由良駅(ゆらえき)は、鳥取県東伯郡北栄町由良宿にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
由良駅 | |
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駅舎(2013年11月) | |
ゆら Yura (コナン駅) | |
◄下北条 (4.9 km) (5.7 km) 浦安► | |
所在地 | 鳥取県東伯郡北栄町由良宿584 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | A 山陰本線 |
キロ程 | 280.1 km(京都起点) |
電報略号 | ユラ |
駅構造 | 地上駅 |
(ホーム) | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- | 1,086人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1903年(明治36年)12月20日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有)[注 1][2][3] |
コナン駅の愛称が設定されている。
歴史
- 1903年(明治36年)12月20日:官設鉄道の倉吉駅 - 八橋駅(現・浦安駅)間延伸により開業[1]。客貨取扱を開始[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定し、当駅は山陰本線の所属となった。
- 1972年(昭和47年)4月1日:貨物取扱を廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)が継承[1]。
- 2003年(平成15年):鳥取県の鉄道高速化事業により、鳥取駅寄りの分岐を一線スルー化。
- 2013年(平成25年)12月15日:愛称を「コナン駅」と設定。
- 2023年(令和5年)
駅構造
単式・島式2面3線のホームを持つ地上駅である。2003年に実施された鳥取県の鉄道高速化事業により、鳥取駅寄りの分岐の一線スルー化工事が行われ、通過列車が1番線(単式側)を通過するようになった。単式ホームに面して駅舎が有り、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
駅舎内に自動券売機が設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | A 山陰本線 | 上り | 倉吉・鳥取方面 | 通常はこのホーム |
下り | 浦安・米子方面 | |||
2 | 下り | |||
3 | 上り | 倉吉・鳥取方面 | 待避・通過列車行違い | |
下り | 浦安・米子方面 | 一部の待避列車 |
- 付記事項
利用状況
駅周辺
駅周辺の他、駅前広場から道の駅大栄までの全長約1,500メートルの間に、青山剛昌の代表作である『名探偵コナン』のキャラクターを中心としたブロンズ像などの多数のオブジェが設置されている。
- 北栄町役場
- JA鳥取中央 大栄支所
- 北栄町立図書館
- 北栄町観光案内所
- 北栄町中央公民館
- 倉吉警察署由良宿駐在所
- 由良郵便局
- 鳥取銀行大栄支店
- 山陰合同銀行大栄出張所
- 倉吉信用金庫
- 鳥取県立鳥取中央育英高等学校
- 青山剛昌ふるさと館
- 由良タクシー
- 鳥取県道167号由良停車場線(コナン通り)
- 鳥取県道320号羽合東伯線
バス路線
駅前にバスのりばが存在する。このバスのりばは大栄町時代から存在していた物で[6]、2019年10月より再び使用され始めた。
- 北条線(始発)
また、当駅より約300メートル先、鳥取県道320号羽合東伯線にもバスのりばが有るため、こちらに述べる。
- 赤碕線
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、306-307頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ a b c d “”. 西日本旅客鉄道. 2023年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月18日閲覧。
- ^ a b c d “”. 西日本旅客鉄道. 2023年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月7日閲覧。
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) 、2019年7月4日閲覧
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月3日閲覧
- ^ 鳥取県中部バス路線案内図より
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 三枝夕夏 IN db - 「君と約束した優しいあの場所まで」のPVにて本駅が登場する。
外部リンク
- 由良駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道