概要
1958年に創設。創設以来施行時期は6月で変わっておらず、金沢競馬上半期古馬最強馬決定戦と位置付けられている。施行距離は長らく2300mであったが、2016年より2100mに短縮された。
なお、同じ2300mで実施されていた中日杯もこの年から2000mに距離を短縮し、2300mで実施されるレースが無くなった。
金沢競馬場における古馬4大重賞の1つと位置付けられている。(残る3つは白山大賞典、北國王冠、中日杯)
条件・賞金(2022年)
- 出走条件
- サラブレッド系3歳以上、金沢所属。
- 利家盃の優勝馬に優先出走権が与えられている。
歴史
歴代優勝馬(2010年以降)
回数 | 施行日 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 調教師 |
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第53回 | 2010年6月20日 | 2300m | ジャングルスマイル | 牡4 | 2:31.0 | 吉原寛人 | 金田一昌 |
第54回 | 2011年6月19日 | 2300m | ジャングルスマイル | 牡5 | 2:29.1 | 吉原寛人 | 金田一昌 |
第55回 | 2012年6月17日 | 2300m | ジャングルスマイル | 牡6 | 2:26.9 | 平瀬城久 | 金田一昌 |
第56回 | 2013年6月16日 | 2300m | ナムラダイキチ | 牡5 | 2:31.1 | 畑中信司 | 藤木一男 |
第57回 | 2014年6月15日 | 2300m | ナムラダイキチ | 牡6 | 2:31.6 | 畑中信司 | 藤木一男 |
第58回 | 2015年6月14日 | 2300m | ジャングルスマイル | 牡9 | 2:31.6 | 平瀬城久 | 金田一昌 |
第59回 | 2016年6月12日 | 2100m | ジャングルスマイル | 牡10 | 2:20.4 | 田知弘久 | 金田一昌 |
第60回 | 2017年6月11日 | 2100m | トウショウプライド | 牡7 | 2:20.2 | 葛山晃平 | 佐藤茂 |
第61回 | 2018年6月17日 | 2100m | マイネルリボーン | 牡8 | 2:17.6 | 青柳正義 | 高橋俊之 |
第62回 | 2019年6月23日 | 2100m | ティモシーブルー | 牡5 | 2:17.8 | 畑中信司 | 金田一昌 |
第63回 | 2020年6月23日 | 2100m | サウスアメリカン | 牡5 | 2:18.8 | 栗原大河 | 金田一昌 |
第64回 | 2021年6月15日 | 2100m | ハクサンアマゾネス | 牝4 | 2:15.3 | 吉原寛人 | 加藤和義 |
第65回 | 2022年6月14日 | 2100m | ハクサンアマゾネス | 牝5 | 2:14.7 | 吉原寛人 | 加藤和義 |
※出典:地方競馬全国協会[3]