田中 俊則(たなか としのり、1985年10月12日 - )は、三重県松阪市出身のフットサル選手。府中アスレティックFC所属。ポジションはゴレイロ。フットサル日本代表。
経歴
学生時代
三重県松阪市出身で、2001年に三重県立四日市中央工業高等学校に進学。2004年1月の全国高等学校サッカー選手権大会準々決勝では、平山相太、兵藤慎剛、渡邉千真らを擁する国見高等学校と対戦し、接戦の末に0-1で敗れている。その後国見高校は決勝で6-0で大勝しており、国見高校を最も苦しめたのは四日市中央工業高校だった。高校卒業後には大阪体育大学に進学し、大阪体育大学学友会サッカー部の同期には西谷良介(デウソン神戸、フウガドールすみだ)が、2学年上には原田浩平(デウソン神戸)や(須藤慎一)(アグレミーナ浜松)が、1学年下には藤川朋樹(バサジィ大分など)いた。2008年3月に大阪体育大学を卒業。
デウソン神戸
大阪体育大学在学中にフットサルをはじめ、2007年にFリーグが開幕すると同時にデウソン神戸に加入。2008-09シーズンはセカンドチームであるデウソン神戸アスピランチでプレーしたが、2009-10シーズンは再びトップチームでプレー。2009-10シーズン第22節のシュライカー大阪戦で初めてフル出場した。
府中アスレティックFC
2012年に府中アスレティックFCに移籍した。2012-13シーズンの府中は伊藤雅範監督の下で主に(村山竜三)が起用されたが、2013年に伊藤監督と村山がそろってバサジィ大分に移った[1]。2013-14シーズンは谷本俊介監督の下で田中が正ゴレイロとなり、わずか37失点だった前期はリーグ最少失点を記録した[1]。谷本監督はトシを日本代表クラスのゴレイロであると語り、2013年12月にはミゲル・ロドリゴ監督によって日本代表候補(トレーニングキャンプ)に選出された[1]。
2015年7月のFリーグ オーシャンカップでは、谷本監督によってクロモトと併用された[2]。1日目はクロモト、2日目は田中、準々決勝はクロモト、準決勝は田中というように起用され、決勝の名古屋オーシャンズ戦では前半にクロモト、後半に田中が起用された。クロモトが大会最優秀選手賞を受賞したが、谷本監督は「クロモトも田中もMVP」であるとしてトシを称えた[2]。
2015年9月には2013年以来久々に日本代表候補(大分トレーニングキャンプ)に選出された[3]。11月から12月には藤原潤(バルドラール浦安)や関口優志(エスポラーダ北海道)とともに欧州遠征に参加した[4]。
所属クラブ
サッカー
- 2001-2003 三重県立四日市中央工業高等学校
- 2004-2007 大阪体育大学
フットサル
- 2007-2012 デウソン神戸(Fリーグ)
- 2008-2009 デウソン神戸アスピランチ(Fリーグ)
- 2012- 府中アスレティックFC(Fリーグ)
タイトル
- 府中アスレティックFC
- Fリーグ オーシャンカップ : 2015