地理
世田谷区の中央部に位置し、北に桜上水、北から東にかけて宮坂、南に桜・桜丘、西に船橋と接する。小田急小田原線経堂駅を中心に商店街が形成されている。路地が細く、一方通行が多いため自動車がここを通り抜けする際の難所となっており、とりわけタクシー運転手を中心に「経堂迷路」と呼ばれている[4]。
河川
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、経堂4-24-2の地点で54万5000円/m2となっている[5]。
歴史
江戸時代は荏原郡(経堂在家村)と呼ばれていた。1932年(昭和7年)、世田谷区が成立した際に(経堂町)となり、1967年(昭和42年)の住居表示で現在の形となった。
地名の由来
地名の由来は、かつて御経を納める御堂(経蔵)があったためとされる。また、かつて存在した御堂が京都風の建造物であったために「京堂」と呼ばれ、それが転じて経堂になったともされる。
世帯数と人口
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
経堂一丁目 | 1番2号、16~18号 1番20号以降 8番2号、18号以降 9番2号、16〜17号 9番21号 | (世田谷区立世田谷小学校) | 世田谷区立桜木中学校 |
その他 | (世田谷区立桜丘小学校) | 世田谷区立桜丘中学校 | |
経堂二丁目 | 全域 | 世田谷区立経堂小学校 | 世田谷区立緑丘中学校 |
経堂三丁目 | 全域 | ||
経堂四丁目 | 全域 | 世田谷区立桜丘小学校 | 世田谷区立桜丘中学校 |
経堂五丁目 | 全域 |
交通
鉄道
鉄道は、東西に小田急小田原線が通っており、最寄駅は以下の通りである。
バス
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道路
道路は、北端を以下の都道が走るが、狭隘路であり、一方通行区間もある。
- 都道118号調布経堂停車場線 - 経堂二丁目と宮坂三丁目の境を北西から南東へ走り、経堂駅で終わる。別名すずらん通り。
- 都道423号渋谷経堂線 - 経堂一丁目と宮坂二丁目の境を東西に走り、経堂駅で終わる。経堂の域内は300m程度である。
その他の道路では、南部を城山通りが東西に走っている。また、経堂駅から南へ向う道路は農大通りと呼ばれ、桜丘にある東京農業大学への通学路となっている。
出身・ゆかりのある人物
施設
一丁目
二丁目
三丁目
- 世田谷区立経堂地区会館
- 別館
- 石仏公園
- 日本放送協会経堂寮
- 経堂けやき公園
- 山谷稲荷神社
四丁目
五丁目
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
- 犯罪事件研究倶楽部『日本凶悪犯罪大全』文庫ぎんが堂、2011年。
関連項目
- 経堂駅
- 千歳郵便局
- 制服警官女子大生殺人事件 - 1978年に経堂のアパートで起きた殺人事件。
脚注
- ^ a b c “世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
- ^ 大都会の巨大迷路を抜け出せ! 右折だけで目的地へ辿りつけるか!? 日本テレビザ!鉄腕!DASH!! 2000年6月25日
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ “通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。
- ^ 『人事興信録 第14版 上』エ25頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年11月29日閲覧。