において、彼女のボーカルの特徴は「声の範囲が凄く広い」ことだと述べた。メインは低音域だが、高音になればなるほど独特の味が出てくると批評している。尤も、彼女の一番の魅力は少し海外アーティストを意識した様な“キャラ”だとコメントしている[9]

ディスコグラフィー

シングル

# 発売日 作品名 最高順位 認定 アルバム
オリコン[10] (Hot 100)
[11]
RIAJ
DL[12]
インディーズ
1st 2010年1月27日 (Never Never Never give up) Possible
メジャー
1st 2010年4月14日 never cry 14 4 Possible
2nd 2010年6月23日 教えてよ〜miseducation〜 105
3rd 2010年10月20日 20 9 11 未定
4th 2012年5月9日 (やだよ…) 176 未定
"—"はチャート圏外、チャート対象外の何れかを意味する。

配信限定シングル

発売日 タイトル 規格
2010年12月8日 (心〜あなたへ〜)[13] デジタル・ダウンロード
2014年7月23日 (Loser) デジタル・ダウンロード
2014年7月23日 (つぶやく。。。) デジタル・ダウンロード
2015年9月21日 (水族館) デジタル・ダウンロード
2015年9月21日 (maybe) デジタル・ダウンロード
2017年2月14日 (新世界) デジタル・ダウンロード
2018年1月03日 (Survivor) デジタル・ダウンロード
2018年2月14日 (I Know) デジタル・ダウンロード
2018年6月6日 (会いたいなんて言わない) デジタル・ダウンロード

アルバム

発売日 タイトル
1st 2010年6月30日 Possible
2nd BREAK IT

客演

シングル
発売日 作品名 最高順位 認定 アルバム
オリコン[10] (Hot 100)
[11]
RIAJ
DL[12]
2010年12月8日 鏡花水月(miCKun feat.舞花) 120 D.N.A
"—"はチャート圏外、チャート対象外の何れかを意味する。
シングル化されていない参加作品
発売日 作品名 最高順位 認定 アルバム
(Hot 100) RIAJ
DL
2011年10月26日 LiAR LiAR feat.舞花 (BEHIND the TRUTH)(NERDHEAD
2012年2月15日 Close To You[] feat.舞花 GO! GO! LGYankees!!!LGYankees
2012年4月18日 君がいない feat.舞花 SO-TASO-TA
2012年8月8日 (Hey Baby) feat.舞花 (Colorful Love)((PURPLE REVEL))
2012年9月12日 (Love & Music Power) feat.舞花 (HIGH ROLLER)((NO DOUBT FLASH))
2012年10月24日 クリスマスキャロルの頃には feat.舞花 (GUILTY PLEASURES CHRISTMAS)(スコット・マーフィー
"—"はチャート圏外かチャート対象外を意味する。

ミュージック・ビデオ

ビデオ 監督
2010年 never cry (和田泰宏)[14][15]
教えてよ〜miseducation〜
心 (Movie Ver.) 廣木隆一[16][17]
心 (Movie Ver.)(Short Ver.)
鏡花水月feat.舞花 多田卓也[18]
2012年 やだよ... 久保憲司[19]
2016年 maybe 不明
2017年 新世界 不明
2018年 Survivor 不明
2018年 I know 不明

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ なお、同曲を含む舞花の楽曲にクレジットされている「YUMI」は舞花の音楽活動をずっと応援してくれている実母である[6]

出典

  1. ^ a b c d e f g “プロフィール”. 舞花オフィシャルサイト. http://maika.asia/profile/index.html 
  2. ^ 十字街『熊本日日新聞』2010年8月2日号24面。
  3. ^ a b “BIOGRAPHY”. ユニバーサルJ. http://www.universal-music.co.jp/universalj/artist/maika/biography.php 
  4. ^ a b “”. Music Mobile Magazine (2010年4月). 2013年1月7日閲覧。
  5. ^ a b 2010年9月30日号『熊本日日新聞』号外「変わる2010 熊本ブランド」18面より
  6. ^ a b c d e “Power Push 舞花”. ナタリー. (2010年). https://natalie.mu/music/pp/maika 
  7. ^ a b “3/1 舞花 卒業CDリリース記念LIVE!【蔦屋書店 熊本三年坂】” (日本語). tsutaya info. マチカラマチノイロイロ (2009年2月14日). 2010年10月4日閲覧。
  8. ^ “メジャーデビュー前にiTunesチャート5位、期待の新人「舞花」とは?” (日本語). 音楽ニュース. (リッスンジャパン) (2010年4月2日). 2010年10月4日閲覧。
  9. ^ “マーティ・フリードマンのJ-POPメタル斬り/延長戦 メープルシロップのような甘い松田聖子のボーカルにメロメロ”. 日経トレンディ. (2010年7月23日). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100712/1032345/?ST=life&P=2 2010年9月30日閲覧。 
  10. ^ a b “舞花のCDシングルランキング” (日本語). オリコン芸能人事典. オリコン. 2011年5月1日閲覧。
  11. ^ a b “JAPAN Hot 100” (日本語). ビルボード. 2011年2月23日閲覧。
  12. ^ a b “最新の音楽配信チャート” (日本語). RIAJ有料音楽配信チャート. 日本レコード協会. 2011年4月18日閲覧。
  13. ^ シングル「」のアナザーテイク。
  14. ^ “never cry” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2010年4月). 2011年5月1日閲覧。
  15. ^ “教えてよ〜miseducation〜” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2010年6月). 2011年5月1日閲覧。
  16. ^ “心 (Movie Ver.)” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2010年10月). 2011年5月1日閲覧。
  17. ^ “心 (Movie Ver.)(Short Ver.)” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2010年10月). 2011年5月1日閲覧。
  18. ^ “鏡花水月feat.舞花” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2010年12月). 2011年5月1日閲覧。
  19. ^ “やだよ...” (日本語). 楽曲関連情報. スペースシャワーTV (2010年4月). 2014年7月17日閲覧。

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
  • ユニバーサルJによる舞花-MAIKA-紹介ページ
  • MAIKA OFFICIAL BLOG - Ameba Blog
  • 舞花-Maika- (maikaofficial) - Facebook
  • 舞花-Maika- (@maikaofficial) - Twitter
  • MAIKA (@maikamauhana) - Instagram
  • 舞花-Maika-’s stream - SoundCloud
  • MAIKA channel - YouTubeチャンネル
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