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瀬々敬久

瀬々 敬久(ぜぜ たかひさ、1960年5月24日 - )は、日本映画監督脚本家演出家俳優[1]

ぜぜ たかひさ
瀬々 敬久
別名義 臼野 朗 うすの ろう
迦桜羅 かるら
甲賀 三郎 こうがさぶろう
南極1号 なんきょくいちごう
生年月日 (1960-05-24) 1960年5月24日(62歳)
出生地 日本大分県西国東郡真玉町(現:豊後高田市
職業 映画監督演出家脚本家俳優
ジャンル 映画オリジナルビデオテレビドラマドキュメンタリー番組
活動期間 1985年 -
主な作品
映画
MOON CHILD
感染列島
ヘヴンズ ストーリー
アントキノイノチ
64-ロクヨン- 前編/後編
『(8年越しの花嫁 奇跡の実話)』
友罪
菊とギロチン

『(護られなかった者たちへ)』
ラーゲリより愛を込めて
 
受賞
ベルリン国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
2011年ヘヴンズ ストーリー
最優秀アジア映画賞
2011年『ヘヴンズ ストーリー』
日本アカデミー賞
優秀監督賞
2016年64-ロクヨン- 前編/後編
2021年『(護られなかった者たちへ)』
優秀脚本賞
2021年『護られなかった者たちへ』
その他の賞
芸術選奨(2011年)
高崎映画祭
最優秀作品賞
第27回『ヘヴンズ ストーリー
最優秀監督賞
第16回『RUSH!
第33回『菊とギロチン
キネマ旬報ベスト・テン
日本映画監督賞
2018年菊とギロチン』『友罪
脚本賞
2018年『菊とギロチン』
ヨコハマ映画祭
監督賞
2018年『菊とギロチン』『友罪』
『(8年越しの花嫁 奇跡の実話)』
ピンク大賞
監督賞(1996年・1997年)
監督賞(新人)(1990年)
脚本賞(1993年・1994年・1995年)
(テンプレートを表示)

人物・来歴

1960年5月24日[2]大分県真玉町(現:豊後高田市)に生まれる[3][4]

大分県立高田高等学校時代に数合わせで入部させられた物理部にたまたまビデオカメラが備えてあったために、自主制作映画を撮り始める。当時は大林宣彦大森一樹石井岳龍など学生の自主映画からすぐにデビューする映画監督が登場し、テレビや雑誌で多く紹介されていたことで影響を受けたという[5]。大阪での予備校生活を経て京都大学文学部哲学科に入学後、映画部に入部。満25歳を迎える1985年、16mm映画『ギャングよ、向こうは晴れているか』を自主製作、監督する[3]

同学卒業後、1986年、向井寛主宰の(獅子プロダクション)に所属[6]、同社や国映等でピンク映画の助監督を務め、1987年12月に公開された佐藤寿保監督、佐野和宏主演の『仮面の誘惑』でチーフ助監督を務める[1]。佐藤のチーフ助監督を務めたのちに、1989年、国映製作、中島小夜子主演による『課外授業 暴行』で商業映画の監督としてデビュー[1]、同年、ピンク大賞新人監督賞を受賞する[3]。佐藤寿保、サトウトシキ佐野和宏などとともに、ピンク四天王と呼ばれた[3]。一貫して地方や郊外を描くことでも知られていた。

NONFIX』等、テレビのドキュメンタリー番組の演出も手がけている。俳優としても、1991年の片岡修二監督の『買春スペシャル 欲望貴族』や、2006年公開の足立正生監督の『幽閉者 テロリスト』 のほか、2009年に公開された鈴木卓爾監督の『私は猫ストーカー』に出演している[7]

2010年には、4時間38分の上映時間を持つ長編映画『ヘヴンズ ストーリー』を公開するにあたり、同年8月10日 - 同月18日、アテネ・フランセ文化センターで、「The Soul of Zeze 瀬々敬久自選作品集」と題する34作品に及ぶレトロスペクティヴ上映を行った[3]。2011年、同作で芸術選奨文部科学大臣賞映画部門を受賞した[8]

作品

特記なき作品は監督のみ[1][3][7][9]。脚本は共同執筆も含む。

映画

  •  人妻ワイセツ暴行(1988年)- 脚本
  • 豊丸伝説 超変態(1988年)- 脚本
  • 若妻不法監禁(1989年)- 脚本
  • 課外授業 暴行(1989年)- 監督・脚本
  • 獣欲魔 乱行(1989年)- 監督・脚本
  • 痴漢電車 りえのフンドシ(1990年)- 監督・脚本
  • 破廉恥舌戯テクニック(1990年)- 監督・脚本
  • 猥褻暴走集団 獣(1991年)- 監督・脚本
  • 高級ソープテクニック2 個室欲情(1992年)- 脚本
  • 最新ピンサロ情痴 激写!!生本番(1992年 - 脚本
  • 禁男の園 ザ・制服レズ(1992年)- 監督・脚本
  • 緊縛縄調教(1992年)- 脚本
  • 痴漢電車 いけない妻たち(1992年)- 監督・脚本
  • 痴漢電車 巨乳がいっぱい(1992年)- 脚本
  • 制服ギャル 下着大図鑑(1992年)- 脚本
  • 濡れ濡れ 三段責め(1993年)- 脚本
  • 未亡人 初七日の悶え(1993年)- 監督・脚本
  • 人妻・不倫・不倫・不倫(1993年)- 脚本
  • 夫婦交換 超快楽(1993年)- 脚本
  • ワイセツ隠し撮り 夫婦の寝室(1993年)- 脚本
  • ニッポンの猥褻(1993年)- 脚本
  • 未亡人 喪服の悶え(1993年)- 監督・脚本
  • 痴漢電車 エッチな下半身(1993年)- 脚本
  • 連続ONANIE 乱れっぱなし(1994年)- 脚本
  • 高級ソープテクニック4 悶絶秘戯(1994年)- 監督・脚本
  • 覗きがいっぱい 愛人の生下着(1994年)- 脚本
  • 発情カップル (秘)盗撮現場(1994年)- 脚本
  • いやらしい前戯 すごく感じる(1994年)- 脚本
  • 七人の熟女 淫乱(1994年)- 脚本
  • 本番レズ 恥ずかしい体位(1994年)- 監督・脚本
  • ドすけべ母娘(1995年)- 脚本
  • すけべてんこもり(1995年)- 監督・脚本
  • 終わらないセックス(1995年)- 監督・脚本
  • わいせつ覗き 見せたがる女(1996年)- 監督・脚本(「鈴木俊久」名義)[注 1]
  • 牝臭 とろける花芯(1996年)- 監督・脚本
  • 生まれ変わるとしたら(1996年)
  • KOKKURI こっくりさん(1997年)- 監督・脚本
  • (黒い下着の女 雷魚)(1997年)- 監督・脚本・原案
  • あぶない情事 獣のしたたり(1998年)- 脚本(「臼野朗」名義)
  • 汚れた女 (マリア)(1998年)- 監督・脚本
  • 冷血の罠(1998年)- 監督・脚本
  • アナーキー・インじゃぱんすけ 見られてイク女(1999年)- 監督・脚本
  • セックス・フレンド 濡れざかり(1999年)- 脚本
  • HYSTERIC(2000年)
  • RUSH!(2001年)- 監督・脚本
  • トーキョー×エロティカ 痺れる快楽(2001年)- 監督・脚本
  • DOG STAR ドッグ・スター(2002年)- 監督・脚本
  • SFホイップクリーム(2002年)- 監督・脚本
  • 帰ってきた刑事まつり 姦☆刑事 セクサロイド・コップ(2003年)
  • MOON CHILD(2003年)- 監督・脚本
  • ユダ(2004年)- 監督・脚本
  • 肌の隙間(2004年)
  • サンクチュアリ(2006年)
  • 幽閉者 テロリスト(足立正生監督、2006年)- 出演
  • PET BOX ペットボックス ネコと金魚の恋物語(2006年)
  • 刺青 堕ちた女郎蜘蛛(2007年)
  • 16 [jyu-roku](奥原浩志監督、2007年)- 出演
  • 泪壺(2008年)
  • フライング☆ラビッツ(2008年)
  • 私は猫ストーカー鈴木卓爾監督、2009年)- 出演
  • 感染列島(2009年)- 監督・脚本
  • ドキュメンタリー頭脳警察(2009年)
  • ヘヴンズ ストーリー(2010年)※ 第84回キネマ旬報ベスト・テン 3位、映画芸術 1位
  • 愛するとき、愛されるとき(2010年)- 監督・脚本
  • アントキノイノチ(2011年)- 監督・脚本
  • 石巻市立湊小学校避難所(2012年)- 製作
  • マリアの乳房(2014年)- 監督・脚本
  • (ストレイヤーズ・クロニクル)(2015年)- 監督・脚本
  • 64-ロクヨン- 前編/後編(2016年)- 監督・脚本
  • (なりゆきな魂、)(2017年)- 監督・脚本[11]
  • (最低。)(2017年)- 監督・脚本
  • (8年越しの花嫁 奇跡の実話)(2017年)- 監督[12]
  • 友罪(2018年)- 監督・脚本 ※第92回キネマ旬報ベスト・テン 8位、映画芸術 8位
  • 菊とギロチン(2018年)- 監督・脚本 ※第92回キネマ旬報ベスト・テン 2位、映画芸術 3位
  • 楽園(2019年)- 監督・脚本
  • (2020年)- 監督[13]
  • (明日の食卓)(2021年)- 監督[14]
  • (護られなかった者たちへ)(2021年) - 監督・脚本[15]
  • (とんび)(2022年)- 監督[16]
  • ラーゲリより愛を込めて(2022年)- 監督[17]
  • 春に散る (2023年)- 監督

オリジナルビデオ

  • ハイヒールGANG(1991年)- 脚本
  • スキャンダラス・ボディ(1993年)- 脚本
  • スキャンダラス・ボディ2(1993年)- 脚本
  • 極道物語 花町一家四代目 竹田知佳(1994年)- 脚本
  • 学校のY談(1996年)- 脚本
  • 美姉妹色情飼育(1998年)- 脚本
  • 禁断の扉 スカートの中の性衝動(1999年)- 監督・脚本
  • 淫夢 さまよえる記憶(2000年)- 脚本
  • ごろつき稼業 仕事人サブ(2000年)- 脚本
  • ブリード 血を吸う子供(2000年)- 監督・脚本
  • 超極道(2002年)- 監督・脚本
  • 危険なOLたちスペシャル(2002年)- 監督・脚本

テレビ

受賞歴

2021年

関連項目

  • ピンク四天王
  • (京一会館) ※学生時代にアルバイトをしていた京都の映画館

脚注

注釈

  1. ^ 当初、監督は上野俊哉であったが、彼の入院により、脚本を書いた瀬々が途中で引き継いで完成させた[10]

出典

  1. ^ a b c d 瀬々敬久、日本映画データベース、2010年8月6日閲覧。
  2. ^ “OKStars インタビュー - Vol.143 映画監督 - 瀬々敬久”. OKWave (2011年). 2015年12月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e f The Soul of Zeze 瀬々敬久自選作品集、アテネ・フランセ文化センター、2010年8月6日閲覧。
  4. ^ 青春は「待つ時間」だった=映画監督・瀬々敬久さん 毎日新聞 2018年8月21日閲覧。
  5. ^ 人生は矛盾だらけ。そこを乗り越えようと「もがく人」は、魅力的だ
  6. ^ 『アントキノイノチ』瀬々敬久監督 - 映画芸術
  7. ^ a b 瀬々敬久、allcinema ONLINE, 2010年8月6日閲覧。
  8. ^ “芸術選奨、加山雄三さんら31人 (1/2)”. 朝日新聞 (2011年3月22日). 2015年12月8日閲覧。
  9. ^ 瀬々敬久、キネマ旬報映画データベース、2010年8月6日閲覧。
  10. ^ 『日本映画人名事典 監督編』「上野俊哉」の項目より
  11. ^ “瀬々敬久監督「なりゆきな魂、」つげ忠男役・佐野史郎の姿切り取ったビジュアル到着”. 映画ナタリー. (2016年7月31日). https://natalie.mu/eiga/news/195846 2016年8月1日閲覧。 
  12. ^ “佐藤健×土屋太鳳で難病と闘ったカップルの実話を映画化、監督は瀬々敬久”. 映画ナタリー. (2016年12月7日). https://natalie.mu/eiga/news/212205 2016年12月7日閲覧。 
  13. ^ “菅田将暉と小松菜奈W主演!中島みゆきの「糸」が映画に、監督は瀬々敬久”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年6月10日). 2019年6月10日閲覧。
  14. ^ “菅野美穂、10年ぶり映画主演! 高畑充希&尾野真千子と共に瀬々敬久監督と初タッグ”. 映画.com (エイガ・ドット・コム). (2020年12月10日). https://eiga.com/news/20201210/3/ 2020年12月10日閲覧。 
  15. ^ ““容疑者”佐藤健と“刑事”阿部寛が対峙 「護られなかった者たちへ」ビジュアル完成&21年秋公開”. 映画.com. (2020年12月10日). https://eiga.com/news/20201210/5/ 2020年12月10日閲覧。 
  16. ^ “阿部寛と北村匠海が重松清原作の映画「とんび」で初共演、監督は瀬々敬久”. 映画ナタリー (2021年1月28日). 2021年2月2日閲覧。
  17. ^ “二宮和也が捕虜に希望の火を灯す「収容所から来た遺書」映画化、監督は瀬々敬久”. 映画ナタリー (2021年10月18日). 2021年10月18日閲覧。
  18. ^ “【報知映画賞】瀬々敬久監督、震災と向き合い作品賞「みんなの力が結集した結果」”. スポーツ報知 (2021年12月1日). 2021年11月30日閲覧。

外部リンク


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