第35回将棋日本シリーズ

この項目では、2014年6月から2014年11月にかけて行われた「第35回将棋日本シリーズ」について説明しています。 棋戦「将棋日本シリーズ」の概要・歴史・方式などについては「将棋日本シリーズ」をご覧ください。

第35回将棋日本シリーズ（だい35かいしょうぎにっぽんシリーズ）は、2014年（平成26年）に行われた将棋日本シリーズの35回目の大会である。本記事では、第35回の出場者と対局結果・対局日について記述する。

第35回 将棋日本シリーズ
開催期間	2014年6月28日 - 2014年11月16日
前JT杯覇者	久保利明
第35回JT杯覇者	渡辺明（初優勝）
将棋日本シリーズ < (第34回)第36回 >
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今大会では、決勝戦で渡辺明二冠が羽生善治名人に勝利し、初優勝を果たした^[1]。

出場棋士

• グループ分けは2014年2月末時点の状況に基づく。
• タイトル称号と段位は記者発表会が行われた2014年4月15日^[2]時点のもの。

• 【】内の数字は【出場回数－優勝回数】を表す。
• 出典： - JT ウェブサイト（2014年8月26日時点でのアーカイブ）

2回戦からの出場棋士 (4名) II-(1) (前年度)優勝者 (1名) 久保利明 JT杯 【10－2】^[3] II-(2) (タイトル)保持者 (3名) 森内俊之 竜王名人 【20－1】^[4] 羽生善治 三冠（王位･王座・棋聖） 【25－5】^[5] 渡辺明 二冠（棋王・王将） 【9－0】^[6] 1回戦からの出場棋士 (8名) I-(1) 2013年(獲得賞金ランキング)上位者 (8名) 郷田真隆 九段 【17－3】^[7] 丸山忠久 九段 【17－2】^[8] 佐藤康光 九段 【20－2】^[9] 行方尚史 八段 【 2－0】^[10] 谷川浩司 九段 【30－6】^[11] 三浦弘行 九段 【11－0】^[12] 中村太地 六段 【初出場】^[13] 屋敷伸之 九段 【 3－0】^[14]

トーナメント表

• 第35回将棋日本シリーズ　プロ公式戦 - 日本将棋連盟 (shogi.or.jp)

1回戦 2回戦 準決勝 決勝 II-(2) 羽生善治 名人 - 羽生 ○ ( Bye ) 00000 - 0 羽生 ○ I-(1) 行方尚史 八段 〇 行方 ● I-(1) 谷川浩司 九段 ● 0 羽生善治 名人 ● I-(1) 屋敷伸之 九段 ● 三浦 ● I-(1) 三浦弘行 九段 〇 0 久保 ● ( Bye ) 00000 - 久保 ○ II-(1) 久保利明 JT杯 - II-(2) 渡辺明 二冠 - 渡辺 ○ ( Bye ) 00000 - 0 渡辺 ○ I-(1) 郷田真隆 九段 ● 佐藤 ● 優勝 I-(1) 佐藤康光 九段 〇 0 0渡辺明 二冠 ○ I-(1) 丸山忠久 九段 〇 丸山 ○ I-(1) 中村太地 六段 ● 0 丸山 ● ( Bye ) 00000 - 森内 ● II-(2) 森内俊之 竜王 -

対局結果

1回戦 第1局～第4局

1回戦(先手番 2勝 - 後手番 2勝)

局数 / 対局地 / 対局日			▲先手			▽後手		解説者	聞き手	読み上げ	戦型
	仙台	6月28日	行方尚史 八段	○	145手	●	谷川浩司 九段	島朗 九段	室谷由紀 女流初段	安食総子 女流初段	角交換 四間飛車
	福岡	7月12日	三浦弘行 九段	○	097手	●	屋敷伸之 九段	豊川孝弘 七段	山田久美 女流三段	村田智穂 女流二段	(角換わり 腰掛け銀)
	岡山	7月19日	郷田真隆 九段	●	112手	○	佐藤康光 九段	木村一基 八段	甲斐智美 女流二冠	伊藤明日香 女流初段	阪田流 向かい飛車
	新潟	7月26日	中村太地 六段	●	114手	○	丸山忠久 九段	深浦康市 九段	中村桃子 女流初段	野田澤彩乃 女流1級	一手損 角換わり

2回戦 第1局～第4局

2回戦(先手番 1勝 - 後手番 3勝)

局数 / 対局地 / 対局日			▲先手			▽後手		解説者	聞き手	読み上げ	戦型
	札幌	8月30日	行方尚史 八段	●	118手	○	羽生善治 名人^[15]	森下卓 九段	鈴木環那 女流二段	久津知子 女流初段	横歩取り
	静岡	9月06日	三浦弘行 九段	●	086手	○	久保利明 JT杯	広瀬章人 八段	本田小百合 女流三段	熊倉紫野 女流初段	四間飛車
	熊本	9月13日	渡辺明 二冠	○	107手	●	佐藤康光 九段	鈴木大介 八段	真田彩子 女流二段	山口恵梨子 女流初段	矢倉対(銀冠)
	高松	9月27日	森内俊之 竜王^[16]	●	094手	○	丸山忠久 九段	井上慶太 九段	香川愛生 女流王将	貞升南 女流初段	相振り飛車

準決勝・決勝

準決勝・決勝(先手番 1勝 - 後手番 2勝)

局数 / 対局地 / 対局日			▲先手			▽後手		解説者	聞き手	読み上げ	戦型
	名古屋	10月05日	久保利明 JT杯	●	112手	○	羽生善治 名人^[15]	杉本昌隆 七段	室田伊緒 女流二段	飯野愛 女流1級	中飛車
	大阪	10月26日	渡辺明 二冠	○	087手	●	丸山忠久 九段	山崎隆之 八段	村田智穂 女流二段	長谷川優貴 女流二段	一手損 角換わり
	東京	11月16日	羽生善治 名人^[15]	●	102手	○	渡辺明 二冠	藤井猛 九段	矢内理絵子 女流五段	藤田綾 女流初段	(相矢倉)

【決勝まで】
今期最少手数：2回戦 第2局（86手）	/ 今期最多手数：1回戦 第1局（145手）
先手番 4勝 － 後手番 7勝（全11対局）

脚注

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出典

1. ^ “”. JT ウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2015年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月11日閲覧。
2. ^ “”. 日本将棋連盟 (shogi.or.jp) (2014年4月15日). 2022年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
3. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
4. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
5. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
6. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
7. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
8. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
9. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
10. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
11. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
12. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
13. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
14. ^ “”. JTウェブサイト. 日本たばこ産業株式会社. 2014年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月12日閲覧。
15. ^ ^{a b c} 羽生善治三冠は2014年5月21日、名人獲得。
16. ^ 森内俊之竜王は2014年5月21日、名人失冠。

外部リンク

• - JT ウェブサイト、2015年2月24日時点でのアーカイブ