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丹後由良駅(たんごゆらえき)は、京都府宮津市由良にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅である。駅番号はM12。「宮舞線」の愛称区間に含まれている。
歴史
- 1924年(大正13年)4月12日:鉄道省(→国鉄)の舞鶴駅(現在の西舞鶴駅) - 宮津駅間開通と同時に開業[1][2]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][2]。
- 1990年(平成2年)4月1日:北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる[1]。
- 2015年(平成27年)4月1日:WILLER TRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮舞線の駅となる。
- 2018年(平成30年)3月:宮津市の事業により駅が改修され、冷暖房設備が設置される[3][4]。
駅構造
相対式2面2線のホームを持ち交換設備を有する地上駅である。ヨットの帆をイメージした駅舎が特徴的。西舞鶴方面行きホームに駅舎があり、互いのホームは宮津方の跨線橋で連絡している。宮津方面行きホーム側を上下本線とした一線スルーとなっているが、現在は当駅を通過する定期旅客列車がないため、全ての定期旅客列車が方向別にホームを使い分けている。
丹鉄線内に15駅存在する有人駅のうちの一つであるが、駅業務は駅舎内のカフェである由良舎楽に(簡易委託)されている。そのうえ、窓口業務と自動券売機の稼動は平日の朝夕に限定されており、それ以外の時間帯は乗車券購入が一切できない無人駅となる。
駅舎内にはカフェ「由良舎楽 駅Cafe Anne Shirley(アン・シャーリー)」がある。当初2007年にオープンしたが、2010年に地元酒造会社のスイーツ店に移籍するため一時閉店、その後2018年3月に再び駅舎内にオープンした[3][5]。11:00~17:00の営業で不定休である。
のりば
- 上記の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- かつては駅舎側のホーム(上りホーム)が1番のりばと扱われていたが、WILLER TRAINSへの移管以降に下り線側からの付番に改められ、駅舎反対側のホームが1番のりばとなった。
利用状況
周辺に海水浴場を抱えていることもあって、夏の海水浴シーズンには海水浴客で賑わう。普段は通学・用務客が大半を占めており、駅周辺が舞鶴都市圏に属することから舞鶴方面への利用が多い。 1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 203人(1999年度)
- 195人(2000年度)
- 137人(2001年度)
- 134人(2002年度)
- 145人(2003年度)
- 110人(2004年度)
- 96人(2005年度)
- 121人(2006年度)
- 104人(2007年度)
- 110人(2008年度)
- 88人(2009年度)
- 121人(2010年度)
- 82人(2011年度)
- 79人(2012年度)
- 55人(2013年度)
- 41人(2014年度)
- 66人(2015年度)
- 68人(2016年度)
- 63人(2017年度)
- 47人(2018年度)
- 55人(2019年度)
駅周辺
バス路線
系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|
島陰新宮由良線 | 上石浦 | 由良脇公民館 | 宮津市 | 火木運転 |
栗田駅、宮津駅 | 道の駅海の京都 宮津 |
作品における描写
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、27-28頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、322頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ a b 「住民らの憩いの場に」 丹後由良駅舎にカフェ開業 - 産経ニュース
- ^ “”. 宮津市 (2018年3月20日). 2020年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月23日閲覧。
- ^ 京都)駅カフェ8年ぶり再開 丹後由良駅 - 朝日新聞デジタル
関連項目
外部リンク
- 丹後由良駅 - 京都丹後鉄道