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渡部 哲哉(わたなべ てつや、 1973年4月23日 - )は、日本の作曲家・編曲家・サクソフォン奏者。株式会社ネクサス音楽出版代表取締役。常葉大学短期大学部音楽科非常勤講師[1]。一般社団法人「全日本校歌協会」理事[1]。作曲集団「風の会」会員[2]。元航空自衛隊音楽隊員。
人物
東京都田無市(現・西東京市)生まれ。編曲を小学校1年生から、サクソフォンを高校から始めた[3]。
埼玉県内の高校を卒業後に進んだ東京コンセルヴァトアール尚美(現・尚美ミュージックカレッジ専門学校)で、選考優秀賞及び総合優秀賞を受賞[2]。1996年に同校を首席で卒業[2]し、航空自衛隊に入隊。浜松基地(静岡県浜松市)に所在する(中部航空音楽隊)に配属[2]。
1997年、日本吹奏楽学会主催「管楽合奏のための作編曲コンテスト」で「佳作」入選および「審査員特別賞」を受賞[2]。
2002年、日本吹奏楽指導者協会(JBA)下谷賞選考会で「下谷賞優秀賞」(第1位)受賞[2]。同年、防衛庁から第3級防衛功労章を授与された[2]。
2004年、自由演奏会作曲コンクールで「最優秀賞」(第1位)を受賞[2]。
中部航空音楽隊でコンサートマスターを務めていたが、2017年3月に航空自衛隊を依願退職した[4]。同年4月、浜松市内に「ネクサス音楽出版」を設立し、代表取締役に就任した[4]。
サクソフォンを小串俊寿に、室内楽を服部吉之・岩本伸一に、指揮法を林紀人に、作編曲を伊藤康英・髙橋伸哉に、吹奏楽指導を鈴木孝佳(TAD鈴木)・近藤久敦に、それぞれ師事した[4]。
主な作品
作曲
- コンサートマーチ「ジョイフル・ポケット」〜私の大事なおもちゃ箱(2002年、JBA下谷賞)
- 吹奏楽のための舞楽「古都の彩」(2003年、JBA下谷賞佳作)
- 行進曲「風の音に乗って」(2004年、自由演奏会作曲コンクール最優秀賞)
- 「オマージュ」〜限りある空の時を
- 行進曲「春色の扉」(2003年、JBA下谷賞佳作)
- 「オマージュ」〜潤いは全てに生命を与えた
- 落ち葉の舞う季節(木管三重奏・クラリネット八重奏・木管八重奏)
- 「花柳の舞」〜舞妓たちの光と陰(金管八重奏・吹奏楽)
- 懐古の時間(木管五重奏)
編曲
- 映画音楽「来たるべき世界」(A.ブリス)
- 歌劇「いやいやながらの王様」より「ポーランドの祭り」(シャブリエ)
- 組曲「ナイアガラの大瀑布」(グローフェ)
- 「海猿」〜ハイライト(佐藤直紀)
- 「(Always 三丁目の夕日)」〜ハイライト(佐藤直紀)
- 「(交響組曲「天地人」)」(大島ミチル)
- 「(交響組曲「龍馬伝」)」(佐藤直紀)
他、400余に及ぶ。