福島大学経済短期大学部

福島大学経済短期大学部（ふくしまだいがくけいざいたんきだいがくぶ、英語: Fukushima University College of Economics）は、福島県福島市森合西養山10-7に本部を置いていた日本の国立大学である。1952年に設置され、1984年に廃止された。大学の略称は福大経短。学生募集は1977年度まで、1984年3月31日正式廃止^[2]。現在は、福島大学経済学部夜間主コースを経て、人文社会学群夜間主コースとなっている。

福島大学経済短期大学部
大学設置/創立	1952年
廃止	1984年
学校種別	国立
設置者	文部省
本部所在地	福島県福島市森合西養山10-7
学部	経営学科第二部^[1]
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概要

大学全体

福島大学経済短期大学部は1952年、福島大学に併設された日本の国立短期大学。設置学科は開学より1学科のみであった。

学風および特色

福島大学経済短期大学部はⅡ部のみが設置されており、勤労学生の教育には力をいれていた様子がうかがえる。

当時の入学試験について

国語・数学・社会・英語の学科試験が課されていた。

沿革

1952年 福島大学経済短期大学部開学。経営学科Ⅱ部を置く。
1977年最後の学生募集となる^[3]。
1984年3月31日正式廃止^[2]^[4]。

基礎データ

所在地

福島県福島市森合西養山10-7

教育および研究

組織

学科

経営学科Ⅱ部

専攻科

なし

別科

なし

取得資格について

教職課程として中学校教諭二級免許状（職業）が設けられていた^[5]。1954年あたりまで、高等学校教諭免許状（商業）も存在していた^[6]。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

歴代学長

出身者

さとう栄：栃木県議会議員：1968年卒業。
幕田勇：共立設計事務所代表取締役：1960年卒業

施設

キャンパス

設備：かつて、福島大学森合キャンパスと共同使用していた。

卒業後の進路について

就職について

学生の大半は勤労学生だったが、一般企業や官公庁などへの就職者もいたものとみられる。

編入学･進学実績

福島大学への編入学制度があった。

参考文献

『全国学校総覧』昭和30年度版
文部省大学学術局編『教員養成課程認定大学短期大学一覧』
全国高等学校長協会編『教員養成課程認定大学・短期大学等総覧』（第一法規出版）
『全国短期大学一覧』1950年度版～1985年度版^[7]
『全国短期大学高等専門学校一覧』（財団法人文教協会）昭和49年度版～
『全国短期大学受験要覧』（廣潤社）1970年度版～1978年度版
『全国短期大学案内』（教学社）発行初年度版
『全国短期大学受験案内』（晶文社）昭和40年度版～1978年度版
『全国短期大学案内』（梧桐書院）1971年～1978年度版

脚注

[脚注の使い方]

^ 英語:Business Administration Department
^ ^a ^b 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』240頁
^ 1977年度を最後に、学生募集を終えたとなれば、1979年度末をもって現役卒業生を全て送り出したことになる。しかし、昭和56年度版『全国学校総覧』34頁には、1980年 5月時点での学生数（いわゆる留年か）は57（うち女子4）であったことが確認できる。
^ 昭和59年度版『全国学校総覧』34頁には、1983年 5月時点での学生数は1（うち女子0）であったことが確認できる。
^ 1975年度用『全国短期大学受験案内』（晶文社）31頁より。
^ 『教員養成課程認定大学短期大学一覧』（1955年）45頁より
^ 1979年度版以前は『短期大学一覧』

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