神奈川県立衛生短期大学(かながわけんりつえいせいたんきだいがく、英語: Kanagawa Prefectural College Nursing Medical Technology Public Health)は、神奈川県横浜市旭区中尾1-5-1に本部を置いていた日本の公立大学である。1967年に設置され、2004年に廃止された。大学の略称は衛短。学生募集は2002年度まで[2]。2003年度より、神奈川県立保健福祉大学を設置し、短期大学は募集停止され、2004年3月29日廃止[3]。なお、短大跡地には神奈川県立よこはま看護専門学校が移転し、今も看護師を目指す学生が多く通う。
概要
大学全体
教育および研究
- 神奈川県立衛生短期大学は医療技術者の育成に力をいれていた。近隣の神奈川県立がんセンターや県衛生研究所での臨床実習も行われていた。
学風および特色
沿革
基礎データ
所在地
- 神奈川県横浜市旭区中尾1-5-1
象徴
- 神奈川県立衛生短期大学のカレッジマークには縦に「大学」・横に「衛生」の文字が記されていた[7]。
教育および研究
組織
学科
- 衛生看護科
- 衛生技術科[1]
専攻科
- 保健学専攻:看護師資格を有する人が、その基礎資格を活かしてさらに新たな資格をめざすための課程であった。1990年度入学生までは、衛生看護科養護コースで取得できた。
別科
- なし
取得資格について
受験資格
大学関係者と組織
大学関係者一覧
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歴代学長
施設
キャンパス
- 設備:図書館ほか。当時、図書館の所蔵資料数は35,000冊であった[7]。
- 相鉄本線およびいずみ野線二俣川駅が最寄り駅。横浜市営バス「中尾町」バス停留所から直ぐの場所にあった。
- 神奈川県立産業技術短期大学校・神奈川県運転免許試験場付近に立地していた。
寮
- 神奈川県立衛生短期大学には学生寮はなく、遠隔地出身者は短大から斡旋されたアパートを利用していた[7]。
対外関係
系列校
卒業後の進路について
就職について
- 衛生看護科:看護職として病院に就職する人が大半だった。国公立病院や大学病院、総合病院など大手の病院が多かった[7]。
- 衛生技術科:専門職として病院に勤務する人、専門性を活かして企業の研究員として就職する人がいた[7]。
編入学・進学実績
附属学校
- かつて、神奈川県立衛生短期大学付属二俣川高等学校を擁していた。
参考文献
- 『全国学校総覧』昭和43年度版 -
- 『全国公立短期大学協会三十年誌』(全国公立短期大学協会。1980年)
- 『全国短期大学一覧』1950年度版 - 1985年度版[9]
- 『(進学年鑑)』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』((財団法人文教協会))昭和49年度版 -
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『(全国短期大学受験要覧)』(廣潤社)1970年度版 - 1996年度版
- 『全国短期大学案内』(教学社)発行初年度版 -
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)昭和43年度版 -
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)1971年度用 -
- 『神奈川県立衛生短期大学大学案内・募集要項』
脚注
関連項目
関連サイト
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