歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である[1]。ホームと改札口は線路の下を介してつながっている。従来エレベーター、エスカレーターは設置されていなかったが、2013年3月にエレベーターが設置された[4]。
全列車が停車するため一線スルー式配線にはなっておらず、原則として左側通行である。但し折り返し列車もあるため、肥前竜王方から見て右側にも入線できる。ステップ付きの783系電車が入線していた名残でホームのかさ上げは行われていなかったが、エレベーター設置と同時にかさ上げされ、バリアフリー対応となった[4]。
佐賀鉄道部が管理する(業務委託駅)で、JR九州サービスサポートが受託。みどりの窓口が設置されている。自動券売機はあるが、自動改札機は設置されていない。改札口を出た右側に売店、待合室、自動販売機を備え、駅舎の外にはトイレ、駐車場、タクシー乗り場がある。
駅員時間配置駅であり、ワンマン列車では営業時間外は無人駅と同様に車内収受となる。
のりば
利用状況
2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は1,163人である[5]。利用客の多くは江北方面へ向かっており、諫早・長崎方面へは少ない。
年度 | 1日平均 乗車人員[6] |
---|---|
2000年 | 1,235 |
2001年 | 1,207 |
2002年 | 1,167 |
2003年 | 1,175 |
2004年 | 1,177 |
2005年 | 1,168 |
2006年 | 1,187 |
2007年 | 1,196 |
2008年 | 1,201 |
2009年 | 1,137 |
2010年 | 1,160 |
2011年 | 1,211 |
2012年 | 1,255 |
2013年 | 1,342 |
2014年 | 1,267 |
2015年 | 1,221 |
2016年 | 1,167 |
2017年 | 1,195 |
2018年 | 1,210 |
2019年 | 1,163 |
駅周辺
鹿島市の中心市街地の北端部に位置しており、当駅の南側・西側に市街地が広がる。
- 祐徳バス鹿島バスセンター - 駅向かい。
- 国道207号 - 駅のすぐ西側を長崎本線に並行して通る。
- スカイタワーホテル
- 鹿島郵便局
- インドカレー・プルニマ 鹿島店
- 鹿島市役所 - 約1km南側。
- 鹿島市民図書館 - 同上
- 旭ヶ岡公園(鹿島城) - 約1km南西側。
- 佐賀県立鹿島高等学校 - 同上
- 佐賀県立鹿島実業高等学校 - 同上
祐徳稲荷神社は当駅からバスまたはタクシー利用となる(位置としては肥前浜駅のほうがやや近い[1])。
嬉野市塩田町へは当駅が最寄り駅である。
- 嬉野市役所 塩田庁舎
- 塩田津の町並み(重要伝統的建造物群保存地区)
隣の駅
脚注
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、21頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、714頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ “5駅に新設 九州総局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年3月29日)
- ^ a b c JR肥前鹿島駅 バリアフリー化工事終了 佐賀新聞 2013年3月4日配信 (2013年8月24日閲覧)
- ^ 駅別乗車人員(2019年度)
- ^ 佐賀県統計年鑑、2020年9月5日閲覧
関連項目
外部リンク
- 肥前鹿島駅(駅情報) - 九州旅客鉄道