瀬戸夏子

瀬戸夏子（せと なつこ、1985年- ）は、日本の歌人、批評家。

瀬戸 夏子 （せと なつこ）
誕生	1985年??月??日
職業	歌人
言語	日本語
ジャンル	短歌、文芸批評
デビュー作	『そのなかに心臓をつくって住みなさい』（2012年）
(ウィキポータル 文学)
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経歴

2005年春に作歌を開始し、同年夏、早稲田短歌会に入会^[1]。同人誌「町」（2009年-2011年）、「率」（2012年-）に参加^[1]。2012年、第一歌集『そのなかに心臓をつくって住みなさい』を刊行。2016年、第二歌集『かわいい海とかわいくない海 end.』を刊行。

2017年1月から6月まで、『短歌』誌の時評を担当。フェミニズムの観点から、現代短歌における女性差別の構造を批判し注目を集める^[2][3]。2018年より(現代短歌社賞)選考委員^[4]。2019年、評論集『現実のクリストファー・ロビン　瀬戸夏子ノート2009-2017』刊行。2020年より、柏書房のwebマガジン「かしわもち」に「そしてあなたたちはいなくなった 『(女人短歌)』とシスターフッド」を連載中^[3]。

著作

単著

• 第一歌集『そのなかに心臓をつくって住みなさい』、2012年7月20日、私家版
• 第二歌集『かわいい海とかわいくない海 end.』、2016年2月23日、書肆侃侃房、ISBN (978-4-86835-212-9)
• 評論集『現実のクリストファー・ロビン　瀬戸夏子ノート2009-2017』、2019年3月20日、(書肆子午線)、ISBN (978-4-908568-20-6)

編著

• 『はつなつみずうみ分光器 after 2000 現代短歌クロニクル』、2021年5月25日、 左右社 、 ISBN (978-4-86528-032-6)

アンソロジー

• 山田航編『桜前線開架宣言　Born after 1970 現代短歌日本代表』、2015年12月25日、左右社、ISBN (978-4-86528-133-0)

ラジオ

• アフター6ジャンクション特集：いま読むべき注目の“現代短歌”めっちゃ知りたい！特集（2022年3月2日）^[5]

脚注

1. ^ ^{a b} 瀬戸夏子『現実のクリストファー・ロビン　瀬戸夏子ノート2009-2017』書肆子午線、2019年3月20日、414頁。ISBN (978-4-908568-20-6)。 
2. ^ “現実のクリストファー・ロビン　瀬戸夏子ノート2009-2017（書籍紹介ページ）”. 書肆子午線. 2020年11月28日閲覧。
3. ^ ^{a b} 瀬戸夏子 (2020年3月16日). “アガサ・クリスティーと中島梓｜そしてあなたたちはいなくなった　第0回｜瀬戸夏子”. かしわもち 柏書房のwebマガジン. 柏書房. 2020年11月28日閲覧。
4. ^ “現代短歌社の賞”. 現代短歌社. 2020年11月28日閲覧。
5. ^ "特集：いま読むべき注目の"現代短歌"めっちゃ知りたい！特集 by 瀬戸夏子 さん · TBSラジオ「アフター6ジャンクション」". Spotify (Podcast). 2 March 2022. 2022年3月7日閲覧。