浮間(うきま)は、東京都北区の町名。現行行政地名は浮間一丁目から浮間五丁目。住居表示実施済み。郵便番号は115-0051[2]。
地理
東京都北区の北西端に位置する。地区の北を荒川が、南を新河岸川が流れ、北区本土から画されている。北は荒川を挟んで埼玉県川口市荒川町・戸田市川岸[4]、東は赤羽北、南を新河岸川を挟んで対岸に小豆沢、東坂下、西を板橋区舟渡と接する。
町域の中央を東西に埼京線の線路が走り、地区東端および西端に鉄道駅が所在する。荒川河川敷に当たる北端は広大な河川敷緑地が広がる。水運を利用した中小の工場も多数立地している。
地価
住宅地の地価は2018年(平成30年)1月1日の公示地価によれば浮間2-24-22の地点で34万3000円/m2となっている。
歴史
1926年に、埼玉県北足立郡横曽根村(大字浮間)から東京府北豊島郡岩淵町に編入された[5]。浮間は、従来は埼玉県川口市や戸田市のように荒川左岸であったが、荒川の河道を変更し、浮間は荒川左岸の旧横曽根村(現・川口市)から分断されて荒川右岸に位置した事により、浮間は地理的に旧岩淵町と陸続きになったことによる。
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地名の由来
荒川に突き出た形が浮島に見えたことから起きた地名。かつては「浮間ヶ原」と呼ばれサクラソウの名所であった。このサクラソウの自生地は現存しない。
世帯数と人口
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6][7]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
浮間一丁目 | 全域 | (北区立浮間小学校) | (北区立浮間中学校) |
浮間二丁目 | 全域 | 北区立西浮間小学校 | |
浮間三丁目 | 全域 | 北区立浮間小学校 | |
浮間四丁目 | 全域 | 北区立西浮間小学校 | |
浮間五丁目 | 全域 |
交通
鉄道
バス
- 国際興業バス ※出入庫に伴う区間運行系統は省略。
- 浮間舟渡駅:東練01 高島平駅経由東武練馬駅行き、東練05 西台駅経由東武練馬駅行き
- 浮間二丁目:赤06 浮間舟渡駅行き・赤羽駅東口行き、赤71 浮間舟渡駅行き(深夜バス)
- 浮間四丁目:赤06 浮間舟渡駅行き・赤羽駅東口行き、赤71 浮間舟渡駅行き(深夜バス)
- 浮間五丁目:赤06 浮間舟渡駅行き・赤羽駅東口行き、赤71 浮間舟渡駅行き(深夜バス)
- 浮間工場街:赤06 浮間舟渡駅行き・赤羽駅東口行き、赤71 浮間舟渡駅行き(深夜バス)
- 浮間三丁目:赤06 浮間舟渡駅行き・赤羽駅東口行き、赤71 浮間舟渡駅行き(深夜バス)
- 浮間団地:赤06 浮間舟渡駅行き・赤羽駅東口行き、赤71 浮間舟渡駅行き(深夜バス)
- 浮間一丁目:赤06 浮間舟渡駅行き・赤羽駅東口行き、赤71 浮間舟渡駅行き(深夜バス)
道路・橋梁
- 浮間橋
- 新河岸大橋
- 新河岸橋
施設
- 浮間区民センター(浮間二丁目)
- 浮間水再生センター(浮間四丁目)
- 北区立浮間小学校(浮間三丁目)
- 北区立西浮間小学校(浮間二丁目)
- 北区立浮間中学校(浮間四丁目)
- 荒川河川敷緑地(浮間一・二丁目)
- 浮間公園(浮間二丁目)
脚注
- ^ a b c “世帯と人口”. 北区 (2017年12月10日). 2017年12月19日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月19日閲覧。
- ^ 川岸とは荒川右岸の飛び地で接する。
- ^ “” (PDF). 国土交通省 関東地方整備局 (2008年11月12日). 2013年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月17日閲覧。
- ^ “小学校通学区域一覧”. 北区 (2017年11月7日). 2017年12月19日閲覧。
- ^ “中学校通学区域一覧”. 北区 (2017年4月1日). 2017年12月19日閲覧。
外部リンク
- 北区