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石垣雅海

石垣 雅海(いしがき まさみ、1998年9月21日 - )は、山形県酒田市出身のプロ野球選手内野手外野手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。

石垣 雅海
中日ドラゴンズ #32
基本情報
国籍 日本
出身地 山形県酒田市
生年月日 (1998-09-21) 1998年9月21日(24歳)
身長
体重
181 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手外野手
プロ入り 2016年 ドラフト3位
初出場 2017年10月4日
年俸 1000万円(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入り前

小学3年生の時に亀城小野球スポーツ少年団(亀城ブレーブス)に入り、野球を始める[2]

酒田南高等学校では、1年から三塁手のレギュラーに定着。2年秋から主将となってチームを牽引[2]。3年夏の山形県大会準決勝で敗退し、甲子園出場はなかったが、3試合で4本塁打を記録[3]。同年度の山形県高校野球連盟の奨励賞と優秀野手賞を受賞した[2]。高校通算37本塁打[4]

2016年10月20日に行われたドラフト会議では、中日ドラゴンズから3位指名を受け、11月22日に契約金5000万円、年俸540万円で仮契約を結んだ[5]。背番号は32

中日時代

2017年は、二軍公式戦において60試合に出場し、3本塁打、14打点、打率.197の成績を残した[6]。9月30日に初めて一軍登録され、10月4日の横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)で初出場を果たした[4]。11月25日から台湾で開催される2017アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜に選出された[7]

2018年は、はるか夢球場で開催されたフレッシュオールスターゲームに出場し、MVPを獲得した[8]。しかし、一軍出場なしに終わった。

2019年は、6月の「スカパー! ファーム月間MVP賞」を受賞した[9]。8月21日の対読売ジャイアンツ戦では、7回裏に代打として出場し、菅野智之からプロ初安打を打った[10]。さらに、9月5日の対巨人戦では中川皓太からプロ初打点を挙げた[11]。オフには、みやざきフェニックス・リーグに参加した[12]

2020年は、7月8日に一軍昇格し[13]、11日、12日の対広島東洋カープ戦で代打で出場し2戦とも安打を打った[14]。その後二軍落ちを経験したが、9月9日に再昇格し、同25日の対巨人戦で代打出場すると、エンジェル・サンチェスからプロ初本塁打を放った。一軍では思うような成績を残せなかったが、二軍では40試合に出場し、5本塁打、21打点、打率.372という好成績を残した。オフには浅村栄斗に弟子入りし、合同自主トレを行った[15]

2021年は、春季キャンプでは一軍に合流していたが開幕一軍ならず[16]。シーズン序盤に左足を痛めた事もあり一軍昇格のチャンスを逃したものの、二軍ではチーム最多の9本塁打を放ち長打力を見せつけた[16]。10月7日に一軍に昇格したが、9試合の出場にとどまった[16][17]

2022年は、高橋周平の故障の影響で開幕一軍入りを果たした[18]。その後は一軍と二軍を行き来していたが8月6日に一軍昇格すると[18]、7日に2年振りとなる本塁打を放った[19]。最終的に二塁の守備固めでの起用を中心として自己最多の50試合に出場し、打撃では打率.162と安定感に欠けたものの3本塁打と持ち味の長打力を見せた。オフの11月16日に260万円増となる1000万円で契約を更改した(金額は推定)[20]

選手としての特徴 ・人物

高校通算37本塁打で、遠投100メートル、50メートル5.9秒の三拍子そろっている和製大砲候補[21]。また、内野全てのポジションと外野の守備をこなすユーティリティープレイヤーである。

2022年3月、高校時代に出会い、前年から交際をしていたNHK山形放送局キャスターの我孫子明里との結婚を発表した[22]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2017 中日 1 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000
2019 15 15 15 1 2 2 0 0 4 1 0 0 0 0 0 0 0 7 0 .133 .133 .267 .400
2020 25 34 33 5 4 0 0 1 7 1 0 0 0 0 1 0 0 12 0 .121 .147 .212 .359
2021 9 11 10 1 1 1 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0 0 3 0 .100 .100 .200 .300
2022 50 74 68 5 11 0 0 3 20 6 0 0 4 0 2 0 0 28 1 .162 .186 .294 .480
通算:5年 100 137 129 12 18 3 0 4 33 8 0 0 5 0 3 0 0 53 1 .140 .159 .256 .415
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績



一塁 二塁 三塁 遊撃 外野




























































2017 中日 - - 1 0 2 0 0 1.000 - -
2019 - - - - 1 0 0 0 0 ----
2020 2 5 0 0 0 1.000 1 1 0 0 0 1.000 3 3 3 0 2 1.000 - 4 3 0 0 0 1.000
2021 - 6 5 11 1 3 .941 3 1 0 1 0 .500 - -
2022 1 1 0 0 0 1.000 34 41 64 2 14 .981 4 0 1 0 0 1.000 1 1 1 0 1 1.000 -
通算 3 6 0 0 0 1.000 41 47 75 3 17 .976 11 4 6 1 2 .909 1 1 1 0 1 1.000 5 3 0 0 0 1.000
  • 2022年度シーズン終了時

表彰

記録

初記録

背番号

  • 32(2017年 - )

登場曲

代表歴

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “【中日】石垣雅海は1000万円でサイン 同じ東北出身で移籍の阿部寿樹から「頑張れ」と激励”. 中日スポーツ (2022年11月16日). 2022年11月16日閲覧。
  2. ^ a b c “石垣内野手(酒田南3年)中日3位指名”. 荘内日報社 (2016年10月22日). 2022年4月7日閲覧。
  3. ^ “37発スラッガー酒田南・石垣らプロ志望届”. 日刊スポーツ (2016年9月21日). 2021年9月3日閲覧。
  4. ^ a b “中日の新星・石垣雅海 ”顔”を売る!”. 東スポWeb (2017年10月10日). 2017年11月21日閲覧。
  5. ^ “中日3位石垣が仮契約「ガッキーって呼ばれてます」”. 日刊スポーツ (2016年11月23日). 2021年9月3日閲覧。
  6. ^ “2017年度 中日ドラゴンズ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年11月19日閲覧。
  7. ^ a b “2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. 日本野球機構 (2017年11月17日). 2017年11月21日閲覧。
  8. ^ “中日石垣がMVPで100万!両親観戦の前で感謝弾”. 日刊スポーツ (2018年7月12日). 2021年9月3日閲覧。
  9. ^ “DeNA細川、中日石垣が2軍6月月間MVP賞”. 日刊スポーツ (2019年7月10日). 2021年9月3日閲覧。
  10. ^ “石垣、G菅野からプロ初安打 3三振から2年、3年目希望の光”. 中日スポーツ (2019年8月22日). 2021年9月3日閲覧。
  11. ^ “【中日好き】石垣雅海、竜の未来”. J SPORTSコラム&ニュース (2019年9月17日). 2021年9月3日閲覧。
  12. ^ “みやざきフェニックス・リーグ2019 参加選手のお知らせ”. 中日ドラゴンズ公式サイト ドラゴンズニュース (2019年10月4日). 2021年9月3日閲覧。
  13. ^ ““代打に投手”の翌日…1軍昇格の中日・石垣が意気込み「成長しているところをみせられるように」”. 中日スポーツ (2020年7月8日). 2021年9月3日閲覧。
  14. ^ “2戦連続の代打安打!起用に応えた中日・石垣「最初から冷静に立てればもっと良くなる」”. 中日スポーツ (2020年7月12日). 2021年9月3日閲覧。
  15. ^ “【中日好き】石垣雅海、浅村栄斗の教え”. J SPORTSコラム&ニュース (2021年2月14日). 2022年4月7日閲覧。
  16. ^ a b c “【中日】石垣雅海が1軍合流 2軍チーム最多の9本塁打 戦力外通告の武田と入れ替わりで今季初登録へ”. 中日スポーツ (2021年10月7日). 2022年4月7日閲覧。
  17. ^ “【中日】石垣雅海は60万減で更改「来年は6年目なので結果しかない」オフは楽天・浅村と自主トレ予定”. スポーツ報知 (2021年11月14日). 2022年4月7日閲覧。
  18. ^ a b “【中日】石垣雅海が1軍合流 今季2軍では打率2割9分7厘、2本塁打、16打点”. 中日スポーツ (2022年8月6日). 2022年11月21日閲覧。
  19. ^ “【中日】石垣雅海が試合を決める待望の1号 今季2度目のスタメンでのアピールに立浪監督もご満悦”. 中日スポーツ (2022年8月7日). 2022年11月21日閲覧。
  20. ^ “【中日】自己最多50試合出場の石垣雅海、260万増「打撃面でレベルアップをしたい」今季は守備面で貢献”. スポーツ報知 (2022年11月16日). 2022年11月21日閲覧。
  21. ^ “酒田南・石垣 3拍子そろった大砲 ドラフトを待つ”. 日刊スポーツ (2016年10月18日). 2021年9月3日閲覧。
  22. ^ “中日・石垣雅海が結婚!同じ山形出身NHKキャスター我孫子明里さんと 108本のバラでプロポーズ「一生守る」”. 中日スポーツ (2022年3月15日). 2022年4月7日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 個人年度別成績 石垣雅海 - NPB.jp 日本野球機構
  • 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
  • 石垣雅海 (@garki0921) - Instagram
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