白鳥 哲汰(しらとり てった、2001年〈平成13年〉8月24日 - )は、日本の陸上競技選手。埼玉県春日部市出身。駒澤大学経済学部在学中。陸上競技部に所属し、専門種目は長距離走。
経歴
中学校は(豊野中学校)、高校は埼玉栄高校出身。
中学時代
中学3年次の全日本中学校陸上競技選手権男子3000mでは3位に入った。
全国都道府県対抗男子駅伝では埼玉チームの一員として中学生区間の2区出走し、8分44秒で区間11位。
高校時代
2018年の全国高等学校駅伝競走大会では2年次に、花の1区を出走。
井川龍人や佐藤一世らといった強力なライバル達に競り勝ち、2年生ながら区間賞を獲得した。
3年次も1区に出走したが、調子が上がらず区間16位にとどまった。
大学時代
大学1年次
大学入学以降活躍できず、全日本大学駅伝のエントリーも無かったが、11月の東海大長距離競技会で、13分46秒78のタイムを出すと、12月には日体大長距離記録会で28分14秒86のタイムを出し、箱根駅伝のメンバー入りを果たす。
第97回箱根駅伝では当日変更で1区に入ったがペースの変化が激しいレースでリズムを掴めず、トップと47秒差の15位に終わる(駒澤大は13年ぶりの総合優勝を果たした)[1][2][3]。
大学2年次
大学2年に入り、鈴木芽吹らとともに記録会を共にする。しかし、故障が再発しレースに出られない状況が続いた。全日本大学駅伝ではメンバー入りを果たすものの、出走することはできず。
第98回箱根駅伝では、当日変更で復路7区に出走した。順大・西澤侑真と抜きつ抜かれつの展開が続いたが、最後は西澤に先着し2位のまま襷リレー。だが、区間10位に終わりトップの青山学院・岸本大紀との差は大きく広がってしまう。駒澤大は8区でのアクシデントもあり先頭との差を詰めることができず、総合2連覇を逃した[4][5]。
人物
父も第68回箱根駅伝で国士舘大学の選手として箱根駅伝の6区を走り区間13位で走っており(1時間3分58秒)、その後2010年に行われた第86回箱根駅伝では奇しくも11年後に息子が走る往路1区で白バイとして選手の誘導を行った。
戦績・記録
年 | 大会 | 種目(区間) | 順位 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2017 | 天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 2区 | 区間11位 | 8分44秒 | |
第68回全国高等学校駅伝競走大会 | 2区 | 区間9位 | 8分24秒 | ||
2018 | 第69回全国高等学校駅伝競走大会 | 1区 | 区間賞 | 29分16秒 | |
2019 | クロスカントリー日本選手権 | U20男子8km | 4位 | 23分57秒 | |
春の高校伊那駅伝 | 1区 | 区間賞 | 18分54秒 | 区間新記録 | |
天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 1区 | 区間21位 | 20分50秒 | ||
第70回全国高等学校駅伝競走大会 | 1区 | 区間16位 | 30分13秒 | ||
2020 | 天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 1区 | 区間12位 | 19分55秒 |
大学三大駅伝戦績
自己ベスト
関連項目
脚注
参考文献
https://komazawa-ekiden.com/team/team-4th/